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[0001] 近隣の婦人
By のぶ
2008-04-23 00:18:42
欲しい物がある。
君はいつもそういう、
『ホントはそんなものないくせに』
しかし、言わない。いや、言えない。
僕はそんな君に、万が一にも嫌われる可能性を秘めた行動をとることはできない。僕は君に対して消極的だ。
それが、僕と君の関係。
君はいつもこう呟く。
欲しいものがあると。
それの答を僕も君も本当は知っている。でも僕がそれを口に出すことはない。いや、口にだせない。そんな僕を見ながら満足そうに君はまた呟く。
欲しいものがあると。

いつからだろう、君が僕以外の何かをもとめるようになったのは。
いつからだろう、僕のおどけた行動を君が楽しむようになったのは。

僕は知っている。終わりかけているこの関係を。でも君は決して口にはださない。僕が今の関係を自分から切れないのをわかっているから。君はいつも優越感に浸っている。
でも知っている。いつか終わるこの関係を。


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[0002] By 如月
2008-05-12 22:56:32
ちょっとタイトルがいかがわしいサイトに見えてしまうので
タイトルの推敲はするべきだと思います;

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[0003] By 水戸陀李亜
2008-09-22 01:13:54
初めまして
素人ですので、あまり上手く感想は書けませんが…

「欲しい物がある。」のスタートもタイトルも、読みたくなるもので、魅力的です
どこか、儚くて切ない関係が淡々と語られるのに切実というか…

心にストン、と入ってきました

自分はこの詩が好きです

それでは、失礼しました

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[0004] By えくぼ
2008-11-10 12:15:09
初めまして。
素人目ではありますが自分なりの感想を書かせていただきます。

詩の構成など全体的にしっかりしていると思います。

読んでいておもしろくも、もどかしくもさせる文章がとても心地良かったです。

自分はとても好きな詩でした。

素人目ではありますが以上です。



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