みんなの日常
更新履歴にはのりません。夢、CP混合!
溜まったら各部屋に再録予定。
2010-12-31(金)
紅勾+青后(現パロ)
去る年に思い出を
「今年ももう終わりか…」
「案外、神将として過ごしていた時より長く感じますよね」
「そうか?私はどちらも同じように短く感じたが」
「ふふ、昔から勾陳は自分のペースを崩しませんからね…
」
「そうか?お前だって、そんなに変わらないとおもうけどね?」
「私は…昔よりは色々振り回されてる気がしますね…」
「天后、ちょっと青龍に話があるんだが…」
「あ、別に青龍が悪い訳じゃないの!…昔より近い所に居るから、色々発見もあるし…」
「ほう…じゃあ折角だし、聞かせて貰おうかな」
「からかわないで…というか、勾陳は年々騰蛇の扱いが凄いことになってない?」
「そうか?別に変わらんだろう」
「いや、変わったわよ、確実に。だって…」
と、天后が更に続けようとすると、急に部屋と庭を繋ぐ窓が開いた。
「…寒い」
「勾、お前、コタツに入りながらそれはないだろう…」
入ってきたのは窓拭き用具を抱えて震えている紅蓮だった。
「それでも寒いものは寒いだろう。早く中に入って閉めろ」
「窓拭き押し付けといてよく言うよお前は…」
「ジャンケンを持ち掛けて負けたのはお前だろう?私と天后はお節料理も作ったしな」
「………」
「騰蛇、お疲れ様。もうすぐ青龍も帰って来ますからお昼にしましょう?」
「そうだな、雑煮でも作るか…騰蛇は手洗いとうがいでもして来い」
「小さい子どもか、俺は」
「正月に風邪を引かれても困るんでね」
「…それは正月の間の家事を丸投げされたと受け取った方がいいのか?」
「よく分かってるじゃないか」
「はぁー…」
そんな勾陳と紅蓮との会話を見た天后が苦笑していると、買い物袋を大量に持った青龍が帰って来た。
「あ、お帰りなさい。重かったでしょう?ありがとうございます。」
「あぁ…というかお前、この量を一人で買いに行こうとしてたのか?」
「?えぇ…皆忙しそうですし…青龍も、本当は忙しかったでしょう?」
「別に買い物に行く暇が無いほどじゃない…次から荷物が多そうな時は言え。着いていく」
「?ありがとうございます」
「じゃあ青龍、窓拭き2階の分頼…」
「断る」
「空気を読め騰蛇。」
「…暇がある奴はどんどん働いて貰わないと俺の仕事が増える一方なんでな」
「主夫の宿命だ」
「誰が主夫だ、誰が」
「ほら、青龍も騰蛇も昼にするから手を洗って来い」
そして二人が部屋から消えた後、天后と勾陳はお互いに笑った。
「なぁ、青龍」
「なんだ」
「俺達今年も上手く使われてるような気がしないか?」
「お前だけだ、そんなの」
――――――――
全然up出来てないのでとりあえず。
年々女子二人が強くなってるよな…という話
愛する人と年を越せればいいんです。なーんて…
皆さま、よいお年をお迎え下さい(^-^)
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