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★新・シマダの頭★ 劇団員・島田のなんでも日記。 寝ぐせに覆われた根暗なアタマの中をどうぞ。
2009-03-19(木)
港のヨーコ

本日稽古日&エリザベートの誕生日。
劇団に入ってくれた時は高校生だった。いつの間にか二十代。
非常口は万年人員不足で、立ち上げメンバー三人+エリザベートという時期もあった。
ずっと居てくれて本当にありがたいのだ。
ふれせんでケーキを食べつつ感慨深い気持ちになる。


「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」
は歌でありドラマだ。あの詞はまさに物語だ。
せつないんだわ。

一年前、半年前、三月前、一月前、そして、たった今。
歌はそこで終わる。
ヨーコの行方を追う男。

行く先々で聞く関係者の話から浮かび上がるヨーコの姿。
髪は長く、きっと綺麗な娘だ。
したたかさを装いながらも、どこまでも孤独で、痛々しい。
たったひとりで浮き草のように生きている。
そんなヨーコを探し続ける男。
だが、たった今まで座っていた店を訪ねたところで歌は終わる。
最後に、店の男から言われるのだ。
「あんた、あの娘に惚れてるね」

ドラマだ。
のど自慢はこれで応募した。

ほとんどせりふ。
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