〜溢れ出る想い〜
つぶやききれぬ想いが今ここに爆発する。
己の謎を己で解き明かす・・・
人間とは何か?
謎のド素人とは何者か?
生きるとは?
まだ
誰も見たことのない 高みへ・・・
2023-08-29(火)
あれから・・・
世の中を怨んだことも存在(あ)ると言えるのだろうか。
世の中の総てがイヤになり飛び出していった世界では、自由であるが故の苦しみさえも付き纏ってくる中で、ひたすら己自身を探そうともがいてる長い長い旅のようにも思え自分(ひと)の人生を生きてゆくとは何なのかを、ずっと考えてきたように思うのである。
どうしても人間(ひと)を怨むのは筋違いのように感じていて、世の中そのものを怨んでいたのだとすれば、実は、それこそ筋違いで覚醒のために訪れる試練をただ拒み続けてきただけのようにも感じるのだ。
世の中に冷たくされて
ひとりぼっちで泣いた夜
もうダメだと思うことは
今まで何度もあった。
頭の中を駆け巡ってるのはそのフレーズで、とある楽曲の歌詞であることは謎のド素人のつぶやきを熟読してくれている方々なら既に察しはついていると思うのだが、我にとって教科書的存在であるバンドの作品なので何度でも記してみよう。
『終わらない歌』名曲である。
雨風凌げる場所を求めて転々としていた過去。いつしか簡易テントは必需品となり、それを持ち歩くのが当然のような暮らしを楽しんでいたある日のこと、風は強く、土砂降りの豪雨で、突風にテントごと飛ばされて不時着した先に彼らは存在(い)た。
まるで大家族のようなその集団はそれぞれが自由で自分(ひと)の人生を生きているように見えるのだ。
『ここで暮らすのも悪くないか』
そう感じた矢先、質問攻めに苛まれる我は不時着したいきさつを忘れていた。
それを確かめるような質問もいくつか飛び出してきた。
『何処から来た?』
『どうやって来た?』
『何しに来た?』
『誰と来た?』
『生きてるのか?』
『傷みはあるのか?』
どうやら不思議な光景に興味津々のようで多くの者が寄ってきたのだが、元々が無口なキャラの我としては総ての質問に答えることもなく、その集団のリーダーらしき者の質問には答える気になっていた。
『どうやってって、気づいたらここに落ちてたんだ。』
実際、不時着するまでの間
眠っていたようなもので、その衝撃で目覚め慌てて外に出ると景色がまるっきり変わっていて驚いた記憶が存在(あ)る。
ありのままを答える我に更に更に質問は続く。
『目的は?』
どうやら、ここのリーダーも無口なようで同じにおいを感じ取ったのだが、はたしてどうなのか。
『死ぬまで生き抜くこと』
脈絡のないその質問にそう答える我が存在(い)た。
『何が出来る??』
『そりゃ、飛んで流されることくらいかな』
ここに来るまでのいきさつを短く語ったつもりだったのだが質問の意図とはなんか違うようだ。
『気に入った。ここで暮らせ。今日からお前は鳥の巣頭だ・・・』
勝手に名前まで付けられるほど気に入られたのは意図せぬ答えだったのだろうか。
こうして『番外連合』と共に生活をしだし、仲間のありがたみを感じ、孤独(ひとり)の能力(ちから)を伸ばしてきた我が存在(い)る。
無実の罪を着せられようと真っ直ぐ生きてゆく彼らを人々はきっと忘れやしないだろう。
リアルかファンタジーかなんて気にならなくなるくらい何かに没頭している本日、訪れたここでは焼けるような陽射しに負けそうな意識を隠しながら散歩を楽しむ輩が発見されている。
この物語は史実である。
馴れ合いは
好きじゃないから
誤解されてもしょうがない
それでも僕は君のことを
いつだって思い出すだろう
そんな九日前の刻 か・・・
謎のド素人さん
ずっと求めてきたものは、総て心の内(なか)に存在(あ)り、まだまだ外(おもて)に引っ張り出しきれずにいる未熟者でございます。
それでも生きてゆく・・・
「あれから・・・」へのコメント
コメントはありません。
コメントを書く
[*最近][過去#]
分類してみた