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無機質な機械の中、俺は真っ直ぐ正面を見た。色々な人間が此方を見ていて、何かを紙に書いている。俺の世界はこの小さく狭い機械の中だから。言葉を発しようとしてもそれは、音にもならない。ずっとずっと前を向いて、一人一人と部屋から出て行って。残ったのは俺だけだった。俺だけの筈だった。
(なぜ、アナタは其処に居る?)
目の前には白銀。硝子張りの機械に手を置いて、此方を見ている。その瞳は悲しげで、何かを耐えているように見えた。
(何が、)(悲しいの?)
そう聞きたいのに聞けない。この世界が今になって恨めしくなった。だからせめて、口を動かし伝える。分かってくれると嬉しいな。
(泣かないで、)(泣かないで、)
惜しみ無く接吻
アナタが零した言葉は"ありがとう"?…それとも"ごめんなさい"?
ねぇ、聞こえないよ。
ルーク誕生を捏造
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