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人心病めば悪雲尽きる事能わず(了)
By 絹豆腐
2020-06-04 17:10:07
依頼:異変解決(仲裁、原因究明等)
PL名:絹豆腐(きぬとうふ)
依頼主:天森村村長他関係者(参加者様の立場により変わります)
報酬:村民同士で出し合った銭、もしくは食料品
場所:青の国、天森村
内容:豊作の神として祀られている『山水』と呼ばれし猪神を崇めている宝蓮京から離れた南西の地にある小さな村、名を天森村と呼ぶ。

此度の依頼は届けを出した者、助力を乞うた者次第で細かいところに差異はあるが概ね以下の通りである。

――始まりは一月程前。突如として天森村に不吉なる暗黒の如き黒雲が現れ、黒き雨が降るようになった。
最初は気味が悪い雨で済んでいた。その雨は通り雨のようにすぐ止んでいたからだ。
けれども日に日に作物が枯れ始め、土が痩せ、村民達が体調不良を訴え始めた。
そして、黒雨は空に留まり続けた。
黒き雨は段々と降り止む間隔が短くなり、降雨の時間が長くなり、降雨量も増していった。
かつては恵の雨であったがはずが今は皆天を恨めしげに睨み、嘆くばかり。

明らかに異常な事態に話し合いが行われた。
だが、ここで村民間でこの団結が求められる状況で決裂する事態となった。

山水様のお怒りだ。
驟卯様の慈悲を今こそ乞う時だ。
異なる神を崇める等言語道断。
ならば我らが困っている時に何故助けてくれぬのだ。

村でかねてより崇めていた豊作の象徴たる猪神山水と、これまでは少数派であった慈雨を司る蝶神驟卯。
この信仰者同士が対立し、いがみあってしまった。

どうにもならぬ状況だからこそ、不満が対立する側へと向けられているのであろうが互いに譲ることはなく、それどころか段々激化してつい先日は衝突が起きて死者こそでなかったが怪我人がでてしまい、いよいよ次は死者がでかねない状況になっている。

雨は変わらず黒く不吉な色をしており、最早中立であり互いの仲を取り持つ村長にさえ鍬を向けて今にも危害を加えんばかりに異様に村民達は殺気立つ。

手の施しようがなく、最悪の結果になる前に助けを外へ求めた次第である。


ただし、二柱の神。村のすぐ傍の山に住まうとされる山水、麓の森に住まうとされる驟卯より協力を乞われた者の場合これらに加えて『この忌まわしい黒き雨が降って以来、我らが神通力は弱り果て、民に意志を伝える事も適わず。一度だけあの黒雲を祓おうとし、確かに払った筈だがたちまちのうちにあの黒雲は神を嘲笑うが如く再び空を覆ってしまった。どうか、この地に血が流れる前に諍いを収め、この雨が降っている原因を突き止め、解決していただきたい。但し、ヒト達は我ら神さえも不調になり弱らせてしまうこの黒き雨により穢れを帯び、狂い始めている。努々気をつけられよ。』
そのように二柱の神それぞれが注意を呼び掛けている。


募集人数:不問
募集日時:6月6日〜6月20日(開始以降は不問)
備考:戦闘による暴力は何事も解決するルートでも話術や調査により引き出した情報からの推測、解決策の模索でも参加者様次第。

pc
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