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ろうじょうの主(ウルフ単品/パロめ)
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 ふらふらとろくに居住も持たず、一日を生きていけるだけの金と酒とだけを気遣い、そんな風に気ままに生きていた男が城を持った。
 なぜだ、なにゆえかと上も下もこぞって喚き散らし、嫉妬と羨望とにねめつけられながら、「そんなもの俺が訊きたい」と睨みつければ、蜘蛛の子散らすかのような有様だった。不本意ではなかった。生きる上で屋根ができた。雨風を凌げる。ただそれだけだ。

 俺はただそれだけなのに、周りはやれ大きくなあれ、やれ子孫繁栄をなどと小うるさかった。いつもはそれらを睨みつけもしくは一喝し、二度と騒ぐなと言えば済む話だった。が、ただ、全てを一喝するのも一苦労で、たまに曖昧に頷いてみせるとそれはもう嬉しそうに騒ぐのだ。

「ろうじょうのお殿様が頷くと、そりゃあ盛大な宴会が開かれて、いい」

 上記は寸分の狂いなく、そのままの意味である。
 そしてこの「ろうじょう」が、国を広げるでもなくただひっそりと、だが内陸部に居座りどことも同盟を組むでもなく、およそ閉鎖的姿勢を崩さない「篭城」と、そして俺自身がおさめることを所以とした「狼城」とをかけた皮肉であることを知ったとき、それでも鼻先一つ動かすのも面倒だった。そんなことで呼吸を操作するのも、なんとも大人気ない話だ。

 他所からの吹聴であれ内部の慟哭であれ、この俺に直接牙を剥かなければ、それまで。

 ああめんどうくさい、めんどうくさいのに戦わねばならない。
 だれかがいっそまとめてしまえばいいのだ。ひとつの島にいくつもの国があるというのも、よくよく考えればほとほとおかしな話である。



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 リアルに戦国時代に居たら真っ先にどこかの傘下に無理やり入らざるをえないようなやる気のなさ過ぎるドライな城主、ウルフおいたんです
 おいたんっていうと「三十六歳」がより深刻な響きでいいですよね。
 おーいたん!
 おーいたん!!

 ウルフって刀似合いませんよね。鉄砲かな。鉄砲っていうか甲冑かな。第六天魔王かな。えへへ(中二病めがと罵ってください、私は犬です)
 私は騎鉄でもいいと思うんですが。シューティングゲームみたいでなんだかとってもスタフォっぽいし
 ああーみんな騎鉄だったらどうしよう。あまりに皆が皆騎鉄だとダッセェ絵面にもなりかねないような!むずかしいね!
 ビルは槍使えるかな。ウルフ…ウルフはおまえ何が使えるんだ。得意な武器はなんですか! フライパン? それピーチだろ!!

 そもそもファルコって馬乗れなさそうじゃないか。大変だ。ファルコ大丈夫か。ファルコおまえ何ができるんだ空飛べるのか。
 飛べるなら忍者だけど由美かおるには遠く及ばないというかお色気の術とか絶対つかえないこのひと。大変。戦国モノにおけるファルコの必要性が見当たらない。
 あまりに浪人だらけなスタフォなのでウルフを城主にしてみたらば結局こんな感じだけどこんな、こんなだらだらした駄目なウルフは好きですか。
 私は好きです。

 島国ってなんかいいよね
 パンサーって島国似合うけど出身ではないですね。別荘ですね。パンサー別荘似合う。ずるい男だ!!



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