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最終(46)話『ファイナルV・お守りハピラッキー!まとばより愛をこめて・・・』
By 聖海波空孤
2008-01-20 20:39:04

とうとうこの回が来ました・・・。結論から言えば、『よかった』です、この最終回。いろいろオドロッキーな仕掛け満載でした。

◆前回の続きからスタート。膨張する謎の空間から現れた、髑髏のような謎の生き物(?)。どうやら、異なった力(白黒)が合わさって生まれた、間違った存在らしいですよ。・・・・ひでえ生い立ち設定だなぁ。混沌さん好きの身としては、他人とは思えない不遇な設定だ(苦笑)。ヒミヒミより不遇じゃんか。

ゲンキとジェロが合身したジェロニクスゲンキ。デザインが微妙・・・・。前髪のカールが横で撥ねすぎ(笑)。眉毛は二人の中間ぽい。某フュージョンみたいに、二人の声が重なってたらどうしようと思いましたが、それはなかったです。基本がゲンキですね。

暴れる謎の生き物(BMモバイルによると、『中心体』と呼ばれてたので、以後『中心体』と呼びますね)。ディアナとクロノズーが持て余したくらいのパワーがあるのに、その波動を片手で受け流すジェロニクスゲンキ。中心体に触れただけで、一旦その中心体を砕いちゃった!!
・・・・・・うーん・・・・、ますます超聖神の威厳がなくなるなぁ。というか、やっぱモノを言うのは力なのか。

自分自身の存在に苦しむ中心体。中心体が泣いてるよ・・・・。
さっきまでは頭だけだったけど、今度は周りの岩(?)で体を作って、再びジェロニクスゲンキに挑む。それすらも、あっさり受け止めるジェロニクスゲンキ。どんだけ強いのか!

苦しんでいる中心体を見て、『君を救おう』と言いながら、剣を抜くジェロニクスゲンキ。五苞星の陣を切り、放つ技は『七聖流弾層剣』(←BMモバイルでこの文字だった)。中心体も抵抗しますが、次元の向こうで仲間の声援が聞こえる。わあ、氷ミコやウルフライはともかく、ロココや神帝までもが応援役にまわるとは!
仲間の想いを受け止めたのか、さらに力を増したジェロニクスゲンキは、ついに中心体を破壊。上空を埋めていた、真白真黒の最終兵器の層は分裂し散っていきました。
下(氷ミコたち)を見て微笑むジェロニクスゲンキ。
・・・・・中心体は、あれで救われたのか?間違った力が合わさって生まれたって言ってたから、また白黒の分裂して散って行った空間が、本来のカタチに戻ったのなら、空間の中心体も本来の姿に戻れたということですか?そうかもしれないな。じゃないと、あの中心体の設定辛すぎだろ・・・・。

◆でも、まあいいや!あれがマンドロじゃなかったから!!あれがマンドロだったら、私は最後の最後で『祝』を嫌いになってたかもしれない。マンドロじゃなかった〜!万歳三唱!!!マンドロは、きっと今もまとばの還流を守っているわ!アニメに出なかったから、その辺は空想自由よね☆



仲間の所へ降りながら、また二人に戻るゲンキとジェロ。守り抜いた世界を眺めて、感極まってゲンキの胸で泣き出すジェロ。氷ミコが『妬けちゃうな』とか言ってるけど・・・・、元に戻ったジェロは男だろ。
というか、なんでジェロがわざわざ女になったのかわかんない・・・。BMの世界では明確な性別はないんだし、むしろ同性型の二人が融合する方がBMっぽくて好きだなぁ、私は。

ちなみに、ビギナーさんの為に同性型同志の合身の例を上げると、ダンさん、ピーくん、うっしーは、同性型の天使と合身して神帝になってます。
あと、シールではイエロスと毘沙タモンも合身してるよ。

この前例を具体的にハピラキで放送しなかったから、ジェロを女にしたのかな?世間的には男の子同志(もしくは女の子同志)の融合の方が不自然に見えるのかもしれないしな。この辺の感覚は古参ビックラーの私にはよくわからん(苦笑)。

とにかく!最後の最後でゲンキとジェロの大活躍!!ひかり源層期が守られ、必然的にフェニ様たちの帰る未来の世界も、とりあえずは保たれたようです。仲間たちにもみくちゃにされて歓迎される二人。笑顔がいいねぇ☆
既に威厳のかけらもない二人の神様は、お守りたちの活躍を見て、反省している様子。和解はしないけど対立もしない、休戦ということで合意したみたいです。・・・・・・・・・アニメ版BM原始の神様ってこんなもんなのか???
ファースト時代での超聖神は荘厳で不思議で偉大な感じで(なにしろ顔すら見せなかったからな・・・・)、シャキーンとかズドーンとかそういう存在じゃなかったのだが。うう、この神様の安っぽさは最後まで不満だなぁ・・・・。姿見せた時点で転落は免れなかったか。

と、ここでサブタイトル!タイトルコールまでほぼ半分の時間を使ってますよ!!


◆再び平穏が訪れたまとば。いや、ディアナ居るから真白域か?平和に貢献したゲンキとジェロが、なにやら表彰されるようです。会場のドアの外で緊張して待つ二人。緊張して腹が減るとは、さすがゲンキです。
・・・・ドアの横にくさび打王と常緑神がいるなぁ。聖球天使は結局、本編では超法師と桃源如来しか出なかったけど、どうやら全員居そうです。・・・・うん、この時点で確実にシール版とは別展開だね。気持ちいいですよ、ここまで別にしてもらえると☆半端にリンクされてシール情報もみ消しの2000の方が、色々頭痛かったもの。BMはアニメの段階で既に二次創作。だから、各メディアによるパラレルこそ醍醐味なのです!

◆今まで出たキャラ総出演の拍手で迎えられ、緊張したまま進むゲンキとジェロ。この拍手してるキャラの中に一瞬だけど、

イカロスとテンマ居た〜〜〜(喜)!!!!

わああ、無事だったのか!!というか、17話以降どこで何してた!!?放映開始前、私は、君達が主役になると信じてた人の一人だよ。ああ、でもハピラキではイカロス無事なんだね。テンマと笑って生きられるんだね!その可能性が示唆されただけで私は嬉しいよ☆
イカロス磔のエピソードはアニメで見たかったけど、ハピラキではさすがに無理だったろうし、笑って生きてる二人を見られるのがこんなに嬉しいとは思わなかった!たとえモブ出演でももういい!おじさんの翼も戻ってたし(笑)。
あと、7福士が全員リアルサイズになってたな。吉福神は小さいままだが。7福士って大きくなれるのね。ちょっとびっくりだ。


ディアナから懺悔と祝福の言葉をもらい、改めてまとばの民から拍手を受ける二人。しきりに照れてます。そして。

◆そんな二人に気づかれぬよう、そっと会場を抜け出すヤマトたち。ここのこっそり会場を去るアングルが、それに気付かないゲンキとジェロの笑顔の後ろで、足だけが去って行く描き方でこれだけでかなりグッときました。
そう、未来へ帰らなくてはならないのです。・・・・・・あの、悲劇の待つ未来へ。

・・・・・・・・・・帰らなくていいよお!!若神子たちが、こう少年らしく遊んだり、バイトしたりしている姿は、ハピラキあってこそだ。フェニ様が、あんな笑顔をしたのもハピラキ(温泉編)が初だ。フェニ様はいつも重い使命を背負って、守ることとと戦うことの矛盾と戦い続けてた。
未来へ帰ったら、また苦しさに耐えた笑顔しか見られなくなる。そして、最期は全員濁流に飲まれて・・・・・・・・・・・・!あれは、未だに多くのビックラーにトラウマを残してる(シールも苛酷な結末だったけど、まだ“きれいさ”があった)。

私はそんな未来を知ってるから、この『未来へ帰る』というのが、単なる別れに思えないのです。

◆一方、そういやネロ姉さん。どうやら入院中の様子。あれだけ死亡フラグを立てておきながら、最後まで生き延びてくれました!私は心配したんだぜ!悪役ってのは生き残れない宿命があるからさ〜。だけど、ネロ姉さんの人徳のおかげかしら?まあ、最後はかなりグレーな悪役になったけど、無事でなによりだ☆
療養で表彰式に出られなくて残念そうなネロ姉さんと、付き添いのウルフライ&ヘルリスト。見舞いに来たシアントラスは、「お前達はここに居た方がいいでゴワスよ」と一言。

◆ゲンキとジェロは、まだ表彰の真っ最中。いろんな人(というか天使とかお守りとか神様)から沢山の粗品?をもらってます。その中に、ゲンキより大きいネコの置物が。そうだ、フッドにあげよう、とさっきまで若神子が居た所を振り向くと・・・・・もう彼らの姿がありません。
すると、どこからかシロロの声が響く。そして、何が起こってるのか気付いた二人。あわてて会場を抜け出す!!

二人が駆けつけると、降り注ぐ光の中、今まさに彼らが未来へ帰ろうとしている時でした。
『ひどいじゃないですか!黙って行こうとするなんて!』
泣きそうな声で訴えるジェロ。
このこっそり未来へ計画は、ヤマトの案だそうです。沢山の思い出がありすぎて、別れを告げたらきちんと帰れない気がしたから、と。みんなちょっと寂しそうな表情をしながら、次々に『さよなら』を告げる。大人だなあ、みんな・・・・。

フェニ様も『本当にすばらしい旅、仲間でした。ネロクィーンさんにもよろしくお伝えください』と言う。
そうだよなぁ・・・・・。心のきれいな悪魔に会えて、きっと次界創造にさらなる希望が持てたと思う。そして、平和な世界に生きるゲンキたちに出会えたこと、きっと大きいに違いない。

ところが、一人だけ悲しみを露にする若神子が。それがアリババ。
『俺達がこの時代に来た時みたいに、未来に帰ったらゲンキたちとの記憶は全部消えちゃうんだぞ!!俺は嫌だ!忘れたくないよ!!』

アリババにこのセリフを言わせるのか・・・・・。アリババは、この直後の未来で悪魔になって、ヤマトたちを全滅寸前まで追い込む。そして、アリババ自身も創造に貢献した世界(次界)を滅ぼす側につく。そのさらに未来では、アリババは世界を破壊しつくす恐怖大王となってしまうのです。・・・・・・・・・・・・・もし、アリババが『記憶を持って居たまま』恐怖大王になったとしたら。恐怖大王に至るまでのアリババに、若神子時代の記憶があったか否かは不明ですが、なんと重みのあるセリフでしょうか!!!


このアリババの一言で、今まで気持ちを抑えていた若神子たちも、別れの辛さをこぼしだした。ネコのぬいぐるみをなでながら、『好きになったことさえ忘れてしまうのはちと寂しい・・・』というフッド。
そう、今の若神子たちの性格ともお別れなのです。仮に、また会えたとしても、ゲンキたちの知る若神子たちじゃないかもしれない。
泣くじゃくるアリババを諭すように、
『例え記憶が消えても、仲間のぬくもり・旅の重みは決して永遠に消えない俺達の絆だ!!それを持って、胸を張って未来へ帰ろう!!』
と男ジャックが言う。・・・・・こういうこっ恥ずかしいセリフはダンさんにお任せ!・・・・未来へ帰るんだよなぁ・・・・・・・・。

すると、なんともあっけらかんとした声で、
『記憶がなくなっちゃうのはしかたないよな。でも、別なラッキーなことが未来で必ずあるって!大丈夫だよ、アリリン、みんな!』

我らが主人公、ゲンキが言う。あまりに軽いノリのゲンキに呆気に取られる若神子一同。『さっぱりしとるなー』『反って安心したよ。めそめそしてて恥ずかしいなぁ、僕たち』
と、笑顔でゲンキと握手するヤマト。あくまでいつもの様子なゲンキ。ジェロはそんなゲンキの態度が不満なようですが・・・・・、これはゲンキなりの気遣いでした。
『皆の姿が見えなくなるまで、我慢するんだぞ、泣くなジェロ。』
と、いつのまに習得したのかテレパシー?で会話するゲンキとジェロ。多分、一度同一存在になったからだろうな。
『俺達が泣いたら、ヤマちゃんたちが安心して未来に帰れなくなる。もうちょっとだけ我慢して、思いっきりハッピーな顔をしていよう!!』



・・・・・ああ、文字数足りないのでレスに続くよ!
pc
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By 聖海波空孤
2008-01-20 20:44:04

◆握手の後、ヤマトがゲンキに背を向けた時、ゲンキはなんとも言えない、笑顔なのか泣き顔なのか分からない顔で、でもやっぱり笑っていました。それを受けて、無理矢理笑顔を作るジェロ。
自分を好きだと言ってくれたアリババに、
『あなたが忘れても、僕は永遠にあなたのこと忘れません』
と、握手をする。
ゲンキのこの『一見能天気』の力はすごい。あんなに駄々こねしていたアリババが、素直に別れを受け入れた。いや、もしかしたらゲンキの真意に気付いたのかもしれないけど、ジェロとの握手を解くと、時を超える光の輪の中へ。
ゆっくり浮かび上がる、若神子とフェニ様。徐々にゲンキたちから遠ざかって行く。それでも、『まだだ、まだ泣くな』と目に涙をためながら、最後まで笑顔で見送る二人。


『みんな!未来でもハピラッキー!!!』


・・・・・・完全に姿が見えなくなった時、やっと顔中ぐしゃぐしゃにして泣き崩れるゲンキとジェロ。
『もう・・・・泣いてもいいですよね』
何かが途切れたように、泣きじゃくる二人。
・・・・・・・・・ゲンキが、ギャグシーン以外で泣いたのは、これが最初で最後です。目を潤ませたことは以前にもあったけど(フェニを水に落とした時とか)、ゲンキは絶対泣かない子でした。だから、ここの涙がより光る。ここで泣かずに敢えて笑顔で見送るなんて、この子どんだけ大人なんだ・・・・。

◆このシーン。はっきり言って王道な見せ方で、BMである必要性もさほどない演出ではあると思うのですが、ゲンキの優しさと健気さが一気に爆発したと思いました。これ(感想)を書くために、6回目くらいかな?見返したんですが、私は今のところ、100%貰い泣きしてます。こんなに、ストレートに涙腺に来たのは、BM初!
今までは、どんな回でも後からじわじわと来て、放映直後には泣いたもんですが(ロココ消滅の回は、放映当時は親の前だったから無理矢理耐えたんだけど)、これは見ながら画面が霞んだ。気付いたらテーブルの上が自分の涙でぐしゃぐしゃだったもん。
ゲンキは本当にいい子だ・・・・。この子の能天気は何も考えていないのじゃなくて、現実を受け止めた上で前向き発想をしているからすごい。空っぽな能天気じゃないんだな〜。若神子が出張るハピラキで、こんな立派な主役を勤めようとは、誰が予想できたか!!

そして、ヤマトたちは『絆』だけを胸に、悲劇が待つ未来へ帰って行きました。ああああああ、パンゲやSBM知ってるとめちゃめちゃやるせないぞ〜(涙)!



CM明け。舞台は突然未来へ!

◆うわああ、あの恐怖の魔渦のシーンだ!いきなりここかよ!!・・・・あれ?ということはゴーストアリババの一件はやっぱ予知夢だったのか?
悪混鬼の作り出した魔渦(デビルホール、と読む)に、今にも吸い込まれそうなヤマト神帝とアリババ神帝。あまりに強力な力を前に、死を悟ったアリババは、ヤマトを放り投げた!そしてアリババだけ渦の中へ!

うわあ、ここの再現完璧だ〜!!当時ビデオには撮れなかったけど、『さらばだ、ヤマト神帝!』のセリフが強く印象に残ってた。声優は違うけど、なんかビデオを見返してる気分。
そう、そしてアリババはこのまま渦の藻屑と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ならない!!

ならないぞ!?一度逃れたはずのヤマトが、今にも吸い込まれそうなアリババの手を再び取った!
『やめろ!二人ともやられるぞ!俺のことはもういいから・・・』『あきらめちゃ駄目だ!!』

????この展開は聞いてない!!アリババはこのまま吸い込まれて消えてしまうはず。はずなのに!『悪あがきしない奴にラッキーはやってこない!!』というヤマト。そしてヤマトの手を握り直すアリババ。それを妨害しようと、魔党賊が攻撃。しかし、それがアリババのターバンを解いた。おお?

そのターバンを一本釣が引っ張り上げ、男ジャックが水晶化。安全圏まで伸びる水晶のハシゴが出来たぞ!それを伝って飛び岩まで戻るアリババとヤマト!!
うっそ〜??未来が変わった?!!
ファースト時代のこのシーンで、なす術ないまま見て居た一本釣と男ジャックが活躍したのもびっくり!悪混鬼には災難かもしれないが(あ、でもアリババ殺されて怒り狂った神帝にやられてたから、結果は一緒か)、なんと全員無事な状態で悪混鬼撃破!!

◆飛び岩の上で一息つく神帝たち。『もう駄目かと思った。完全にあきらめてたのに、あの言葉のおかげだ。ありがとう』というアリババ。あのシーンの後に、君が生きてるのが信じられないよ、私は!!
でも、ヤマトは「あの言葉」が誰が言っていたのか思い出せない。いつの間にか、ヤマトの中でゲンキが親友に格上げされてる(笑)。いや、記憶はもうないのだけど、ふとよぎった一言が、『結果オーライ!ハピラッキー☆』

その言葉で笑顔になる神帝たち。そしてそれを見つめるロココ様。ロココ様の記憶は、あらゆる時間の干渉を受けないというのを覚えてますか?
そう、今のロココ様(と、ゼウス)にはゲンキたちとの記憶があるのです。
心の中で、ゲンキたちへの感謝を想うロココ様。優しい悪魔と身勝手な神が居た遠い過去の時代。

◆そして、ここでオールドファン泣かせの演出が!ビギナーさんには分かりにくいと思いますが、ここのBGMは、ファースト時代のものです!!最後のシメで流れることの多い曲でした。まさか、ここでそれが来るとは!
このおかげで、私の頭は見事に20年前にトリップしました。
当時、茶の間で夢中になって見た『ビックリマン』。その時の、小学生の気持ちに戻って、このシーンに見入ってしまったんです。おかげで、ここでもかなりウルっときました。まさか、当時の気持ちのまま新鮮に『ビックリマン』を見られるなんて思わなかった!

ロココ様。・・・・・・記憶がある分、ロココ様の背負ったものも増えたと思う。けど、ここでアリババが死なない未来への分岐が出来た。

◆これについて、賛否量論あると思います。多分、私がもうちょっと若かったら(汗)、きっとこの展開は許せなかった。でも、2000を超えていろいろ見て来たせいか、今は以下のようにとらえています。

ディアナとクロノズーは、彼らが未来を書き換えていくかもしれないと言っていたけど、多分、それは無理でしょう。
シールの方では、アリババが悪魔になるのは絶対消せない史実だし、アニメオンリーで考えても、アリババがあそこで倒れなくても、変わらないだろう未来の展開がゴマンとあるのです。
あの後、彼らは次界の手前で六魔穴に迷い込み、アリババそこで(再び)死ぬ。その時、悪魔の牙を受けてしまっていたから、アリババがそこで悪魔の因子を継いでしまった可能性がある。
となると、神帝昇華の後アリババだけ消滅できない。そこをメディアに拾われて・・・・・あとは史実のとうりだ。

結局、悲劇の未来は変わらない。だけど、それでも。
あの報われない未来への記憶の中で、ひとつでも辛い記憶がなくなるのなら。アリババがあそこで死なない、壮大なBM史の中で小さな変化があったとしたら。仲間と殺し合わずに(ゴーストアリババの一件ね)、ずっと前向きに次界への旅をして、希望の瞳で悲劇の未来を迎えられるのなら。
きっとそれだけで、まとばでの思い出は無駄じゃなかった。記憶は消えても、ゲンキたちとの出会いはそれだけでハピラッキーだった。・・・・・そう思います。


ただ、欲を言えばここ。背景が惜しかった!無縁ゾーンの景色は、赤黒くてどんよりしていたと思うのですが、なんか今回は晴れ晴れとした背景なので、そこが勿体ない!無縁ゾーンはもっと・・・・・こう・・・・。まあいいか!これはオールドファン故の欲目よね。

◆一方、ずっと過去の世界。ゲンキとジェロは、第1話の時と同じようにいつもの生活。氷ミコが加わってるのが違いかな?
ゲンキたちは、思い出の品として、フェニ様たちと一緒にいる図の壁画を掘っているみたいです。おお、上手いもんだ☆きっと、熱い思いが込められているよね!

ジェロはなんか、視聴者に念を押すように『将来女性化』を言われてるなぁ。ゲンキとジェロは親友でいるからいいんだけどなぁ、私は。
あと、私はジェロxネロクィーン推奨です!いい感じだったんじゃんか〜!
というか、ネロ姉さん、死なないですんだけどさ、『空から美少年でも落ちてこないかしら』なんて、独り身をからかわれてるような扱いのままですなぁ(苦笑)。大丈夫、姉さんにはファン多いよ!それに美人だしかわいいし、きっと何かあるって☆一人だけドンラッキー気分みたいでちょっと気の毒。

◆すると、今度は空から何か落ちて来た。1話もこうやって落下して来るものからはじまったなぁ。今度は何が落ちて来たの?

またハピラッキーな事件を期待して、駆けつけるゲンキたち。土埃の中から現れたのは

『ぴあ?ここどこだ?』
・・・・ピアマルコ!!!

うっそー??マルコかよ!しかも、たった一言なのに、声優が昔のまま!!なんてサプライズ!
思わず朝から叫んだ。ちなみにピアマルコは、ロコ様とマリアの子ですよ!

真剣に考えると、ちょっとこうなると史実ぐちゃぐちゃで収拾つかなくなりそうですが(マルコが来たってことは、神帝殉職の後なんだよな・・・。いや、もう完全に未来が変わったのかなぁ?)、

『物語はいつもここ、まとばから始まる』

ならばそれでいいよ☆と思った。うん!ハピラキ最高!!早起き強制の1年
をありがとう!まさか、また東映BMを見られるとは思ってなかったから、それだけでも嬉しかった。
BMの中で、唯一『ほとんど切り捨てられる者のない』作品でしたね。途中、3魔木族は犠牲になりましたが、彼ら植物出身だから、意外に今は仲良く暮らしてるかもしれないし。

◆ひかり伝の創世神話を見たかった身としては、欲求不満も多いし、捨て回の多さは残念極まりないです。温泉編5週は無駄すぎだろ・・・・。各層のエピソードすっ飛ばしだし、全体にノリは軽いし(ノリ自体は2000と同じ感じかな?)。照光子無視のまんまだし。

でも、切り捨てのないハッピーエンドの優しさ。思い切った歴史改変(の可能性示唆)。あのメンバーの中で、きちんとゲンキが主役で終われた脚本力。
1年見続けてよかったと素直に思えました。まだ、原作である『ひかり伝』は続いてます。原作では、ゲンキたちはボロボロになったまとばを捨てて、あらたな世界へ行くのだけど、ハピラキの世界では、まとばは今日も平和です。

さあ、どんな未来が待っていても合言葉はハピラッキー!!!
この感想板の閲覧もありがとう☆お疲れさまでしたー☆




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