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ティキの部屋でまったり読書。ベッドの上を占拠してゴロゴロしながら本を読んでいた俺は、ソファーで同じように本を読んでいたティキに手招きされた。
栞を挟んで本を閉じると呼ばれるがままにソファーに近づく。


『なあにお兄さ、』



ん、



ま、と溢した声はティキに吸い込まれて。


『どうしたの』

「手に届くところにいるのに触れないのは寂しいだろ?」


ま、ごもっとも。


***
→雷鉢





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