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黒の国NPC登録名簿
By 絹豆腐
2018-10-30 23:34:51
こちらでは黒の国所属のNPCを自由に投稿してくださいませ。
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By 絹豆腐
2021-03-14 01:45:44
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:ムアサド(弟)/バーゲスト(兄)

性別:雄

年齢:25歳

種族:獣人(犬)

身長:206cm/175cm

体重:127kg/65kg

容姿:ムアサド:本来全身を覆っている筈の赤色の体毛が抜け落ち、き出しになってしまった地肌に赤い呪術刻印である刺青を隙間なくびっしりと刻み込んでおり、常に血に飢えた赤色の瞳は興奮と欲求から血走っており、獣面や所々肉が削げ欠けてしまった耳にピアスやリングを飾っている。筋骨の発達した上半身は威嚇するような刺青とピアスなどを見せつけるように常に裸であり、下半身はひざ丈の長さの赤と青の縞模様のズボンーーずっと昔に貰った兄のおさがり。自分のほうが大きくなってもお気に入りで破れても何度も補修し使い倒している――を履き、裸足かサンダルのどちらか。尻尾は生えているがやはりこちらも毛は抜け落ちてしまっている。左手に赤鉄の鎖付首輪の如き腕輪を嵌めている。

バーゲスト:本来全身を覆っている筈の青色の体毛が抜け落ち、き出しになってしまった地肌に青い呪術刻印である刺青を隙間なくびっしりと刻み込んでおり、常に遊戯となるものを探し愉悦を求める青色の瞳は静かに狂気を湛えている。双子の弟と違い自身はそれに比べたら小柄なほうだが平均的な部類。また、弟程筋肉達磨でこそないが傭兵活動をしている身として体は引き締めっている。
服装は群青色の迷彩柄の長袖長ズボンにパーカーを好んで着用している。
右手には青銅の鎖付首輪の如き腕輪を嵌めている。

性格:ムアサド:単細胞。直情家でありキレ易い。また、一度キレると見境無しになる狂犬。ただし兄の言う事は絶対であり、どれだけ納得いかない場面でも兄に懇願したりすることはあっても兄が赦さない限りは従う。――それは、唯一の肉親であり、まだ体が兄と大差がない幼少期に頭が悪く体も弱かった己を兄が虐められればやり返し、色々な物事を自分の代わりにこなし大人相手であろうと対等に交渉したりと自分を救ってくれたヒーローのような存在であったから。――幼少期からの経験から兄の言う事は絶対、兄の言う事は正しい、兄の言う通りにしたら全部上手くいく、自分の命は兄が助けてくれたから兄の為に使う。最早依存、狂信の域。

バーゲスト>冷静沈着。静かだが弟よりも倫理観や感情が壊れており、何もかも全て遊戯に例える悪癖がある。人の命がかかろうが、重要な任務であろうが、遊戯として楽しくなるのならばと道理を平然と踏み外す。ゲームジャンキー。
幼少期、実験を受ける前までは正義感が強く弟想いであったが、実験の影響が年々強くなるにつれて人格がどんどん歪み、未だに子供の頃に囚われている弟と違い殆ど本来の人格は喪失してしまっている。その為弟の事を、自分の命さえゲームの駒として使うのも躊躇わない。だが、まだ意識の片隅では弟についての想いが遺されている為駒として使っても窮地を本当に弟一人では乗り越えられない事態になると苦々しく思いながらも遊戯は一人でなく対戦相手や協力者がいたほうが面白いからと助ける傾向にある。そして、その弟への想いは依存しきっている弟へいい加減に兄離れをしろという疎ましく感じる想いとなっている。

武器:ムアサド:大型矛槌(メイス)
バーゲスト:大型銃(ビッグガン)や榴弾、火炎放射器といった火力の高い銃火器を好む。

属性:ムアサド:炎、獣
バーゲスト:精、獣

能力:ムアサド:『赤野の狂犬/レッドホットブラッド』
右脳強化者。身体強化体。弱かった自分を捨て、兄の助けになりたいという幼かった頃の願いが発現したもの。

激昂や興奮といった精神の高揚に応じて肉体が膨張、身体能力が向上していく体質。
一気に強化されるのでなく、徐々に段階を経て強化されていき、最大では倍近い体格となる。
臨界時には全身の刺青から赤い体毛のように精神エネルギーを魔力に変換した炎に包まれた巨炎獣形態となり、この状態に限り『憤怒の左腕/ラースビースト』と呼ばれる左腕が付け根から指先まで全てが燃え盛る炎に置換され、それを大振りの鞭や伸縮自在な大腕のように操り、臨界点に到達した強化状態と合わせて巨体に見合わぬ速度で何処迄も敵を追いかけ周囲を火の海に変えながら襲い掛かる理性無き狂犬と化す。

バーゲスト:『青膿の狂感/バッドブルーハッカー』
左脳強化者。感応強化体。幼い頃、弟が迷子になろうと遠くで困っていても手助けできるようにと兄が願いの発現。
空間把握能力に長け、周囲の状況を俯瞰しているのように把握でき、尚且つ感応能力の変異能力とも言えるものを発現させている。これは人格が狂っていく前に弟の代わりになるべく自分に絶対に耐えて見せると過酷な実験、薬物の使用をさせるように仕向けていた事が要因と考えられる。

当初は同じ双子である弟の思考、意識を読み取る読心のようなものから始まったのだが、次第にそれは弟の意識への介入、肉体の操作へと段々と強化され、範囲が拡大。最初こそ弟の悩みをもっと理解できる。弟が泣いていても自分が手助けすればどうにかしてやれると喜んでいたが、次第に意識の混濁や人格に悪影響が生じるように。
その悪化に比例するように能力も段々変質を遂げ始め、ついには『一定条件を満たせば弟以外の他者の視界共有、精神支配及び肉体操作も可能』に、そして『条件を満たす事で自分自身の意識を送りこみ人格支配』するにまで変貌を遂げるようになった。
条件は限定的であり対象も限られているが、これによって自分の分身同然に意識を送りこんで自分の都合で操れる手駒を増やしたり、最悪の場合自分が死んでも別の自分という残機とでもいうべき代わりを遺す事が可能にまでなった。
その為、本来自分自身の能力でない第三者の能力を他者の肉体を借りて行使させたり、自分の代わりに捨て駒として使い様子見をして危険な地へ赴かせたり等もするように。

但し弟だけ国外にいようとも意識を読み取り、国内範囲なら肉体操作ができる程有効な範囲が広いがそれ以外に対しては極端に制限される。
まず、前提として自分または自分の人格を移し替えた人物と一度は直接接触をしていること。そして遊戯への参加を認める発言をさせること。最後に自分の血液を接種させていること。これらの条件を全て満たす事で自分の手駒を増やす事が初めて可能となる。
支配し操作している場合、情報や思考を即座に伝達、共有することで独りの人格で複数のそれぞれ異なる行動や連携も可能としている。これによってそれぞれが『視覚阻害の幻覚』『光度屈折』『意識の曇り』等といった手段を持ち合わせた者を配備し本体が何もしないでも疑似的な予備動作無く自分自身は一切消耗せず心理迷彩を施したり、視点と感覚を共有し自分の意のままに操れる複数の狙撃手の配備、自分が死ぬような危険な作戦なら自分の予備を複数向かわせて自分は安全圏からゲームマスターを気取り駒達を使うといった手の内を知らねば不自然な現象や盤面干渉、不死身であるかのような印象さえ与える行為ができる。

なお、人格を支配し終えた者は、残機としてすぐに使えるように自分の顔に整形済である事が多い。

独りっきりの群れ。

弱点: ムアサド:直情家過ぎて挑発に弱く、単調になりがちな為に行動が読まれやすくなる。また、臨界状態は戦闘力が飛躍的に上昇する反面自分で自分自身の炎に耐えきれず散々理性を失くして狂犬の名に恥じぬ暴れ回りをした末に10分後には強制解除、行動不能に陥る。また、この臨界は自分で制御ができず解除もできない為一度臨界状態、左腕の解禁をすると自分が倒れるか活動限界を迎えるまで戦い続ける事となる。

バーゲスト:弟よりも精神が擦り減っており、分かりにくいだけでとっくに狂っている。
また、意識の支配や人格乗っ取り等を繰り返すうちに時折自分が、どの自分が本物なのか、それともとうにオリジナルは死んでいてここにいるのは人格を移し替えた誰かなのではないかと混濁、混乱することがある。
そして、条件を満たす事に関してだがこれらは記憶の消去や暗示、混入した呪術的要素が強い血液に関しても早期であれば体外に排出することで介入を逃れる事が可能。
最期に、自分自身実際にその時が来ないと知らぬ事だがオリジナルのバーゲストが死した場合も駒、残機呼ばわりされた支配を受けた者達も影響が無くなり本来の自分を取り戻す。

所属国:黒の国

職業:ギルド・レッドホーン所属の傭兵。

異名・二つ名:『双狂犬/ヘルハウンズ』

恋愛:可

裏行為:NL

備考:過去、幼少期にアルブトラウムナハトの生体実験にて双子によるそれぞれ異なる分野への人的能力発現、脳の強化の実験体であった双子の傭兵。

しかし実験は理想の結果には至らなかったらしく、予算を使ったのだからと使い捨て感覚で様々な他の合成生物や生物兵器、機兵といった戦闘実験のデータ取りの為に戦わされたり副作用ありきの薬物や毒物の被検体にされたりと散々に使い潰されてきた。

だが、途中で廃棄処分される寸前に脱走。
既に兄は狂っていたが、それでもまだ現在よりも本来の人格が残されていた為何としても弟だけは守るという強迫観念に憑かれ様々な犯罪を犯し地下生活を送る。
やがて地上での立ち回りを覚え、体は大きく成長しても中身は子供な弟を連れ身分や戸籍を買い取り偽造したうえで傭兵として登録。活動することとなった。

ただ、その肝心の傭兵としての評価は高くない。
というのも、弟独りだと情緒不安定なうえすぐに勝手に突っ走ったり他のチームにまで迷惑をかけたり、兄は弟よりも他の面々との共同作戦や単独行動でも支障をきたさないのだが面白そうという理由で危険を招いたりつまらないという理由で勝手に仕事を放棄したり。
そして二人の場合は弟を兄がきっちり制御できるのだが兄のほうに問題があり遊戯と称して依頼内容の方針を勝手に自分好みのやり方で達成しようとしたり、対戦相手を求めて情報を横流ししたり等問題行動が多いからだ。また、傭兵や冒険者からの信頼が最低値、悪い意味での信頼をされている為双狂犬が噛んでいると分かった時点で向こうが依頼をパスしたりする等周囲との関係も悪い。いつ裏切るか分からない、そもそも裏があるのはほぼ間違い無しと判断されるのも理由だ。
ただ、そのような敵を増やすような真似をしていながら現在まで生還を果たし続けていることからも能力そのものは高い。

そして、このような悪名高い傭兵でなければ依頼できない後ろめたい輩もおり、そういう時こそ狂犬達は歓んで牙を貸す。

因みに弟のムアサドはテロ事件において遭遇した黒の親衛隊の若手隊員に執心しており、見かけては襲い掛かり、しかし返り討ちに遭っているとのこと。

PC挨拶:ムアサド>あぁぁああああ?誰だぁぁああてめええええ?おぉれ達の事を知ってんのかぁ?俺達はぁああ!無敵、最強のぉ、双狂犬だぁ!俺と、兄貴がいればなんだってできるんだぞぉ!凄いだろぉ!?
 バーゲスト>弟よ、少し黙っていろ。どうやらこいつは知ったうえで、わざわざ依頼にきたらしい。久しぶりに俺達に恨みがある奴ら以外の顔が見れたな。いいぞ、面白い内容ならどんな依頼でも請けてやる。さあ、聴かせてくれ、お前はどんな遊戯で俺達を楽しませてくれるのだ?

pc
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By 絹豆腐
2021-03-17 13:22:45
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:カイム・ナットベル

性別:男

年齢:16歳

種族:人間

身長:173cm

体重:67kg

容姿:青色のショートヘアに同色の瞳、肌色はやや日焼け気味な肌色。盗賊業に勤しむにあたり体はしっかり鍛えてあるが身軽さを損なわない為過度な筋肉をつけないようには注意している。そのため服の上からでは標準的な体格に映る。

性格の影響で表情は良く変わり、喜怒哀楽の表現ははっきりしている。
職業柄多少油断してくれたほうがやりやすいという少しの期待もあるが、大体素。

服装は肘迄の長さの半袖に半ズボン、色は青系統やベージュを好んでいるが破れたりほつれたりは日常茶飯事なのでどちらかというと機能性重視。砂漠や荒野に出る時は砂や灰を除ける為にポンチョやフードを持ってくる。
靴は茶色のロングブーツ。
腰のポケットにはピッキング等に用立てる多機能ナイフや煙幕玉やロープといった小道具を収納しており、背中にあまり目立たぬよう腰回りを包むベルトに隠すように護身用兼戦闘用ナイフを仕込んでいる。

性格:基本的に明るい性格の持ち主であり、どこにでもいる活発な若者といったところ。
黒の国に住んでいるうえではさして珍しくもない暗い事情を抱えてはいるが、それに潰されることなく生きている。
やや、生き急いでいる。焦っているともいえる。
それも若さか。

殺人行為は基本的にタブー視しており、戦闘になっても急所はなるべく外すようにはしている。

武器:小型ナイフが主武装。帝都内で大量生産されているものであるが、品質は粗悪ではない。値段を考えたら相応である。これは金銭的事情だけでなく大量生産されているからこそ足がつきにくい、誰もが持っているから特定をし難くするという意図もある。

属性:人

能力:『潜入工作技術』
盗賊として貴族の家や何らかの宝を求め施設等へ忍び込む為に求められる技術。
軽い身のこなしは勿論のこと、極力足音や気配を抑える為の歩行や呼吸法、多種多様な鍵を解錠する為の知識や技巧といった全般を指す。

ただしまだまだ未熟者であり、一見完璧と思える仕事にも穴があったり、ふとしたトラブルへの対応力が経験不足により上手くいかなかったりもする。

『投擲』
自身が持ち込んでいるナイフやロープ、警備の注意を逸らす為の音を立てる為の足元の小石等々を狙った場所に精確に投げられるかどうかという技能。

百発百中、正確無比とまではいかずとも平常時であればダーツの的を中心付近に八割以上は集中させる事ができる程度には投擲物の重量や弾道を予測し投擲できる。

とはいえ戦闘時や潜入時は平常通りとはいかない特殊な環境。焦らなくていい場面ならともかくそうでないなら手元が狂う事がないとは言えない。

『暗殺術・影抜(我流)』
幼少期から世話になっていくたびれた酒場のマスター、アルフレッドに頼み込んで教わった暗殺術の一つ。盗賊としてそもそも戦闘になること自体避けるべきだがどうしても避けられない時の切り札として持っておいても損はないだろうとアルフレッドが折れたらしい。
カイム本人はなんか必殺技的なのが欲しかっただけである。

戦闘中もしくは相手が気づいていない状況下にて心音さえ対峙者と一体化させる程音と気配を絶ち、一挙手一投足の挙動や呼吸を同一化。戦闘中なら相手の行動の出掛かりを完全に合わせて踏み込み死角へと回り込み、急所を正確に突く暗殺術。気取られていない状況下においては殺気を押し殺し、対象の影になるように、対象が奇妙だと感じるような違和感を抱かせないように接近してから命を絶つ。
戦時における場合は必殺を機すカウンターの分類になる。
極まればそれこそ日常の一幕に溶け込み本人にも周囲にも暗殺したと悟られない程自然にその命を奪えるようになるとのこと。

ただ、アルフレッドはおおまかな原理と最初の指導で実際に命を奪う訳でなく簡潔に技を実際に披露して教えているが本人が盗賊として生きる道を選んでいることと血生臭い暗殺者に転向してもほしくない事からきちんとした型までは教えていない為にカイムが多分こういうこと、多分あの時こんな感じだっただろうと自分なりの解釈で行っている我流である。

弱点:まだ若く粗削りなところがあり、未熟。
その為盗賊稼業が若さからくる経験不足や技術不足、そして血気盛んに余計な事に足を踏み込んでしまって失敗や取り分を喪う出来事を起こしがち。

また、人間であり特別な魔力をもつでもなくそっちの知識があるわけではない(潜入時の侵入者撃退や感知の為の罠等であれば罠そのものへの対処の為に知識は得ようとする)ので警戒をしていても仕組みが分からないと対応が厳しい所謂初見殺し的なものも不得手。

所属国:黒の国

職業:盗賊・暗殺ギルド『禍穿』所属の盗賊(新入り)

異名・二つ名:(後々有名になった時の為に勝手に名乗っているが誰も呼んでくれない)夜の義賊(ナイトシーカー)

恋愛:可

裏行為:NL

備考:蒼月地区の安価で隙間風が吹くような賃貸住宅の一室に住まい活動する青年。時々バイト(まかないで食いつなぐ目的もあり)でアルフレッドが経営するくたびれた場末の酒場で働く事がある。

元々孤児院に赤子の頃に捨てられていたところを拾われて以来ずっと暮らしていたのだが、独り立ちをして少しでも孤児院の苦しい経営を助けたいと自立。冒険者ギルドレッド・ホーンとどちらを選ぶか悩んだのだが、以前孤児院から金を搾取しようと自分達は日々の暮らしすらままならないのに悪事を働いてそれでも追い打ちをかけて私腹を肥やそうとする自称慈善活動家の姿を見た事が記憶に焼き付いていたこともあり、禍穿所属の盗賊になることを決めた。
まだ新入りということもあり学ぶべき事が多いが本人は悪党が貧しき者等立場が弱い者から巻き上げた金や宝を取り戻すと息巻き活動に精を出している。
ただ、盗賊という職業が汚れ仕事には違いないという事を勘違いしている程夢見がちというわけではない。

なお、暗殺稼業には身を落とすつもりはないのでそちらとはあまり折り合いがよろしくない。進んで関わったり喧嘩とかはしないが、ギルドは同じだとしても仲良くともいかないらしい。

PC挨拶:あんた、依頼にきたクチかい?それなら新鋭の有望株、未来の大盗賊になる俺に任せてくれよ。大丈夫、あんたが悪党じゃないなら俺は絶対にあんたが取り返したいものを取り戻してみせる。何を盗んで欲しいか次第ではあるが、あんたの期待を裏切らない。約束だ。

pc
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By 絹豆腐
2021-05-24 13:55:18
HN:絹豆腐
名前:サン・ド・ロック
性別:個体による
年齢:個体による
種族:魔物
身長:一般的に確認されるのは3〜4m程度
体重:2000kg〜3000kg程度
容姿: 全身を特定環境下における地表、地下の成分で構成された体を有しており、砂漠では砂の粒子、荒野では岩石、火山では火岩が主成分となる。
本体となる核は自我を持たない小精霊のなり損ない、もしくは零落したものであり自然発生する不純物の霊気である。

体の構造は極めてシンプル。人体に近い太い手足と胴体、頭にあたる部位は首もろとも存在せず、核を収納する胸部に単眼模様が浮かび上がっている。

性格:自我が存在せず、目につくものに襲い掛かるだけの存在。
ただし、これは所謂暴走状態に常にあるという事であり、なんらかの鎮める手段を持つならばまた事情も変わってくる。

武器:体を構成する成分を用いた重量や硬度、熱気等を利用した物理攻撃

属性:地・火・霊

能力:核を破壊しない限り復元する事が可能。これを利用し、自ら腕を分離して投げ飛ばす等といったなんちゃってロケットパンチの荒業もこなせる。
また、小精霊から零落した個体の場合、元となる属性を用いた術を行使することもできる。

弱点:核を破壊されれば終わりなのだが、核の位置は外から見ても丸わかりである。

所属:黒の国

職業: 魔物

二つ名・異名:暴走する霊素の怒り

恋愛:不可
裏行為:不可

備考: 南、黒の国の砂漠や荒野、火山と幅広く目撃される事がある魔物。
霊素の乱れ、元素の均衡が狂う事により多く発生する傾向にあり、目撃されるということは即ち直前もしくは直後に何らかの原因となった事象が発生していたという事を意味する。
発生数、巨大化等も原因となる事象の規模に左右される。

このことから土地、或いは土地に根付く精霊達の怒りであるとも言われているのだが、往々にして暴れ回るそれらは邪魔者として討伐される運命にある。
そうでなくとも強大な原生生物や魔物が多く生息する南方においては勝手に暴れるそれらを見逃す程甘くはなく、縄張り争いの一環として大地に還る事が殆ど。

また、黒の国で多く観測はされているが性質上類似した個体が他の地方で目撃される事もある。その場合もやはり土地に根付いた個体となるらしい。

PC挨拶:(またしても、大地を傷つける力が行使された。地を壊し、気を乱れさせ、世を狂わすそれは何度も繰り返されてきた愚行だ。大地は怒っている。命達は、自分達で生きているのではなく大地に生かされているという事を思い出すべきだ。傲慢さを正すべく、正当なる怒りを伝えるべく、砂は、岩は、火は、形を成して怒りの巨人と化すのであった。)

pc
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By ぷにこ
2021-07-02 23:48:48
HN:ぷにこ

名前:セイリオス・トライオード

性別:男
年齢:不明(外見30後半〜40代頃)
種族:混血種
身長:185p
体重:79s

容姿:黒の短髪と深緑の虹彩を持つ垂れがちの双眸に目尻口許にやや小皺が現れ始めた中年〜壮年の境くらいの精悍な面立ちと騎士として現役から退いて尚衰えない筋肉量を保持し均整の取れた肉体を持つ。服装等は機動性を損なわぬ範囲で家系の格相応の上質な生地を用いたシャツやズボン、上着を身に纏う事が多く靴は革材のロングブーツを好む。

性格:礼と道理を重んじる厳格な武人の側面と子煩悩を併せ持つ二児の父。要はオンオフの切り替えが二面性を疑うレベルで激しいだけであり本来の気性は穏やかであり普段も子が絡まなければ冷静、誠実、口調も柔らかなほうで騎士としては申し分無い適性を備えている。

武器:基本的に術と素手で何とかしてしまう為に得物等は有事でもない限りは大抵の場合レッグホルダーに備えられているナイフと小型ボウガン。しかし有事の際は現役時代に用いていた一点物の宝剣と鎧等を持ち出す場合もあるとか無いとか。

属性:武、聖、雷

能力:剣術の他、武器となる得物の扱いの基礎を一定基準以上で修めており体術、兵法、魔術の練度や知識は後に幾人もの基礎を固める実績を持った師となり得る程度には高く、また現役時代は特殊な権限を持つ隊の隊長格を長年務めていた経緯も併せるとその実力は凡そ察せるだろう。

弱点:混血種故に長命であるが血は人間ベースのためこれらの枠に準ずるものが多い。弱点かと言われると微妙だが息子の危機より娘の危機に過剰に反応しがちな所がある。

所属:黒の国
職業:騎士学校 武錬担当教員
二つ名・異名:(元:白雷)
恋愛:NL(基本不可)
裏行為:不可

備考:ガルティオ北方地区グランに根付く騎士血統の一門トライオード家の本家筋の男性。現在はクローカシアにて聖都勤めの聖騎士であり隊長格となった娘と家督を継がせた上で騎士ギルドの統括と地区管理を担う代表となった息子を持ち、バルバス・オルランドが理事長の席に身を置く騎士学校の武錬を担当する教員職に就いているが軍解散宣言前までは征騎士団の部隊長格に長年身を置いていた経歴を持つ。征騎士時代から度々他人を鍛え上げる方面において才を見せていた所がありこれは家の使用人から始まり元団員であったり弟にその友人と面倒を見た者は数多く教員職は天職かもしれないとは次男談。

PC挨拶:――故に、日々心身共に鍛錬を………――!!なんだと、バルバス様に我が娘から手紙が!?
pc
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By ぷにこ
2021-07-02 23:50:32
HN:ぷにこ

名前:レナディエ・トライオード

性別:男
年齢:不明(外見30代中頃)
種族:混血種
身長:180p
体重:67s

容姿:うねりを持つ黒の長髪をサイドを一房程度残し緩く一本に束ね深緑の虹彩を持つたれ目を涼し気に細めている事が多く柔らかい雰囲気を纏う。中性的な面立ちをしており、細身ながらにしなやかな筋肉が乗り無駄のない体型を保持している。服装は色味の入ったシャツにベスト、スラックスに革靴、装飾品等全般的に落ち着いた色合いから成る主張しない品のあるものを好んで身に纏っている。

性格:紳士然とした穏やかな口調と物腰、言葉選びは洗練されており隙の無い上流階級の男性といった様相。実際の所は思考が柔軟で奔放が過ぎる素を持っているのだが人生経験によってそれらを律し上手く隠す技量がとんでもなく高い策士であるというだけ。ただ兄と同様に武人の側面も併せ持っている辺りで本気で掴み辛い性格をしている。

武器:ほぼ隙の無い無詠唱魔術を適正問わず繰り出してくる才覚と知識。ポールウェポン系の得物の武錬と短剣の扱い。杖や棒に魔力素を纏わせ固定、刃物と同様の切れ味を持たせた武器へ転じさせる自在の内包エネルギーコントロール技術から成る即席武器の使用等、武器となるものは多彩。

属性:術、闇、風

能力:上記の通り術特化型のベース素養を持ち適正魔術の範囲と威力は未知数ながら現役時代は黄金地区の術師顔負けの高い技量と知識を持っており一々威力が高かったらしい。他、兵法の応用に於いては兄を凌駕する頭の回転の速さや柔軟性を持っていたり長得物の扱いは一族の中でも指折りの実力者であり姪と甥にこの基礎を授けた師の一人となる程度には武器の扱いにも精通している。

弱点:混血種故に長命であるが血は人間ベースのためこれらの枠に準ずるものが多い。距離感を盛大に間違える不躾な女性が苦手らしいが嘘か真かは謎。

所属:黒の国
職業:騎士学校 術応用科目教員
二つ名・異名:(元:黒風)
恋愛:NL、BL
裏行為:状況及び展開の次第で可

備考:ガルティオ北方地区グランに根付く騎士血統の一門トライオード家の本家筋の男性であり元嫡次男。リィンネルとヴェガの親世代にあたり弟に現役親衛隊隊員のノイアがいる。こちらも例に漏れず元征騎士で現役から現在に到るまで長らく兄セイリオスの相方兼ブレーキ役で立ち位置が固定されている為にこの長男次男は恐ろしいくらいに兄弟間の絆が強いのは周知の事実と化している。軍から退いた後に現役時代より幾分も丸くなり子煩悩が明るみに出て来つつある兄をやんわり諭しながら騎士学校教職員を勤め日々を送っているのだが秘密主義傾向がありプライベートがあまり見えない人物と化しているらしいが…。

PC挨拶:あぁ、ほら兄上……皆が驚いて釘付けになってしまっているから一旦落ち着こうか…。
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By 絹豆腐
2021-07-18 13:32:13
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:ナーラ

性別:雌

年齢:32歳

種族:獣人(黒獅子)

身長:180cm

体重:73kg

容姿:全体が威圧的な光沢を帯びた暗銀色で、限界迄薄く且つ研ぎ澄まされた薄刃を連ねて兜の頭から後ろ髪の如く何枚も流した刃飾りが特徴的な黒兜。
全身鎧も同色であり、体のラインがわからないシルエットの暗銀鎧姿。

その下にある本当の顔は艶が失われ毛並みの粗い――後述の通りこれらは意図的なもの――黒毛で覆われ、鋭い双眸は鉛色。
獣の耳は丸耳。
鼻はやや低め。
筋肉は下手な男よりもついており、腹筋も割れ手足も筋肉が見て取れる。
乳房は切除され、陰唇は焼きごてで焼き潰している。

これら女性の象徴を損壊する措置は自ら行った行為である。

性格:言うなれば病的な四征軍、というよりトーデスシュトラーフェ復興論者。
トーデスシュトラーフェが解散しても尚『トーデスシュトラーフェこそが黒の国の軍事組織として最も相応しい。』という持論を変えず、再びトーデスシュトラーフェが再興する事を夢見て活動を行う過激派。
その性質上、唯一の軍事組織として残されたシュバルツバルドもだが、トーデスシュトラーフェの後任組織である騎士ギルド・シュバルツェリヒカイトも目の仇にしている。

また、女嫌いであり、自分自身が女であることすら穢らわしいと感じているほど。
戦場を神聖視(正確にはトーデスシュトラーフェが恐怖の進軍を行う戦場)しており、そこに女(けがれ)を持ち込むことを愚弄しているとすら断言する。
これには過去、自分が女であることにより受けた口にするのも憚られる陰惨な仕打ちや、恐らく本人は気を遣っただけだったはずだが「お前は女なんだからそう無理するな」といった発言を同僚から受け、自分が女だから同士として扱わないのか、男の征騎士にそんなことを言うのか、と自身が幾ら努力しようと神聖視すらしている征騎士の一員として認められないのかと極端な発想に飛躍し怒りと悔しさを爆発させたこと等が原因。

常日頃から女であることを隠すように鎧を身に着けているのもそういう理由から。

武器:『黒銀の獣槍・ゴブリツェフ』と名付けられた3m50cm前後の黒塗りの柄と穂先が両刃の刃と、翼のような形状の刃で構成されるコルセスカに分類される多目的槍を主武器としている。

また、隠し武器として兜部の飾り刃を鞭或いは蛇腹剣の如く振るう事もある。

属性:獣、気

能力:『槍術』
流派はない。
我流と言えばそれまでだが、それは戦場にて共に戦う猛者、征騎士達や征騎士の象徴的人物である四帝の一角にしてトーデスシュトラーフェ団長たるバルバスや副団長のクリェームリを見て、盗み、学び、それを自分なりにアレンジ、昇華したもの。
名前をつけないのは自分の技は彼らの技を完全に模倣しきれていない粗悪な劣化品に過ぎないと認めていることと、大元となった参考にした強者達への敬意によるものである。

『硬気闘法』
武術における錬気、剛気の一種。
体内を巡る気を腕や足など体の一部に集中、瞬間的に刃をも容易に通さぬ硬質化を果たすことが可能となる。当然、攻撃に転じればそのままに威力を増幅させる。

『獅子闘咆』
武術における錬気、発気の一種。
体内を巡る気を手足、もしくはその延長で武器である槍を通じて物理的破壊力を有するまで練り上げた気を解放し対象へ衝突させる。
この黒獅子の征騎士の気は自身のイメージなのか、放った気はまるで獅子が咆哮をあげて敵をみ砕くかの如き巨獣の顎を模した形をとる。

所属国:黒の国

職業:元トーデスシュトラーフェの征騎士/現在は囚人

二つ名・異名:槍牙の黒獅子

恋愛:NL・GL

弱点:気を用いた硬質化は持続することも可能だが、いわば通常の何倍もの気を一度に消耗する状態の持続である為に疲労が蓄積しやすく、骨や筋肉、内臓への負担も増大。
過度になれば最悪寿命すら縮める。
それは発気にあたる獅子闘咆も同様であり、無理な使用は危険。

また、トーデスシュトラーフェ、征騎士、バルバスやクリェームリを神聖視するあまり現実を見誤る節がある。
元征騎士であるならば此処迄落ちぶれる筈がない、本当はもっと強い筈だ、かつて認めた男ならこの程度のわけがないと無意識下の勝手な期待と希望からもし正しく見誤ることなく戦えば五合もせず倒せたはずのすっかり訛り切っていたスティーブンに対して戦いを長引かせてしまったり、アリーシャという『女であることも武器にする』娼婦が介入した時は元征騎士が女に助けられて何をへらへらと、恥を知れと激昂することもなかった。
また、事情を考慮することなく元征騎士でありながら自身が敵視しているシュバルツバルドに下ったランドルフへは逆にトーデスシュトラーフェの誇りを捨てたと自害すら迫るほど迫り、以前ならば自身のが上だったという過去の実力を引き合いに既に自身等相手にならぬ程成長していたと敗北するまで気づかぬ盲目ぶりなど、征騎士絡みになると平静を喪うという明確な問題がある。

裏行為:可

備考:戦場に女を持ち込むべからず。戦場孤児の征騎士であり、過去にトーデスシュトラーフェ所属の征騎士に拾われて以降野垂れ死にする宿命にあった自身を救ってくれた征騎士という存在に憧れ、自身もそう在りたい、死ぬ迄此処が自身の居場所だと定めていた女征騎士。
しかし軍解散宣言により無情にも居場所を無くし、後継たる再編されたシュバルツェリヒカイトは騎士養成の場でありトーデスシュトラーフェ、四征軍という黒の国の力の象徴の一つたる軍事組織ではなくなっていた。その機能は遊撃隊に過ぎないと見下していたシュバルツバルドに奪われ、シュバルツェリヒカイトはこんなものはトーデスシュトラーフェの代わりにはならない。シュバルツバルド如きには黒の国の軍は荷が重すぎると認められず、ギルドにも属さない傭兵崩れとして活動していた。
何度かバルバスへと直談判したが、当然のように「トーデスシュトラーフェは、我等旧き力は最早必要ないのです。これからは、新しい時代、新しい世代のもの。貴女も貴女の道を歩みなさい。」とにべもなく却下されている。

そして現代、セルゲイに、というよりもクリェームリがテロリストに参加していることを知り、これをクリェームリの事情を知らずに勝手に「トーデスシュトラーフェの副団長がいまこそこの腐敗しきった国から解放すべくトーデスシュトラーフェ再興の為に立ち上がった」と勘違いし参戦。
ただ、これはテロリスト側と合流してではなく開戦時の飛び入り参加。
その為正面から今の騎士ギルドの力を試すように挑んだ元征騎士所属のテロリスト組とは違い、自分だけ本気で潰しにかかる為にもう稼働していない兵器工場へと乗り込もうとしていた。

結果、自分の幻想は脆くも崩れ去り、今は砂漠の僻地の監獄にて投獄され失意に打ちひしがれている。――だが、本当に諦めているかは定かでない。

PC挨拶:……なんだ、貴様。見世物ではないぞ。ふん、此方まで来ればその喉笛を噛みちぎってやるのだがな。……いや、今は大人しくせねばな。雌伏の時、今は屈辱を甘んじて受け入れてやる。

pc
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By 絹豆腐
2021-07-24 13:16:52
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:ガー

性別:雄

年齢:外見年齢20代後半から30代前半

種族:鳥獣人(鴉)

身長:175cm

体重:66kg

容姿:黒ずくめのダークスーツにモノクル眼鏡、黒の革靴に黒の手袋を身に着けた全身黒の羽毛に覆われた鴉人。
色褪せて白に近くなった灰色の嘴。
双眸は灰色の色彩。

両手足に一件腕輪足輪の装飾具にも見える金属輪、その実この鴉人専用の拘束具を装着している。
拘束具とあるが、両腕両足同士を鎖などで繋げたり、鉄球等の重石を付ける類でなくそれらの物理的拘束要素は見受けられない。
だがしかし、本人はこの金属輪を拘束具として認めており、外そうともしない。

性格:物静かであり、穏便。言い換えれば外界への興味が薄く、反応が弱い。
ただし一度彼が探し求めているというもの、或いはその手掛かりとなる情報を得た場合その瞳に光が宿り、動かざる囚人が動くことになる。

武器:自身の魔力を用いた特殊な術式。形態変化の魔術。

属性:魔、影

能力:『牢記』
この鴉人は、自身に関する記憶の一切を忘却する。
三日に一度、全て。
この際、必ずどれだけ眠らないようにあらゆる手段――違法薬物による覚醒作用、部位欠損するほどの激痛、脳に直接刺激を送る等々――を用いても休眠状態に陥り、目覚めと共に忘却する。

その反面、自分が収容されている広大な図書館めいた牢獄の壁やシミ、机に寝台、枕、本の表題、本の一項といった物や自分の体の嘴や右目左目や釦の一つ一つといった部分に指で触れる事によって『断片的な記録』を思い出す事が出来る。これらで思い出した内容は如何なる手段でも三日に一度の記憶のリセットを行うまで忘却することはない。

この鴉人はいつも三日に一度忘れ、その度に自分が何者で、何をしないといけないのかを思い出し、牢の中で回答を求め思案に耽る。

これは生まれついての体質ではないとのことだが、そこまでは分かっているが原因は分からないと本人は語る。

また、忘れるのは自分自身の事に限定されており、逆にそれ以外に関しては記憶もしくは記録し続けており、自分に関することだけぽっかり欠如した膨大な知識を有している。


『囀る夜影』
この鴉人の魔力そのもの。
魔力を放出した場合、それは不気味な濡れ鴉の黒色を纏う生温い、まるで怪物の肺腑から搾りだした吐息にも似た風となって現れる。正確には、一枚一枚の魔力で出来た黒羽が黒い風の奔流に見える程連なっている。
この黒い羽風はそのものが魔力というだけでなく、物理的及び魔術的干渉能力も有しており接触箇所は無数の硬質な鑢で削ぐように削り落とす性質を持つ。魔術的干渉としては、触れた部分から魔導人形等魔力を原動力とする物体から魔力をまるで炉に穴を空けたかのように流出させたり、生物の場合喪失感にも似た形で魔力を排出させる。

これらからどちらの場合でも接触箇所に物質・魔術或いは霊的な意味合いで『極小の穴を無数に空ける』という性質があるという説が高い。削り取られているというのも、この穴が無数に重なって生じているのではないかと言う説がある。

また、元が魔力ということからこの魔力を自在に形や密度を変容させる事が出来、接触部分を削り落とす攻撃的防御手段として用いる場合はこの羽風が汚泥の如き泥の如く密集して本人を包み込み障壁に。この汚泥と喩えられる密度の場合は明確に削ぎ落し、もしくは魔力流出は増大しており、これを建物の外を包んで内部に流し込んだり、人にしても汚濁の奔流に呑み込む等も可能。ただし、風程の移動速度と自在性は無いらしい。

――嘘か真か、この鴉人の傷口から血の代わりにこの黒い汚濁が溢れた事があるという話もある。

『■■■■』
■■■■(検閲、情報修正痕跡。復元中)

所属国:翠の国(現所在地は黒の国の監獄)

職業:元・■■の■■■■■(瓦礫の監獄の囚人)

二つ名・異名:忘却を望みし知恵/動かざる瓦礫の司書

恋愛:NL・BL

弱点:自分の体質について理解している為、極力外へ出る事はない。また、外へ出る何かがあった場合にも理由を喪った場合は途端にそれまで自分が優勢だろうと無傷だろうと行動を放棄し、拘束ないし牢獄への帰還を優先する。

裏行為:可

備考:瓦礫の監獄の重罪人の一人。

個室である専用の広大な牢獄は無数の本で埋め尽くされており、さながら図書館めいている。その為、誰が読んだか『司書』という仇名がつけられた。

重罪人であるが一体何の犯罪を行ったかは監獄長しか知らない。
本人ですらも知らない、覚えていないのだ。

だが、本人は牢獄に閉じ込められている環境に不満を示すこともなく、まだ新入りの罪人が何も知らずに絡んできたり殴り掛かっても怒ることもない。興味を示すこともない。

ただ、その場合本人より看守達や他の囚人が止めに入るのが殆ど。
それは、無抵抗な鴉人の保護という意味ではない。

自分が何故囚われているのか、何故自分のことがこんなにも分からないのか。
ガーという名前も、適当に鴉が鳴く声をそのまま名前にしただけであり本名すら知らない。
もしくは、『記録している場所に触れていない』。

そんな瓦礫の監獄の中でも有数の奇妙な囚人で、重罪人というわりに原則として無害なのだがどういうわけか先日のセルゲイ・バーンスタインのテロ事件時にはアルブトラウムナハトが管理するバビロン区内に出現。ギルド所属者の魔術師や錬金術師達、中には高位の魔導士等もいる中それらを一切寄せ付けない脅威をもって敵対していた。
だが、敵対していたというが明確に誰かを殺害してはいない。寧ろ、何かを探している最中にどうしても邪魔が入るからそれらを遠ざけるような様子であったとのことだが、結果的にこの動かざる鴉人が動いた事によってテロリスト側に行動への対応に支障をきたすこととなった。
その最期も、ちょうど黒の親衛隊隊員がテロリスト側に協力していたと思われる理事長にあたる人物であった『アイギスの白蛇』を実験棟地下で遭遇及び下層区へ投身自殺を図ったとされるあたりで偶然か否か黒風の魔術の行使の停止、無抵抗となって拘束されたとのこと。

何故砂漠の監獄を脱獄し、バビロンに現れたのかについては「知りたい事があったから」という一言のみで黙秘を続けた。どうやって脱獄したのか、手引きがあったのか等についても黙秘。

再度投獄され、収容された鴉人だが、その様子は以前と何ら変わらずに『希望した』差し入れである書物を読みふけっている。

PC挨拶:…………本はある。持っていかれるのは困るが、貸すのは構わない。此処には知識がある。だが、真に求める知識、答えは此処には無い。それでいい。永遠に辿り着けない、永遠に私は私を忘れ、私を探し、私を思い出し、そしてまた忘れる。それが私の罰であり、相応の報い。恐らく、そうなのだろう。私は、それが堪らなく焦がれ、もどかしく。なのに、安心もする。……君が何を求めるのかは、知らない。興味もない。しかし、覚えておこう。君の名を、君の声を、君の形を。それが、私に出来る数少ない事だ。
(広大なる牢獄。他の牢獄と異なる作りのそこに投獄、収監されている者はこの瓦礫の監獄の重罪人にして特別な扱いを受けている証。無数に並び、積み上げられた蔵書の数々に壁を埋め尽くす文字と張り紙は図書館のようでもあり、この瓦礫の図書館の主の偏執を感じさせ薄気味悪さを感じる。本に埋もれる形で唯一存在するロッキングチェアに腰掛け、ぱら、ぱらと手にした古ぼけた本を一項ずつ慈しむようにめくる鴉人は牢獄を訪ねて来た誰かに対してモノクル眼鏡を向け淡々と応対をして。重罪人という言葉から感じる印象とは離れた丁寧な言動、物腰。けれども何か見透かされているような不気味さを感じさせられる鴉人は再び本へと目を落とす直前に常備してあるメモ帳と使い古した万年筆を取出してさらさらと白紙に何かを走らせ。その後、メモを破り捨て、手を離せば風もないのにメモは独りでに隙間なんてなかったように思える壁の一角に貼りついて。それで全ては済んだとばかりに今度こそ鴉人は本へ意識を戻し、面会者には何も答えなくなって。)

pc
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By 絹豆腐
2021-08-15 23:39:57
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:食らわせる擬態者

性別:無し

年齢:不明

種族:魔物

身長:お店と同等

体重:お店と同等

容姿:経緯はどうであれ、今の姿は明るい色彩、マスコットや玩具等子供向けのグッズやコンテンツの充実、衛生管理は食品も店内環境も厳密にされた二枚のバンズに挽肉を中心に様々な種類のバーガーと呼ばれる食べ物をメインに販売、展開するお店そのもの。

そう、店そのものだ。

つまり、このお店自体、この魔物の体。
店内とは魔物の腹である。

性格:元々は肉食擬態者であり、人格と呼べる程のものはない。
ヒトを招きやすい形へ黙して待ち、そして閉じ込め、消化、吸収する。
それだけ。――だったのだが、現在は人格が芽生えてしまっている。

この人格、意思表示役として擬態の一部として店長と呼ばれる店の責任者の姿を取る。この時名乗る名前は『Mr.ミック』。
その際の擬態者は来客を誠心誠意籠めて歓迎し、従業員(こちらは最初こそ擬態者が多かったが生身の労働者が増えてきた為減少傾向にある)の指導に余念なく、サービス精神旺盛な活気溢れる中年男性として振る舞う。
また、ライバル店や市場リサーチに熱心で、自分は離れられない為ヒトを雇って視察に行かせる事も少なくないらしい。

口癖は「貴方の胃袋をたっぷり満たしてバクハスルド。」

属性:魔

能力:元々は擬態者として、家に擬態する都市伝説にもなった魔物としての擬態能力を有していた。
この時の擬態は獲物を招き、消化する為閉じ込め、気づかぬうちに長居してしまう快適な家の内装にする。

だが、時を経るにつれ怪しげな家に近寄る者はいなくなり、そこでどうすればヒトを招きやすいのか考えるようになり、次第に家から店へと擬態内容を変化するようになっていった。

現在もこの擬態内容の追求(店内サービス向上)は妥協を許さず、今では大勢の来客を迎え入れ、しかし初期と違い客を閉じ込めたり捕食することなく返すようになった。

この変化は、サービス追求のうちに自分の一部を商品に擬態し提供することで不衛生問題が発生して以降食材を外部から仕入れる方面にシフト。
その結果、こっそり食材の一部を自分が消化することで客を捕食する必要がなくなったからである。

所属国:黒の国(いつか全国チェーン展開したいと夢見ている)

職業:庶民派格安バーガー店

二つ名・異名:モンスターバーガー

恋愛:無し

裏行為:無し

弱点:風評被害、不祥事、経営不振等々

備考:擬態者であり、れっきとした魔物。
開店当時の不祥事(という名目のマスコットに擬態し子供に食らいつく傷害事件、店員消化失踪事件、食品不衛生案件etc)等を乗り越えて何度も内外は変化しており、その上ライバル店の出現もあり最初の頃とは色んな意味で異なっており今では業界屈指のモンスター店(直喩)として今や当たり前の如く堂々と帝都の大通りに身構えている。

元々自分が食らう為、自分の存在を現代でも維持する苦肉の策であったはずなのだがいつしか生存戦略がサービス向上に繋がり、顧客満足度を追及する立派な店と化したのだ。

子供がお小遣いでも買える格安価格の安心品質、安心の味、そしてお腹いっぱい(これも最初は丸々太らせてから食べる為だった)になれるラインナップが武器。

初期の不祥事の一つ、激辛スパイス爆破事件――この時、店内はおろか通りや近隣の店にまで被害が及び大混乱となった――にもめげず、寧ろ自虐的ブラックユーモアとして『バクハナルドで爆破するぐらいお腹いっぱいにする』というイメージに繋がるよう企業努力と広告宣伝を繰り返し乗り越え、現在では今もチャレンジ精神豊かな若者向けに辛さの段階を選べる『スパイスバック』、『爆破バック』、『煉獄バック』等シリーズ化され舌やら胃袋やらを今日も爆破している。
また、刺激を求めすぎる者向けに、本当に怪我をしない程度――中にはごく稀に怪我をする程本物の爆弾めいた威力を裏メニューとして頼む剛の者もいるのだとか――の『裏バック』シリーズも存在するのだとか。

ライバル店は同じく量を重視したラインナップが武器にし大食いが重宝する『盛ってリア』、黒紫に月見でモノアイに見立てたトリプルドムバーガーが目玉商品の『DOMDOM』。
高価格高品質の高級路線の『ウォス』等は客層が違う為競合相手ではないらしい。

PC挨拶:お金が無くてもお腹いっぱいになりたい?最近刺激が足りないけど手軽に刺激が味わいたい?家族みんなで笑顔になりたい?そんな貴方、そこの皆、バクハスルドにおいでよ。バクハ、バクハ、お腹を爆破。朝バック、昼バック、夜バック、いつでもバクハスルドは皆を待っているよ。

pc
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By 粕汁
2024-04-02 01:21:11
HN:粕汁
名前:ゼロ=ラーウィル
性別:男性
年齢:17歳
種族:人間
身長:170cm
体重:53kg
容姿:毛先が跳ね易い柔らかな黒髪は特にヘアセットをしなくても顎下辺りで外側に跳ね、若干目に掛かる前髪は軽く左側に流しており肌色は健康。吊り目がちだが大きい黒の瞳は未だ子供っぽさも残る。体型はどちらかと言えば細身で脂肪は殆ど付いていないが、最近は充分な量の食事にありつけている為今後体型は変わっていくかもしれない。
勤務時はリリー家から支給された半袖制服を着用。私服は特に拘りがない為最近まで盗賊時代の黒のボロ着を着用していたがそれで出歩かれるのはリリー家の品格に関わる為に今は最低限清潔感のある服(これまた支給)を着用している。

性格:何処か飄々としていて空気を読まないノンデリカシー男。生まれつき一部感情が欠落している節があり他人の気持ちを考えない、もしくは考えたところで間違っている事も多くコミュニケーションを取るのが下手だが裏表がない為か今まで歳上には可愛がられる事が多かった。強盗団内で育った為に倫理観が欠如しているもそれは現在リリー家で徐々に養いつつある。


武器:強盗団で活動していた頃から愛用している短剣とリリー夫妻より贈られた漆黒の警戒棒。短剣は言わずもがな盗品であり、無駄のないデザインながら名のある職人の名が刻まれた逸品。警戒棒は充電式で触れると電流が走る仕組みになっており鎮圧を主な目的とした警備員らしい武器であるがダイヤルで強さが調節出来いざという時は殺傷も可能。

属性:無

能力:『盗む』という点では他より優れており、窃盗もそうだが強盗団で幼い頃から仲間のやり方を見て過酷な世の生き方を覚えてきた経験からか己自身で再現可能であればどういった分野であれ良く観察し技術を『盗む』ことを得意とする。


弱点:学のない子どもであるが故の失敗はつきもの。


所属国:黒の国

職業:リリー家の使用人(警備員)

二つ名・異名:特になし

恋愛:NL・BL
裏行為:可

備考:リリー家の使用人。元々は死の荒野で活動する盗賊であったが強盗団を脱退したばかりの頃盗みに入ったリリー家にて一人娘のネオンに捕まり、彼女の思い付きで警備員(仮)にスカウトされる。警備員といっても常にリリー家にいる訳ではなく、特に決まった仕事はない。普段は見廻りと称してリリー家内を散策しているだけに見えるが一応家のセキュリティ対策の面では貢献しており、また、ネオンの店のセキュリティも定期的に確認している模様。見ていて暇そうなので普通に他の使用人達から仕事を頼まれる事もあるが、試用期間を終え正式に警備員として迎えられた後は教養を身に付ける為に教育係との時間も設けられた。様子を見ている段階にはなるがゆくゆくはリリー家の養子に迎える事も考えているらしいとのことはまだ夫妻しか知らぬ真実である。
因みに彼は青の国の商人の息子だったのだが、商売の為に黒の国の帝都へ渡ろうとしていた両親は荒野に潜む盗賊に狙われ、金品を盗まれた挙句に殺されてしまった。当時二歳だった彼は親の仇の強盗団に拾われ"ゼロ"と名付けられ捨て子として面倒を見られていたのだが、ひょんな事から真実を知ったゼロは何となく団内で居づらくなってしまい挨拶もせずに団を離れたという経緯がある。


PC挨拶:はーい、なんか御用ッスか?──へぇ、お嬢サマのゴユウジンサマなんスね。少々お待ちくださーい。
iphone
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By 粕汁
2024-04-02 02:07:26
HN:粕汁
名前:ヨーコ=ヴェルテ
性別:女性
年齢:不明(外見年齢10代後半)
種族:エルフ
身長:160cm
体重:48kg
容姿:艶の出やすいダークグリーンの直毛は胸を覆う程の長さで、凝ったヘアアレンジはせず基本的に後頭部の高い位置で一つに纏めたポニーテールスタイル。前髪は顔面右側に掛かる顎下までの短さの部分を下ろし残りは全てぺったりと左へ分けて流しており、後述の顔立ちも相まって何処か真面目そうな印象を与えるかもしれない。種族特有の先の尖った耳を持ち、健康的な肌色に印象的な垂れ目。二重幅が狭いが目の縁のサイズは平均的で、赤味がかった暗いブラウンの瞳も普通に大きいのだが愛嬌がなく、吊り上がった細眉や薄い唇の"への字口"が何となく不機嫌そうな顔貌を作っている。筋肉が付きにくいらしく体型は全体的に細く、女性らしさを感じさせる脂肪の付きも良くないが強いて挙げるならば若干脚が長いのが自慢。化粧は無色のパウダーを叩くのみ。


性格:いつでも冷静で"大人らしく"振る舞おうとはするが、中身はまだまだ未熟で煽られると弱く、勤務時の見様見真似の敬語も感情と併せて荒っぽく崩れがち。気に入らない相手に対し言葉の節々にちくちく棘を含ませがちなのも未熟故。人間関係はドライに築きたい理想を持つが結局いつも周りに振り回される苦労人気質でもあり、根は割と優しい上に怒ってもそんなに怖くないので攻撃的もしくは冷たい態度をとっているにしては憎めない奴として扱われ可愛がられる場合も中にはある様子。己を強く奮い立たせてはいるものの元々のメンタルは脆く引きこもり体質だったりする。


武器:
何の変哲もない腕に装着するタイプのシンプルなクロスボウ。但し矢には細工を施してあり、射抜いた対象に根を張り血液や力等を吸い取る仕組みになっている。力の吸収はその固い矢を身体から抜くか折るか、矢の許容量最大まで吸わせるまで続き、力の溜まり切った矢は蕾の形をした羽根部分が開花し、直後に爆発する。


属性:植物

能力:遠くまで見える目と俊敏さを武器に立ち回り純粋な攻撃力や防御力自体はそこまで高いとは言えないが命中率の高いクロスボウでの攻撃の他に元々蓄えていたその方面の知識を活かし特殊な植物の種等を使用したそれなりに多彩な戦い方が出来る。
リリー医院で働いていた期間自主的に勉強していた事もあり応急処置程度なら対応可能。


弱点:
・炎属性
・煽り
特に炎に関しては規模が大きくなると個人的なトラウマが発動して大分弱体化する。


所属国:黒の国

職業:リリー家の使用人(家政婦)

二つ名・異名:特になし

恋愛:NL・GL

裏行為:可

備考:黒の国にて医院を営む夫妻に仕えるリリー家の使用人。週24日の出勤で、主に同時期に勤め始めたおっちょこちょいのガブリエラをフォローする形でペアで勤務している。過去事件に巻き込まれ全身熱傷の重体になった際リリー家の奥方に救われて以降彼女を崇敬しており、彼女の傍で役に立ちたいとの想いで志願し、半年程リリー医院にて看護助手として働いた後、リリー家の使用人となった。ミステリアスで仕事の出来るアグリヌスにも密かに憧れており、己がこうなりたいと目標にしている。休日も依頼が入ればその都度家政婦として依頼人宅へと出張しているらしい。因みに体型(特に胸)の話題は禁句。口にしたところでどうという事はないが、確実に嫌われる。


PC挨拶:失礼致します、ハーブティーをご用意致しました。………、はい、使用人のヨーコと申します。お嬢様の支度が済むまでもう暫くお待ち下さい。では。
iphone
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