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By エレン・イェーガー
(相手は慣れた手つきで自身の手を握っていたが何処か幼子を連れ歩くようなその手にもどかしさを感じ、一度もぞもぞと指先を動かしてから相手の様子を窺って)リヴァイさん、あの……っあ、(所謂恋人繋ぎに憧れはあるために断られたらどうしようかと不安になりながらも提案しようと口にした途端、相手に引き寄せられれば僅かに足先が道路に取られ軽くよろけながら相手に体重を掛けてしまい)…ッ……すみません…!

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By リヴァイ
(今歩いている辺りも電球や装飾のついた木々があちこちにあるが調べた限りではこの比ではない規模らしくそれを見ることよりも見た相手の反応を楽しみに足を進め、さり気なくだが人にぶつからないよう庇いながら近付いて肩を触れさせ)大丈夫だ、お前こそ…足元に気を付けろ。踏まれないようにな。(先程よりは引いたがまだ赤みの残る頬を押さえる姿を横目に少し強く引き寄せ)あの辺り、もう光ってるな…曲がったら見えそうだ。

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By エレン・イェーガー
(制服のスカートとはまた違うふわりとしたワンピースの裾はひどく落ち着かないものではあったが、相手が気に入ってくれたようで良かったと安堵のため息をついて。感傷に浸る間も無く相手の手が自身のそれを握りこめば反射的に顔を上げひかれるままに歩を進めて)…あっ、はい、あっちにずっとイルミネーションが続いてる通りがあって…(多感な高校生の間でも冬の期間彩られる通りは有名で、今までは無関係としていたがこうして相手と手を繋いで歩けるなど夢ではないかと片手を自身の頬に当てて)……やっぱり人が多いですね、大丈夫ですか?

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By リヴァイ
(服装が可愛いと思ったのは事実だがそれ以上に赤く染まった耳や頬が可愛らしくそれとは対照的に触れた指先の冷たさに僅かに驚き、しなやかで柔らかい手をそっと握り込み)それに、……とにかく、移動するか。見に行くのはあっちだよな?(更に言葉を重ねようとするも周囲の騒音が気になり言葉を切ると初めてのデートの場所に選んだのは定番とも言えるイルミネーションが話題の通りで、行動範囲外のため一応確認しながら軽く手を引いて歩き出し)

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By エレン・イェーガー
浮かれ……リヴァイさんでもそんな事あるんですか?(年上と言う事実に加え少し取っ付きにくい性格ではありそうな相手は何でもかんでも落ち着いて見えてしまい、しかしそんな相手の口から浮かれていたと聞けば思わず瞳を瞬かせて驚きの声を上げ、その間にそっと触れる指先には反射的に身体がぴくりと反応してしまい)……っえ、あ、…可愛いですか…(異性とこうして手を触れ合わせる事も服装を可愛いと褒められる事も、初めてのものが一気に押し寄せてくれば湧き上がる熱のまま赤くなる顔を隠すように俯かせて)…よかった、……

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By リヴァイ
(一回り以上年若い相手は異性に慣れていないらしく交際を申し込んだのはこちらからだというのに自信がなさそうなところがあり、そういった反応も愛らしく緩んでしまいそうになる頬を引き締め)俺が……浮かれて早く来ただけだ。(少しぶっきらぼうだったかと後悔しながら呟くと自らの仕草を誤解したらしい相手に小さく頭を振り、少し躊躇いながら白い手に自らのそれを触れさせ)…可愛い。そういう服、着るんだな。

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By エレン・イェーガー
(我ながら子どものように駆け寄ってしまったが待ち合わせ時刻には確かに早いようで、しかしそれを言うなら既に着いていた相手はもっと早かったのではと軽く息を弾ませながら黒髪を揺らし)…だってリヴァイさんと初めてのデ……、デートですし、(未だに相手のような立派な大人が自らと付き合うなど信じられない心地であり、視線を逸らしてしまった様子に眉を下げながら着慣れない裾を見下ろしながらつま先を軽く擦り合わせ)…あの、…オレ、どこか変ですか…?

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By リヴァイ
(思えば私服らしい私服は見たことがないため何となく想像しながら自らを見下ろすと普段通りの色味の少ない服装で来てしまったことに気付き、黒いコートの襟を直して落ち着かない気分を紛らわせ)…!……、待ってねぇ。そもそも待ち合わせはまだだろ。(声をかけられる弾かれたように顔を上げると思っていたより女性らしい服装で息を乱す相手が視界に入り、直視できずにゆっくりと視線を逸らして答え)…寒かっただろ。どっか入るか?

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By エレン・イェーガー
(人生で初めて出来た恋人は自らよりも随分と年上の社会人で、初めてのデートに何を着ていこうかと朝から幼馴染を連れ回し新しい服を用意したり借りたりとしているうちあっという間に日は沈んでしまい、慣れないワンピースにコートを羽織り身長差を気にしてヒールのない暖かな靴を履いた格好で早めに待ち合わせ場所に向かったが既にそこには人混みにまぎれ相手が居るのが解り小走りで近付いて)…り、っ……リヴァイ、さん、お待たせしました…!

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はじめてのデート
By リヴァイ
(同僚に訝しまれる中始めて休日出勤を断り人の多い待ち合わせ場所に到着すると予定の時刻より随分早い事に我ながら驚き首に巻いたマフラーに顔を埋め、高くはない身長のため見えにくい視界の中行き交う人間の顔を眺め)……、(短い黒髪の少女を見かけるたび一瞬目を引かれてしまい違う顔に小さく息を吐いて腕を組み)早く来すぎたな…。

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