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★右京の日記★←建前ではなく、本音を語る日記です(^^)
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T2、Y1
2019-08-10(土)
とんでもないことでございます

「とんでもない」
 この言葉を、誰でも一度くらいは使ったことがあると思う。私もよく使う。

 ところで、日本語には「敬語」がある。その上、「丁寧語」、「尊敬語」、「謙譲語」の3つに分かれていて、やっかい極まりないことこの上ない。

 それらの差異についてはまたの機会に書くとするが、この「敬語」が、日本語が最も学習しづらい言語の一つであると言われる所以である。しかし、自分よりも年齢や役職が上の人、初対面の相手、または店員などがお客さんに対して、使うということは、少なくとも、日本人なら誰しも知っていると思う。そして、ある程度の年齢になれば、誰でもそれなりに使えるようになる。


 そんな中で気になるのが、「とんでもない」という言葉だ。これを敬語で言えと言われると、ほとんどの人は「とんでもありません」あるいは「とんでもございません」と答える。
 しかし、これは間違いなのだ。というのは、「とんでもない」は「きたない」と同様の「一続きの言葉」だからである。だから、「とんでもありません」、「とんでもございません」は「きたありません」、「きたございません」と同じ、ということになってしまう訳だ。


 じゃあ、なんて言うの?
 そう、正解は「とんでもないことでございます」。


 しかし、私の人生で、こう言われたことはまだ1度だけである。それも、つい最近だ。若いのによく知ってるな、と却って驚いてしまった。

 皆さんも言う機会があれば、こう言ってください。
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