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名前変換無極短小説 ※狂・グロ・微裏…含有※ shortの小ネタになるので内容が被ることがあります
2012-04-29(日)
つまりあなたが(脳噛)

私は人間。でも魔人であるネウロと同じになりたかった。それか、理解したいと思った。だから絶食したら一週間も経たない内に貧血で倒れた。
しかもネウロの前で。


「馬鹿か貴様は。我が輩は食べたくても食べるもの(謎)がないと言うのに貴様は食べるものがありながらそれを敢えて食べないとは…馬鹿だな」


「……二回も馬鹿って言った…」


目が回って気持ち悪い。弥子ちゃんはコンビニで何か買ってくると飛び出して行ってしまった。私はネウロに膝枕をされていた。ネウロがデレた。


「ネウロは空腹なんでしょ…?」


「嗚呼、そうだ」


ネウロの冷たい指が手袋越しに私の頬を滑る。それが気持ちよくて目を閉じた。


「ネウロの気持ちが分かりたかったの」


「分かってどうなると言うのだ」


目を開けるとネウロがドSの表情で笑みを浮かべていた。


「分からない。でも、ネウロと同じか似た何かになりたかったの。共有したかったの」


「ふむ、理解し難いな」


ネウロはね。相手と何かを共有したいとか一緒になりたいと思うのは相手が好きだからだよ。愛ってね、同じ方向を向くことなんだって名言があるの。伝わればいいのになぁ私のいじましい恋心。


つまりあなたが好きってことです。



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