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[暮れの元気なご挨拶]
By 降隆
2008-12-22 22:14:41



座卓に布団が敷かれてコタツに早変わり。
二人で鍋なんかして、石原と涯君は。


ど て ら が 死 ぬ ほ ど 似 合 う よ ね


特に涯君。多分石原より涯君の方が紙一重で似合うと思うんですよ。ちょっとぶかっとしてんの、犯罪的に可愛い。石原はあれだよ、どてら着るために生まれたようなもんだから。想定の範囲内過ぎて似合う似合わないの次元にいないっていうか。ともかく平和な年末です。涯君は無事に年賀状全て出しました。今年は三十余枚。ユーキャンの書道講座で磨いた直筆で。妥協しない男・工藤涯の涯は生涯学習の涯なんだぜ。
はい。
ともあれ平和な年末です。
世間じゃ今年も数多の博打狂いが「故・伝説の博徒と臨む初日の出ツアー」のために続々上京していたり、超高レート裏カジノで面倒起こしたチンピラ共が男前な店長代理にシメ上げられたり、後はもう面倒だからはっきり言っちゃいますが、来年も元気に指名手配予定の有賀さんがのうのうとアルマーニレストランで飯食ってたり、向かいには勿論和也君がいて、二人であれこれイベントの打ち合わせしてたり。当然客はカップルばかりで浮きに浮いていて、てゆーかそのためにわざわざイブに予約ねじ込んで来た二人ですからもう浮けるだけ浮き上がっていて回りはムードぶち壊しで。和也君のお父様はお父様でこの時期ますます忙しくあちこちでパーティ開いてたり、今年も首の皮一重でしぶとく生き長らえた平成の仕掛け人は師走の追い込みで尻に火のついた羊をカモに相変わらず毟るだけ毟って、毟るだけ毟っといてイルミネーションの街を見下ろして虚しさに駆られてたり、黒沢さんが世界中の幸せそうな市民を敵と見なし荒れに荒れてたり。
一歩ウチを出れば世間はそんな具合で物騒を極めていますが、石原と涯君は断固として平和です。
彼等の人生におけるドラマティックな悲劇は、あの矯正施設での体験ただそれだけで。苦労は多かれどあくまでその後の人生の起伏は常識の範囲内に止まって欲しい。止まって欲しいんです。
あと数日すれば蕎麦食って初詣行って雪がちらついて。足早に行く夜道を俯瞰して上昇すれば遠く新宿高層群が輝いて、きっとあの辺りでは戦火が上がってる世界なんでしょうが。こっそり手なんか繋いじゃって。
こっちはこっちで必死に生きてる二人はそんなん、知ったこっちゃないんです。




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