501〜600
By 501〜520
鳥と馬
踏んだり蹴ったり跳ねたり
あの日、素直になれていたら
好きだった好きだった好きだった
復讐は醜いね、だけど
夢でいいから口付けを
弱音を吐くな
見えない瞳に貴方を映す
凛と咲く
それは君の意思?
群れる≠触れる
散らないで
尽きぬ鼓動が愛おしい
手を振るだけじゃ伝わらない
好きだから愛した
愛したから突き放した
恋と愛は根本的に違うもの
沈む底に太陽を探す
歌えば救われると思っている
水檻と溶けた皮膚
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By 521〜540
震える翼
迎える事の出来ない終わりこそ真に美しいものである
愛する意味を知らなかった故の希望
君を好きでいたかった
届かぬ祈り、翡翠の森
叶わぬ永遠が見えたから
そんな風に笑っていなかった
彼女しか知らない恋がある
狂い、舞え、そしてその翼で狂犬の牙より逃れよ
教えてください、大人の恋
だから落ちる、私達
蛇の毒のように
泣けずに哭いた夏の日
あの人は立派だった
彼女が終わった時、花は咲いていたか
知りたかったのはそれだけです
小鳥の話
この色は確か、
水中歩行者は涙の道を行く
花束を抱えて会いに行こう
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By 541〜560
底無しの泉は待ってくれない
虚無は女を抱く
巡り合う事のない
故郷だった場所
手と手を重ね、眼と眼を合わせ
紅色花葬
くるり、回り、廻り
三つの影は散って行く
私を見て、そして殺して
白虎の爪牙は美しく
何度目かの最後
一人で泣かないで
導く先は灰色
なぞる文字は「好きでした」
格子の向こうであなたは微笑む
熱風の剥離
忘れてしまえば笑えるけれど
抱き合ったままで空は飛べない
誰かが誰かを愛していた話
降り積もるだけの赤
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By 561〜580
刀の重さと命の重さは違うものだ
君の終わりを告げる声
月の海を泳ぐ舟
見失ったものは何ですか
花を数えて、君を待つ
橙に縛られた空
白い箱の中
ずっと隠しておこう
少しだけ、寄り添えば
今だけはあなたの恋人です
不変などない
貴方は知っていたはずだった
喜んで差し出すよ
違っていたから愛せたのに
禁断の言葉を囁いて
幸せの中を行く
逃げた先は堕落の園
してもいない約束を
繰り返すわよ、人間だもの
罅割れた蛹
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By 581〜600
その『極少数』の内に私が含まれていた、それだけの話
女の狂気は汚いだけです
二つの鳥籠
白砂の花は修羅を愛すか
樹冠を削る鳳蝶
そして、揺らぐもの
花の浮輪であなたを救う
私の選んだ最期を拒絶しないで欲しいのです
これでも僕なりに頑張った
自ら造り上げた破滅の塔
どちらでも構わない
それを大切にしていたい
言葉が少しだけ増えたの
雨の当たらない場所まで
地下室で羽化する世界
憂鬱嫌いな子猫と時計
喉を寄越せ
極彩都市
雛芥子の切断面と処女の右足について
罪でいいから雨をくれ
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