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小説とか映画とか好きな人がえらい適当な話をするよ
2008-07-26(土)
百万円と苦虫女

渋谷に行って百万円と苦虫女を観てきました。ミニシアターってポップコーン食える雰囲気じゃないのな。

映画は、人間関係が嫌になって自分を探さない、自分を見つめない旅をする女の子の話。
意外と芯の強い主人公、ままならない理不尽な環境、他人から与えられる暖かい気持ち、たまに変な現実、致命的な勘違い。フワフワしつつも地に足がついたストーリーはとても秀逸で、個人的に邦画では「花よりもなほ」に続いて好きと素直に思える作品でした。

タナダユキという監督さんを意識したのは初めてですが、とても才能ある女性だと感じます。演技もできて、脚本も書ける、しゅばらしいなぁ。若いし、単館も良いけど今後はもっとデカいところで観れる規模のものを作ってもらいたいものです。

こういう映画を観ると、映画を撮りたいって気持ちになります。人生的に無理なので(笑)、漫画や小説を表現方法にするしかないんですが。
やっぱり映画って、いいな。
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