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 『高尾!あたしの新作物真似を見よ。《お

前達!いい加減にするのだよ。》どや!』


 「アハハハハwwwwww腹いてー!似てる!

激似だよ。」


 『でしょ〜?一ヶ月間、緑間を研究した

からね。まぁ、お陰で付き合ってるんじゃ

ないかと噂されたが……《関係ないね。》』


 「おぉっ、あぶでかできたか…じゃあ俺

も…《いくぜっ!》」


 『おぉ〜、似てるよ。』


 「だろ?うちの父ちゃんが、大好きなん

だよ。」


 『あぶでかは、世代を越えて愛されるか

らね。』


 「なぁ!」


 「お前達は、俺の机の回りで何をしてい

るのだよ。」


 「『えっ?あぶでかごっこ!!』」


 「声を合わせて言うな!」


 「合わせたんじゃなくて合っちまったん

だよ。お互い、同じ事思っただけだって!」


 『でもさ…あたしと高尾って、ハモる率

高いよね。』


 「確かに………前世は双子だったりして

な。」


 『なるほど………会いたかったよ。兄さ

ん!』


 「俺もだ。弟よ。」







演技調で語り、抱き合う二人。






 「おっ、また始まったぞ。バスケ部劇場。」


 「今日の演目はなんだ?」


 「あの二人だと、抱き合ってるのも許せ

ちゃうんだよね。」


 「緑間は参加しねぇのか?」


 「するわけないのだよ。」


 「え〜、真ちゃんも参加しようぜ。」


 『そうだよ。参加してよ。真ちゃん。』


 「その呼び方をやめるのだよ。」


 「『真ちゃんの前世は、俺/あたしらの

母ちゃん/お母さんだ。』」


 「何故、お前達の母親にならなくてはい

けないのだよ。」


 「『いいじゃん!!!母ちゃん/お母さ

ん!!!』」


 「だから…俺は母親ではないのだよ。」





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