１
櫻木 雄大[ｻｸﾗｷﾞ ﾕｳﾀ]×野岐 和也[ﾉｷ ｶｽﾞﾔ]
｢ゴメン!!｣
大勢の生徒が見るなか、俺は雄大にむかって頭を下げた。
｢なら…これを背中に貼って、校内を一周してきてください｣
そう言って雄大が差し出したのはＡ４用紙。
そこには
『俺は世界一淫乱です』
と書かれていた。
｢む、無理だ!!恥ずかし過ぎる///｣
｢はぁ…ならしょうがないですね。これならどうですか？｣
俺が勢いよく首を横に振ると、また違うＡ４用紙を見せてきた。
それには
『俺を犯してください』
と、さっきよりありえないことが書いてある。
｢もっと酷くなってる!!｣
それにも俺は首を横にに振った。
｢許して欲しいんですよね？何ならいいんですか？てか、君に拒否権があるんですか？｣
確かに許して欲しいけど…
｢……俺は、雄大だけの前なら何でもいい…｣
｢可愛いこといいますね…なら、僕の部屋にイきましょうか？｣
俺が小さめに呟くと、クスｯと笑って俺の手を引き廊下を歩き出した。
(字が違う!字が!!)
続編は短編にあります。
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