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ジョイ・ストリンギング
By 素材と特性
素材と特製

By 素材と特製

一口にストリングといっても、いろんな素材で作られています。あなたがいつも使っているストリングはどんな素材で作られているかご存知ですか?
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By ナチュラル/主に牛の小腸(天然素材)

牛の小腸の弾力に優れる部分をシート状(リボンと呼ばれる)に加工したものを10数本束ねて製品化したもの
反発力・面安定性が高く、ATP100位以内のプロ選手の約30%が使用しています(BABOLAT社のストリングが圧倒的にシェアが広く、VSシリーズを使用するトッププロ多数)。

ナチュラルストリングは、ストリングに求められるほとんどの性能を持っているといってもいいでしょう。
価格が高いのがネックですが面圧維持力が抜群に高いので、あまり切らない人にはむしろ経済的です。湿気に弱いと言われますが、BABOLAT社などは独自のオールシーズン処理法により湿気や天候の変化に影響を受けにくい性能を実現しています。
しかし、保管には多少神経質になったほうがいいでしょう。

主な生産地はフランス、オーストラリア。ちなみにラケット1本分のガットを作るのに必要な量は牛3頭分だそうです
ナチュラルストリングは素材の性質上、知識を持った方が高性能電動マシンで張ることを強くおすすめします

By ナイロン/石油精製品(ポリ・アミド樹脂)

一般の人はほとんどこのナイロン製ストリングを使用しています。
ちなみに「ナイロン」はデュポン社が開発した商品名。
石油を精製した後、科学合成した物質で正式には「ポリ・アミド樹脂(Polyamid=PA)」と呼ばれます。

多種多様な構造のストリングの製造が可能で、性能もナチュラルに近いものや反発力重視・耐久性重視・振動吸収性重視・スピン性能重視など豊富なバリエーションがあります
芯糸と周りの側糸を接着する接着剤にもかなりの種類がありこれで打球感や特性も大きく変化します。
ちなみに化学繊維で作られたストリングの総称を「シンセティックストリング」と呼びます。

By ポリエステル・ポリウレタン

ナイロンと製造過程が似ていますが、ナイロンよりも硬く弾力が少ないです
反発力は低めで、軽いタッチでは硬く感じるものの、強打するとパワフルなスピンが得られます
また耐久性が非常に高いので、スピン性能が高い細めのストリングが使用できるのも大きなメリットです。2,3週間で切ってしまうような人やハードヒッターにおすすめです。

デメリットは、テンションの持続力が非常に低いので、長期間使用する人にもあまりおすすめしません。
緩みが早い(テンション持続性が低い)ので、1、2ケ月で張替えをしたほうがいいといったところでしょうか。
また、衝撃がやや大きめなので肘や手首が弱い人にはおすすめできません

By ポリエチレン

ポリエステルと同じくプラスチック製品などに使用される素材でポリエステルより柔らかく弾力性が大きいのが特徴です。
他に伸縮性、耐水性、耐寒性に優れており、弾力性が必要なポリ容器(灯油缶)、水分を逃さない為にスーパーマーケットで肉や魚の透明パッキングフィルム、ショッピングバッグなどが代表的なポリエチレン素材の製品です。
リサイクルマークの下にPEと記載されてあったらポリエチレン製です。ベースの素材が柔らかいので打球感が柔らかいです。

ポリファイバーでのテクノロジー:
ポリ系ストリングは単一構造になっているものがほとんどでその中で柔らかいと言われる物はテンションダウンも早いというのが一番の問題点でした。
ポリファイバー社のテクノロジーにおいての最大の特徴はテンション維持率が非常に高いことで、それにより、反発性能、打感維持性能も長時間持続します。
ポリファイバー社が考えるストリングの耐久性というのは、切れるまでの時間だけではなく、反発性能や打感維持など総合性能の持続時間です。

By ケブラー

ケブラーは、防弾チョッキ等に使われている素材を使用しているので、1番切れにくいストリングです。
硬く反発があまりないため、ケブラーはボールコントロールが一番!もっと正確なテニスをしたい、またボールが飛びすぎると言う方にお勧めです!
かなり耐久性がありますので、張替えが面倒、又張替えにお金がかかると感じている方にもお勧めです。
が、やはり、体への負担は大きいようで、素人にはお勧めできません。なぜかというと…本当に硬いガットで全く伸縮しないからです。テニスひじの方は絶対張らないでください。

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