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[001] 帰路、初冬
By min
2006-11-25 01:57:13
寒水石を撒いたような
しんと張った朝を
踏みつけるとき
その音は確かに、
あたしだけのものに
なっているのだけれど

柔らかな雪が
肩に濃淡をつけて
立ち止まってしまいたい、のに、
振り向く前に
外灯を消されたことに
気がついて
慌てて、睫毛にかかる雫を払う

じっとこらえてきた思いは、
吐く息の白さに
まぎらせて
伝えられると、
思った。

袖がじっと重くなるのを
見てられなくて
逃げ出すように、
今日も、また
足音だけを響かせる、帰路

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[002] By 匿名
2006-11-29 19:06:25
綺麗なんだけど景色が浮かばないです。

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[003] By 鯨
2007-06-07 17:46:36
一連目で、伝えてきてる。
頭にインパクトがありすぎたのかもしれません。そう、感じました。

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[004] By みん
2007-06-08 03:02:08
匿名さん、
ありがとうございます
ひとりよがりなのです。


鯨さん、
ありがとうございます。
書き直そうか、
迷っている詩のひとつ、です。



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