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火事場の警察官
By 管理人
消防は前にも述べた様に火災の三要素を満たす場合｢火災｣と定義します。
警察は火災との関わり方｢事件性の有無｣で決まります。放火か失火か、犯罪の可能性はあるかないかが警察の関心事なのです。
悪く言えば事件性の無い火災は無関係な｢事象｣。
消防の｢調査権｣は相手の任意の協力により行われるが警察の｢捜査権｣は強制力を持ち行われる。
消防は相手に調査拒否されれば行えないが警察は調査協力拒否する相手には裁判所より令状を取ってでも捜査を行う事ができます。
火災自体の原因や損害に目を向けるのが｢消防｣
放火行為者や過失で火災を起こした人間を見るのが｢警察｣の仕事です。

ニュース等でよく耳にする｢警察の調べでは…原因は…｣と耳にする事があると思いますが、厳密には間違いです。
事件事故報道は警察からの情報をソースとするため、実際に火災の原因を調査するのは消防機関だけなのです。

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