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カス板2nd〜久しぶりにうんこ漏らしたけど間に合ってよかった。〜
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令和生まれだけど5年ぶりに館に来たわ
By 名も名乗れぬカス(うんこ以下)
2021-08-20 17:25:02
なに話せばいいの
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By 名も名乗れぬカス(うんこ以下)
2021-10-05 15:09:50
───とある日
カサカサッ
斎藤「?」
バッ
斎藤「うおっ!?なんだ!?」
順平「ダデーッ!ダデダデッ!ダデーッ!」
斎藤「なんだよもー驚いたのはこっちだぞ」

小学生の夏
俺とこいつの出会いは突然だった

斎藤「なんなんだこいつ…犬?」
順平「シャムー!ダデー!」
斎藤「シャムー?それがお前の名前なのか?」
順平「シャムー!」
斎藤「まぁいいや…よろしくなシャム!
…なんか違うな…シャム…さん…
シャムさんにしよう!よろしくな!シャムさん!」

母親「シャムーご飯よー」
斎藤「違うよシャムさんだよ!」
母親「えーでも犬でしょ?犬にさんはいらないわよ」
斎藤「シャムさんなのー」
母親「私は呼ばないからね」

───────────────

斎藤「シャムさん!ご飯ですよ!」

いつしか俺は敬語まで使うようになっていた
いつだったか母親に言われたように犬に敬称なんていらないのかもしれない
敬語なんて以ての外なのかもしれない
でも、俺はずっとこいつとの関係はこれがしっくり来てしまうのだ

斎藤「シャムさん今日も可愛いですねー!」
順平「ダデェ!」

───そしてある日

順平「ダッダデッ…ダッデェ…ケホケホ」
斎藤「シャムさん!シャムさん!」
母親「夜中に大声出さないの!」
斎藤「でも!シャムさんが!」
母親「明日朝イチで病院連れて行くから!」
斎藤「でもぉ…ウッウッ…」

───翌朝

斎藤「はっ!」ガバァ
ドタドタッ
斎藤「シャムさん!え…いない…」
翌朝、日が昇り切る前に起きてしまった俺が観た光景はシャムさんのいないリビングだった
それどころか
斎藤「なんだこいつ…」
知らない全裸のオッサンが横たわっている謎の光景だった

自分の目がここまで信じられないなんて初めての経験だった

ただし
斎藤「坊主頭みたいな真っ黒な頭、サングラスみたいな黒い目の周り、少し突き出た口、痩せた身体
…お前…まさか…」

順平「ダデッ!じゃなくて…ひ…かる?
シャム…ダデッ!」

こうして俺と相棒のシャムさん?の奇妙な同棲生活が始まったのだ
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