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ジョイ・ストリンギング
By テンション
テンション

By テンション

張り上げ後の硬さではなく「ストリンギング作業時のストリングを引っ張る力」の大きさのことをいいます。

単位のポンドは「lbs」という単位で表示します。これは、古代ローマ時代のラテン語のLibra(はかり)とPound(重さを計る)が合わさって生まれた単位らしいのですが。略して「Lb」、複数で「Lbs」・・・Pはどこに

初級者の方でテンションを変更するときは1,2lbs程度ではわかりづらいので、3,4lbs程度の変更をおすすめします。ぜひ試してみて下さい
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By テンションの決め方

テンションはあくまでも自分の感覚で決定するのがベストですが、「腕力の少ない人」や「肘や肩の調子が悪い人」はゆる目に、「しっかりとしたスウィングで打てる人」「ボールが飛びすぎる人」は硬めに張った方がよいでしょう
また超軽量ラケットはオフヒットの際の衝撃が大きいので、低いテンションで反発が高反発でないストリングをおすすめします。

一般の人の平均的なテンションは約50〜60lbs。世界のプロ選手は約55〜65lbsぐらいが平均的なようですが、あまり高いテンションは体への負担が大きいため一般の人にはあまりおすすめできません
ちなみに1lbs=0.4536kgです。

By 低いテンション(柔らかい)

軽いスイングでボールを飛ばせますが、ボールのトップスピード自体はほとんど変わりません。
オフヒット時のリカバリーをしてくれるので全体的にスピードが乗っているボールが多くなると考えたほうがいいでしょう
硬く張りすぎている状態からテンションを低く張り替えるとスピードは出るようになります。低くしすぎると反発が鈍くなりスピードが逆に落ちます。

デメリットは若干コントロール感が落ちることですが、相手のパワーを利用するストローカーやタッチを重視するボレイヤー向きといえるでしょう。エルボーなど体に問題がある方は低めをおすすめします

By 高いテンション(堅い)

コントロールと球切れが良くなりますが、ボールを飛ばすには速いスウィングスピードが必要になってきます。飛びすぎの人は少しずつ上げてゆきましょう

腕力のあるハードヒッターまたはストローカー向きですが、オフヒットのリカバリーが少なくなり、衝撃が大きくなるので手首や肘などのトラブルを持っている人は注意して下さい
また、厚ラケなどフレームの反発力でボールを飛ばすラケットは、テンションを硬くすると逆にシャープに飛んでいってしまうこともあります。ご注意下さい。

By テンションとスピンの関係

低いほうがかかりやすいという認識が多いと思いますが、使う人のプレースタイル、スウィングスピードにあったテンションが、スピンがもっともかかるテンションだと思います。
ツアープロのようにスウィングスピードがとんでもなく速ければ硬くしないとかかりにくいでしょう。ボールが離れるタイミングがストリングの伸縮のタイミンングに合わずエネルギーがロスされるからです。
自分の理想の許容範囲のテンションであればあまり差はないと思います。
また、横糸のテンションを縦糸のそれよりも低く設定しても、スピンがかかり易くなります

By 夏場と冬場のテンション

気温が高いとストリングの弾力及びボールの内圧が高めになります。その結果ボールは飛びやすくなります
逆に気温が低いとボールは飛びにくくなり、タッチも硬くなります
同じフィーリングを保ちたい場合は夏場と冬場で2〜5lbsの差をつけて張るとよいでしょう。

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