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僕のアリス
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高レベルな二人の低レベルな喧嘩 (月とL)
By おきみ
※月がデスノートとかの記憶をなくして二人が手錠で繋がれてた頃



「ポテチといえばコンソメ味だろう」
「月くん何馬鹿なこと言ってるんですか?ポテチといえばうすしおです」
「竜崎こそ何を言ってるんだ。全然意味がわからないな。コンソメといえばポテチの王道だ。現に今もダブルコンソメという味が出され人気を博している。コンソメ味は日本独自のポテチの文化なんだ」
「月くん、甘いですね。うすしお味はしお味でなくうすしお味であるというところが決め手です。塩を万遍なく均等にまぶすことによりバランスのとれた味が我々の舌を満たしてくれるのです。ちなみに私はこのうすしお味にはチョコソースを塗ります」
「それ全然バランス取れてないじゃないか。全く、やっぱり竜崎は味覚がおかしい」
「月くんに言われたくないですね。たとえ勉強のお供だとしても、寝る前にポテチを食べると太りますよ」
「…!なんでそれを知ってるんだ、竜崎?まさかお前……」
「……まあいいです、このままでは論点がずれてしまいます」
「全然よくないだろう!……色々な意味で、やっぱりお前とは決着をつけなくちゃいけないみたいだな」
「丁度私もそう思っていたところです月くん。一回は一回ですよ」


(どがしゃーん)


「……このままじゃ埒が明かない…第三者に意見をきこう」
「丁度私もそう思っていたところです月くん。では訊いてみましょう、第三者に」


(とぅるるるるるるるる、)(内線電話)


「松田!いや松田さん、ポテトチップスだったらうすしお味とコンソメ味どっちですか」
「えぇ!?」
「松田さん、どっちなんだ!」
「え、えぇと……ぼ、僕は、どっちかといえばサワークリーム味が好きかな……あはは…」
「…………」
「…………」

(ガチャン)

「………捜査を続けるか、竜崎」
「丁度私もそう思っていたところです月くん」




 松田さん大好きです。

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