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ここ最近会えていなかったナルトからの突然の呼び出しに密かにワクワクしていた。

待ち合わせの場所は懐かしいアカデミーの教室
ここで様々な事があった。楽しいこと、辛いこと、悔しいこと。
その全てがナルトとの大切な思い出。どれも色あせる事なく、私の中に輝いている。

アカデミーに足を踏み入れると見知った気配に少しガッカリした。
なんだ、皆いるのか…
そう思ったのも束の間、素のナルトの気配がして、教室へ向かう足を速めた。
何だかおかしい、嫌な予感がする。


ドアを開けると、そこには涙を流す下忍や上忍の姿。
何時もはすかしているサスケくんまでもが泣いていた。
もしかしてナルト正体バラしちゃったとか・・・?
それなら言ってくれれば良かったのに
なんて考えてると、ナルトから声をかけてきた
「実は今、皆に正体をばらした所」

やっぱりね・・・しかし、そのままナルトは黙ってしまった。
しばらくの沈黙に、皆の泣き声だけが響く。
あぁ、嫌な予感がする。私のカンよ外れて。
そしてナルトは苦しそうな表情で口を開けた。


「いのに、大切な話があるんだ・・・









実は、俺の寿命はあと1ヶ月なんだ…。」



唐突に告げられた言葉を
その時理解できなかった・・・


つづく


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