はにゃーん的独用小説板
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トラスト
By ケタパスタ
2007-01-13 13:34:37
調子に乗って書いてしまった;;
主人公はルクスsという設定です
更新は不定期です(´・ω・)
N702iD
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By ケタパスタ
2007-01-13 13:56:49
───お前は、俺と闘うことになる・・・お前は───
「うわあぁああっ!!」
まただ・・・また出てきやがった・・・赤い帽子の男・・・
おっと、紹介が遅れた。俺の名はルクス。光の聖霊、だ。
ちょっと夢にうなされててね・・・いやいや、見覚えの無い男に・・・
───昭和町・神社───
「あんま深く考えるなよ、ルクスらしくないな。」
賽銭箱の横に立っている男、tカラが言った。
「でもなんかこう・・・嫌なんだよな」
そう言って、ルクスは賽銭箱へ小銭を投げた。
「神頼み?」
「tカラがなんとかしてくれるの?」
・・・プッ
二人は笑いながら会話を続けた・・・
N702iD
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By ケタパスタ
2007-01-13 17:19:18
「じゃあ、俺、そろそろ行くわ。バルカン社の仕事が・・・」
「お、tカラ、ノシ」
ルクスはため息をついた。「俺も行くか。」
───!!──
「気のせいか・・・、何か人の気配が・・・tカラか?・・・まぁいいか・・。」
その時、ルクスは気付かなかったが、神社の雑木林には帽子をかぶった人らしき影が映っていた。
───居酒屋───
「こんちゃ〜」
「お、ルクス!」
モナッガが言った。先客のようだ。
「他の皆は?」
「紅師匠は後から来るぞ。それしか聴いてないな。」
ルクスは居酒屋にモナッガ一人しかいないことをちょっと変に思った。
N702iD
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By ケタパスタ
2007-01-14 08:24:40
「そうか。悪いけど、俺、ちょっと眠い・・。」
ルクスは椅子に腰掛けると、机にもたれてそのまま眠ってしまった。昨夜はうなされていて、ちゃんと眠れていなかったのだ。
───お前は・・・お───
「っ!!」
ハッと気が付いた。まただ。またあの男だ。
「・・・まさか昼寝にまで・・・。」
「・・だろうな。」
ルクスは振り向いた。
後ろには、あの赤い帽子のあの男が立っていた。男は話を続けた。
「夢が現実になったんじゃない。現実が夢になっただけだ。」
ルクスは閉口してしまった。
───なぜ、この男は俺の夢のことを知っている───?
そして、男の後ろには、横たわったモナッガの姿があった。
N702iD
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By ケタパスタ
2007-01-20 13:24:12
「・・何・・なんだ・・・?」
男は茫然とするルクスに構わず喋る。
「今言ったろ。夢じゃないって。」
居酒屋はしんとしていた。突如、ルクスは倒れているモナッガに気が付いた。
「モナッガ!?しっかりしろ!!」
モナッガは応じない。額が暖かいことがわかったが、安静ではなさそうだ。非常に息遣いが荒い。
「おい!!モナッガに何をし・・・」
そう言って男の方を見たルクスだったが、そこにあの男の姿は無かった。
───ルクス宅───
ルクスはモナッガを自分のベットに寝かし、携帯を手にしていた。
「・・・て訳なんだ。教授。」
「ルクス。モナッガの体温は?」
ルクスはタカラギコ教授の許にモナッガの体温を計った。
「平熱。35度。」
「ぬぅ・・・異常はこれといって見られないな・・・。」
その時だった。
バチッ・・・
突然の事だった。
ルクスの家は停電してしまった。
N702iD
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