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Thanks for you!!
優しい革命者達に
安らかな休息を!


私の膝の上に頭を乗せて、すうすうと規則的な寝息をたてながら眠っている、愛しい人。私は見たかんじより柔らかい、茶色の少しくせのついた髪を撫でている。彼の微笑みながら眠る顔が見えて、どこか、安心。これだけで幸せになれるなんて、自分でも驚く程に人間らしくなったものだ。それも、全て、ロックオンのせいです(こういう時は“ロックオンのお陰で”と言った方がいいのでしょうか)。

「ん…おはよ、ティエリア」

そうしてるうちに、ロックオンは起きてしまったようで。

「今は朝ではありません」

「いや、地球の何処かじゃあ、今頃太陽が昇り始めてるんだぜ」

「それは当たり前です」

そんな、くだらない話をしていると嬉しさを感じる。そしてそれは血生臭い戦争を少しの間だけ忘れさせてくれるのだ。安らげる時間。貴方と居ると、特に。
そして私が微笑みかけると、貴方は微笑みを返した。


優しい革命者達に安らかな休息を!


(この時の貴方の笑顔には苦しみが隠されていないから、余計に、好き)


続いて土沖文。


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