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自分史

イジメ
By かずき

中学生の僕には友達と言える友達がいなかった。
それは小学生のころから変わらない。
話す程度の友達はいても、心を許せる友達はいなかった。
内向的な僕はいじめの対象になってしまう。
体操着を隠されたり、ゴミを投げられたり。
その主犯格が彼女のことを好きなのは知っていた…
それは許せなかった。僕が不登校にもならずに学校に通い続けることができたのは彼女のおかげだったから。
ただ見ているだけでも、彼女は僕の支えになっていた。
男なのにいじめをする。それが本当に許せなかったし、そいつが悪事を働いて停学になった時は本当に嬉しかった。

そいつが復学してからは態度も改まって、消極的になっていた。
それからそいつは僕に謝ってきた。
僕がされた事を考えれば、そんなことで許せることじゃないのは分かっていたけど、僕は許した。
でも、そいつは今でも嫌いだけどなm(- -m)~呪~(m- -)m


ここだけの話、僕その頃自殺しようと考えてたんよ。
ここから飛び降りたら楽なんじゃないかって。
本当に追い詰められていて、自分の生きる意味を見出せなくて。
でも、僕の美術の才能を開花させるキッカケとなったアニメのおかげで僕は自殺を思いとどまった。
死んだら、この先できることもできなくなる！
今は苦しくて、一時の苦しみ開放から逃れたとしても、この先にある多くの楽しいことや嬉しいことは体験できない！
そう思って僕は前向きに生きようと決意する。

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