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[001] 数え詩(うた)
By なお
2007-03-20 08:44:43
一つ前へ        二人のつながり     三つ数えてふりむいた  隠した想い告げるまで  五つの月が過ぎていた  六つめの夜の物語    七つめの月 間もなくの 明るく晴れた冬の日は  暮れていくのも早すぎる 八つの杯を飲み干して  九つの皿空けきった   灯にあなたの笑顔咲く  向き合う眼差し     結ぶ手の        温み逃がさず憶えよう  いつか終わりが来る日まで抱いて眠る 密やかに  数え待つのは十の日の夜

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