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【紐使ってみました】

*ニル刹
*18禁













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「刹那ー、いらない雑誌あったら一緒に捨てるから出して」

部屋の掃除をしていたロックオンが大きな声で刹那に声をかけた。
それを聞いた刹那は、思い出したようにベッドの下からある雑誌を取り出し、それをロックオンの元へ差し出した。

「お、サンキュー」

刹那が持ってきた雑誌を何気なしに手に取り、紐で縛ろうとした。が、その雑誌を見てロックオンは焦った。

「ちょっと、え、刹那……これ、ええっ、どうして」

渡された雑誌と刹那を交互に見ながら、うろたえながら言葉にならない言葉を発する。

「いらない雑誌を持ってきた。お前のベッドの下に置いてあったから」
「置いてあったんじゃなくて隠してあるんだよ! ってこれ、いらなくないし! 何勝手に……」
「俺にとってはいらない」

少し怒ったように、早く捨てろと言わんばかりな口調で冷たく睨みつける。
それに僅かに怯むも、負けじとロックオンは反論する。

「男にはこういう物は必要なんだよ!」
「俺がいるのにか?」
「そ、それとこれとは別で……」
「どう別なんだ? お前は俺では飽き足らずこの雑誌で抜いているということか?」

雑誌を指しながら静かに怒りを放つ。その冷ややかな怒りに勝てないと、観念してロックオンは素直に刹那に頭を下げた。

「すみませんでした」

謝った瞬間、ロックオンはある事に気付いた。

――ん? 刹那は自分以外をオカズにして抜いてる事を怒ってるわけだから……刹那と思う存分エッチしていいってことだよな!

にやりとロックオンが笑った。
顔は床を向いていて、刹那にその表情は見えなかった。

「ちゃんと捨てとけよ」
「ああ、捨てるけど……そしたら俺、夜のオカズがなくなる」
「そんなものは知らない」
「だから、刹那が毎日抜いてくれるってことだよな!」
「は? おい、やめっろ! ロックオン……っ」

後ろから羽交い締めにし、素早く雑誌を縛っていた紐で刹那の両手を後ろ手に縛った。
あまりの速さに刹那は抵抗すら出来なかった。

「ロックオン、外せ!」
「だーめ。刹那が慰めてくれるんだろ? この雑誌みたいに」

不敵に笑うロックオンに、刹那は嫌な予感がした。
きれいに服を脱がされ、あっという間に全裸にされてしまう。

「おい、何するんだ……」
「え? 亀甲縛り。一回やってみたかったんだよな。刹那のお許しもでたし早速」

ふんふん、と鼻歌を歌いながら手際よく刹那の体に紐を巻いていく。
いつ練習したのか、するすると刹那の体に見事、亀の甲羅の形が現れた。



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