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vol.001
By こひつじ
2008-02-10 14:27:00
**** VOL.001 **** 1989.MAR★★
インタビューはお二人同時です。

‡まずは、今回のレコーディングの状況はどうですか。
松本(以下M)「今、(1/26現在)リズムが9曲終っています。
だからもうすぐ僕は開放されて稲葉君の歌の季節がやってくるという感じですね
・・・そろそろ」
稲葉(以下I)「・・・・・・・・・・・(ニガ笑い)」

‡全部で何曲入る予定ですか。
M「まだ分かんない。超リラックスって感じでやっているから、
いい物があれば10曲でも11曲でも入れるし、
とりあえず今のところ9曲はそれに残ってるって感じですね。」
(編集部注:最終的には全11曲に落ち着く模様 2/10現在)

‡前作と比べて内容はどうなりそうですか。
M「トータル的な流れは前作と変わってないんだけど
より一層ワイルドな感じになってきたんじゃないかと思うね。
僕のギターにしても、前作より前に比べるとすごく前に出てきたと思うし、
それなりに稲葉の歌も変わってくると思うし、色々な面でアプローチしてみたりしてる。
例えばアコースティック・ギターを弾いてみたり、今回初めてアームを使ったりもしているし、
ラップっぽいリズム・カッティングを演ったりとか、
一枚目の時は全部エレクトリック・ギターだけでそのままという感じで録音したんだけど、
今回は微妙な味付けの違いで色々な事を試しているよ。」

‡曲はやはりPOPな感じになりそうですか。
M「ウン、ワイルドなポップって感じだね。ラップっぽい乗りの曲を演ってみたり・・・。
そうそう、そう言えばバラードを一曲入れるんだけど、このバラードなんて究極だね。
9曲目に出来た究極のバラード・・・・・(笑)
前作にも、”Nothig to Change”っていうバラードが入っていたんだけど、
その曲にも勝るとも劣らないような泣きのフレーズが入ってるヨ。」

‡レコーディングには10月後半から入っていますが
全体的な進行状況の程はいかがですか。
M「すでにスタジオ使用時間が600時間を突破したという情報も聞いてるし
・・・・進行自体はそれ程遅れていないと思うんだけど、とにかく時間かけて
いい作品を作ろうと練りに練ってガンバってます。」
(注:通常一枚のLP製作を行うのには期間にして約1〜2ヶ月、
スタジオ使用時間は延べ300時間が目安とされています。)

‡さて、稲葉さんの方は?詩に専念ですか?
I 「もち論、サウンドのほうにも色々と関わってますけど、やっぱり詩ですね・・・
ンー・・・ナカナカ・・・・。」

‡決行しには苦心あさっているようですが、内容的にはどんなものが多くなりそうですか。
I 「男と女の物語というか、ラヴ・ストーリー物が前回より増えると思います。
シチュエーションも、もっと分かりやすくなると思うし・・・。
M「今回の詩に関しては、僕も作詞家の立場から、この曲はこんな感じで、
とか割と言ってるから。それを参考にして稲葉が書いたりしてるのもあるし・・・。」
I 「あとは本当に歌ってみないとどうなるか・・・みたいな所もあるからね。」

‡歌い方で気をつけている事は。
I 「歌入れはこれからやるから、まだ具体的な事は言えないけど、
オケ(注:俗に言うところのカラオケ)自体は結構ギターが出てきたりしているので、
歌い方もそれに連れてどんどん変わっていくと思います。」

‡今回のレコーディングに関して一番苦労しているのはなんですか。
I 「やっぱり、詞ですね。(笑)」
M「1stアルバムが出て、約1ヶ月半位の期間しか空けないでスタジオに入ったから、
一時期アイデアが止まっちゃった時が実際、あったねェ。BR> 去年の12月の前半頃だったかナ。」

‡様々な苦心の内に完成に近付きつつある今作の手応えはいかがなものですか。
M「んーっ、だから、80%位までできているんだけれど、
後は歌が入ってみてって感じだからネ。
まあそれは上がりを聴いてみれば分かると思います。」
I 「サウンドの方はホント、ギターを入れてからかなり見えてきましたけれどね。」
M「ギターを4日間弾きっぱなしっていう日があったからね。
一日15時間位弾きっぱなしで、久し振りに手が痛くなったョ!(笑)」

‡今回、打ち込みの方は?。
M「今回はドラムもほとんど生になると思います。実際にもう4曲位は生ドラムで入れてるし、
ドラムは青山純さん(注:スタジオ・ミュージシャンとしては超一流のドラマー)に
叩いてもらっているんだけど、そう、あの青山さんのエピソードがあるんだけど、
僕がアコースティック・ギターを弾いてる曲があって、それを叩いてもらったんだけど、
聴いてて気持ちが良くてねェ、もう一発、ワン・テイクでOK!
青山さんも結構その手の曲が好きで、「何回やっても絶対イイのが叩けるから、
もういっぺんやりたいっ!」って言うのを、「絶対、大丈夫ですから」って無理にOK!
にしちゃったという、いや、全くすごい人なんです。」

‡レコーディング・スタッフは前回と同じ方々ですか。
M「うん、今回は全く変わってない。」

‡スタジオの雰囲気はどうですか。
I 「すごくイイですよ!明るい!!(笑)」

‡1stの評判がかなり良かったので、2ndを作る最中で
プレッシャーみたいな物は感じませんでしたか。
M「うん、途中からジワジワ出てきたって感じだね。」

‡プロデューサーの立場として松本さんがB'zの製作に関して
気をつけている事はありますか。
M「基本的に今回は、一つのキーワードを立てて、それに基づいてサウンドや
詞を展開させていってるんだ。そのキーワードは2,3曲曲を作ってから
出来たものではあるけれど。」

‡そのキーワードは次のものに繋がっていくような、
例えばLIVEに繋がるようなものですか。
M「もち論そうだね。89年のB’zに反映していくようなものに
なると思います。」

‡では、そのライブの話について伺いたいのですが。
M「ライブは6月の初めに東京・名古屋・大阪の3ヶ所でやって、
秋に今度はツアーという形でもうちょっと拡張してやりたいなー、と思っています。
レコーディングが終ったらすぐライブの準備に入るという・・・
ハードスケジュールですねェ。」

‡ライブの構想について少し教えていただけますか。
M「一応、僕ら二人の他にマニュピレーターとドラマーと、
ギターとキーボードも入れるかもしれないし、もっと少なくなるかもしれないし、
その辺は考慮中です。ただ、サポート・メンバーはもち論入れるつもりです。」

‡稲葉さんはステージングの事で何か考えている事はありますか。
I 「具体的にはレコーディングが終っていないので、まだどうなるとまでは言えないんですが
動きに関しては、今まで持っていた物と、これからの物とを
混ぜあわせていった感じのものになると思います。
まだ、僕のステージは見ている人の方が少ないと思いますが、
かなり、HARD&CRAZYなステージになると思います。」

‡それでは、最後にB’z PARTYの方々に一言。
I 「ファン・レターが毎日届くんですけど、それを読むたびにすごく励まされる多いし、」
M「あるねェ、ホントに。」
I 「レコーディング中なんかは特に励みになったりしているから、ありがたいです。
やっぱり、それだけ期待してくれているのだろうし、その期待に充分応えられるアルバムに
するつもりだろし、そうなるアルバムだと思いますのでヨロシクお願いします。」
M+I「みんな、楽しみに待ってて下さい!!」

インタビューをすべて再現しました☆
懐かしいですよね。二人とも初々しくって(^-^;
ただいま放送中のB’zのラジオを聴きながら打っていたんですが
この頃からは想像できないですねぇ・・・
これはこれで貴重なお二人でした!!
pc
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