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削の小説
By 削
2010-04-02 00:45:06
人としての出来損ないが書く!
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By 削
2010-04-13 01:20:10
第二話 「一日目【江川】」 C

放課後、恵美と廊下を歩いていると教師に呼び止められた。「あ、柏原さん、ちょっと。」加賀雅也。恵美のクラスの担任で、見た目のせいか、女子生徒に人気がある。「先、行くね。」そう言って私は、廊下を進む。
その日の夜、その加賀先生から電話がかかってきた。公園にきてほしい。そう言われた。私にはもう明日しかない。時間は裂けない、だから断った。電話のおかげで自分に残された時間が残り少ない事を思い出す。
私は思い立つ、そして、今は柏原家の門の前にいる。今晩は、泊めて貰おう、そして恵美と長く一緒に居よう。ベルを鳴らす、出てきたのは恵美ではなく、父親だった。「恵美ちゃん居ますか?」「居るけど部屋からでたがらないんだ、真美ちゃんなんか訳を知ってるかい?」思い当たる事が無い。この日は泊めては貰え無かった。最後の日は一緒に居たいな。
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By 削
2010-04-23 00:28:45
第二話 「三日目【江川】」 A

許せなかった。最終日朝から私は恵美の前に居た。
恵美から全て聞かされた。あの後、加賀雅也は、こういった。「恵美、困っている事があるならいいなさい。お前に近づく虫は全て潰して消してやるから…
この前も虫を一人潰してやっただろ?お前の巣に入り浸っていた。」
私はその話を語る恵美を見た。泣いている。その涙の理由はなに?そう聞きたかった。しかし、先にしなければならない事がある。
加賀雅也を、あいつを…殺す。

住所は既に知っていた。まだ朝5時…寝込みを包丁で刺す。
そう考え私は加賀の家に押しはいった。すると、加賀は既に死んでいた。顔が潰れていた。誰が殺したの?そう訪ねる相手も居ない。
私には時間が無い。加賀なんか忘れて、恵美と一緒に、一分一秒でも長く、一緒に…
恵美は家から居なくなっていた。
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By 削
2010-05-01 00:09:31
第二話 「三日目【江川】」 B

恵美は公園に居た。私と晴夫が最後に話した公園。
恵美が私に気がつき、叫ぶ。「私は、ころしてない!でも、ーーー」
話を聞いた後、私は死んだ。しかし、晴夫の、「もし、真美が死んだら、生き返らせてやってくれ」と、言う願いで、すぐに生き返った。
【江川編(終)】

次回予告
男の目にはいつも、一人の少女しかいない。
少女の目には沢山の大切な人が映っていた。
だが、もういない。
恵美に近づく虫は許さない。
少女に近づく人は消えていく。
一人、一人、消えていく。次は誰?

…自分自身だった。
次回、第二話(別ルート)「一日しか…【加賀】」に続く…
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By 削(きゃぴる〜ん☆)
2010-06-24 00:40:10
書きたくなった。反省はしている。

タイトル:える。
都会から離れた所に、一つの家があった。都会に住む人は言う。
「あそこに誰が住んでいるのかって?あそこには、男が一人で暮らしているよ。
変な奴でさ、町に顔も出さないし、昼間に家にいた事もない。一体何をしているのか…」
都会の住民は、誰も知らない。その家の部屋の一つ。中は、ウサギ、熊、猫などの動物のぬいぐるみ(人形)、そして、小さなリボンが付いたピンクのベットがあった。
そのベットの上に、人形の様な服(ゴスロリ【黒】)を着た、人形の様な少女が居た。
少女は目を開けた。周りには、誰も居なかった。今は深夜の4時だった、少女が起きると同時に、誰かが帰って来た。
「お父さんだ!」弾んだ声でそう叫び、ぬいぐるみだらけのベットの上に、体操座りをした。部屋のドアノブが回り、部屋に男が入ってきた、少女は待ちきれず、男に抱きついた。
「お父さんお帰り!」
「あぁ、ただいま、僕の、える。君に会えない時間は、苦痛だったよ」
父はそう言うと、少女【える】を、降ろした。えるが言う、「私も寂しかったよ、お仕事頑張るのも良いけど、お父さん頑張りすぎだよ」父がもう一度強く、えるを抱きしめ…
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By 削(きゃぴる〜ん☆)
2010-06-24 00:58:35
抱きしめ、言った。「愛しいえる、どうか僕の目から、居なくならないでくれ…」
「大丈夫だよ、私ちゃんと言いつけどうり、今日も部屋から一歩も出てないよ?」
そう、えるは、物心付く頃から、この部屋から出たことは無かった。
えるは、昔、父に聞いたこともあった。
「お父さん、どうして私は、この部屋から出てはいけないの?」
「それはね、この部屋の外、そこには、黒くて悪い人間が居て、えるや、お父さんを襲おうとしているんだ」
「黒くて悪い人間は、どうして襲うの?」
「わからないよ、しかし、何があっても、えるだけは、お父さんが守るからね。」
そう言われた。えるは、父が大好きだった。父は、えるが大好きだった。二人は、純粋だった。
「える、仕事で疲れたから、お父さんはもう寝るよ。おやすみ、僕のえる。」「おやすみ。お父さん。」
部屋の扉が閉まり、鍵がかかる。えるは、幸せだった。毎日、お父さんに会える、毎日が幸せ。えるが、ベットに飛び込むと、山積みになった人形が幾つか落ちた。
あんなに寝たのに、もう眠たい、今日も良い夢を観れるよね?自分に問いかけ、眠りに落ちた。
別の部屋では、父親が、うなされている。彼は毎日悪夢を観る。自分の悪夢。
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By 削(きゃぴる〜ん☆)
2010-06-24 01:16:40
次の日、えるは、お昼に目がさめた、自然に目がさめた訳では無い、
家が…部屋の外が、騒がしい。何人もの人がザワザワ叫んでいた。
昔から、この家には、えると、父親しか居なかった。えるは不安になり、ベットの上で震えながら心の中で叫んだ。
「お父さん…怖いよ、何があっても、お父さんが助けに来てくれる、お父さん…」
ついに、部屋のトアノブが、がちゃッと音を起てる。ビクッと震える。開かない…
鍵がかかっている。えるが安心していると、扉の向こうから、
「駄目です、あきません」「開錠係!」「はい、今いきます。」
トアノブから、小さな音がする、カチ、カチ…、ガチン。
鍵が開いた、えるは、震えて扉を見ている、ゆっくり、だんだん、開いていく。
開いたドアの隙間から、覗いた、…黒、黒、黒。一つだけじゃない、何人もの黒。
えるは、恐怖におびえ叫ぶ、
「お父さん!!助けてー!」
黒ずくめが叫ぶ
「…!」
続く
短編で次がもう最後ですかね?
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By 削(きゃぴる〜ん☆)
2010-06-24 01:42:10
「要救助者確保!」
黒の一人が叫ぶと、黒達から、歓喜の声が聞こえる。…彼らは、警察だった。
昔、ある事件があった、当時未成年の空き巣は、一つの家を漁っていた。この家の持ち主夫婦は、買い物で留守だった、その時間帯を狙った、完璧な計画だった。しかし、予定よりも、夫婦が早く帰ってきてしまった。焦った犯人は、持っていたナイフで、夫を刺し殺し、見られたので、妻も殺した。しかし、もう一人の目撃者は殺せなかった。横たわる夫婦の腕に一人の赤ん坊がいた。その寝顔を見ていると自分のした事の罪深さに気づいた。自主するのか?男は逃げる道を選んだ、その腕に赤ん坊を抱いて。
そして、今、その犯人は、仕事の帰りに誰かにつけられている気配を感じ、走って逃げ、車に跳ねられ死んだ。
えるが、恐怖に包まれ、警察に、向かって人形を投げつける。
「かわいそうに、余程酷い目にあったんだね」警察がいった。
えるは、抵抗する力も無くなり、落ち着くまで、病院に入れられた。
恐怖のせいか、声を無くしたえるは、病院のベットで外を見ながら、心の中「お父さん、早く助けて…」と思う。
それを見ていた看護婦が思う、「何時も外を見て…殺されたお父さんの事を考えてるのね」
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By 削
2010-08-12 03:41:31
消しゴム。

ある日、家の近くに文房具店がオープンした。学校の帰り、興味本意で入ると中は、文房具が一切無く、あるのは、何も並んでない木の棚と、レジカウンター。オープンしたばかりで、準備してないんじゃないか…?、そう思わせるほどに、何もない。ふと、気がつく。人の気配も無い。どんな店でも、一人くらいは、店番が居るものだ…だが、人がいない。…怪しく思い、レジ越しに呼んでみる。「すいません、誰かいませんか?」…返事は静寂だった。ため息混じりに下を見ると、カウンターの上に貼り紙があった。『ご用の方は、呼び鈴でお呼び下さい。』横を見てみる、小さなハンドベルが置いてあった。これが呼び鈴か?軽く一度振ってみる。[リーーーン]高めの長い音が店内に響く。すると、「いらっしゃいませ。」カウンターの向こうにいつの間にか、白い髪の女(男か?)が座っている。居るんだったらちゃんと店番しろよ!…と心の中で突っ込む。白い髪の…女だな、が言う。「何か、ご購入ですか?」考えた結果、欲しい訳ではないが、消しゴムを買うことにした。「消しゴムを一つ下さい。」女は、少しお待ちを…と言い残し、奥に消えた。
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By 削
2010-08-12 04:13:25
すぐに女は戻って来た。いくつかの消しゴムを持っている。「この店の消しゴムは、この3種類です。どれをご購入していただけますか?」そう言って、カウンターに消しゴムを並べ始めた。鉛筆ぐらいの長い消しゴム。丸い、と言うか玉、な消しゴム。こんにゃくみたいにぷるぷるしてそうな消しゴム。俺は迷わずに、まともそうな、長い消しゴムを購入する事にした。いくらですか?と訪ねると、210円になりますと言われた。お金を払い、帰ろうとすると、「有り難う御座いました。」と後ろから聞こえた。振り返ると、誰も居なかった。店から出ると、まだちらほら帰宅中の同校の生徒達が見えた。まだ、そんな時間か…家に帰る事にした。深夜勉強していると、消しゴムが無い事に気づいた、しまったと思ったが、そう言えばと購入した消しゴムを取り出す、そして、ノートの間違った部位につけて擦る。おかしな感覚が俺を襲う、目眩。ノートを見る、字は消えている、消しゴムのかすは…何故か全く無かった。これは、最近出来たとか噂のかすの無い消しゴムだったのか!得した気分になり、勉強もはかどった。ふと頭をかくと、消しカスが落ちた。カスは無かっんじゃなくて頭に乗ってただけか…盛り下がった俺は、
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By 削
2010-08-12 04:37:02
勉強を止めて、寝ることにした。変な夢を見た。…字を消している…あの消しゴムで…いや…あれは?『ピピピピッ。ピピピピッ。』目が覚めた。今日は、雨が降っていた。親が言うには、警報が出て、学校は休みらしい。時間を持て余すのは嫌いなので、昨日の復習をする事にした。数時間経過して、ふと、持っていたペンの先で、消しゴムを刺してみた、すると、お腹に痛みが体を走った。服をまくりあげて、お腹を見ると、何故か俺の体から、消しカスが出ていた。そして、刺した消しゴムからは、赤い血が出ていた。サーッと血の気が引いた。俺は試しに消しゴムの端を小さく切った。同時に腕から血が流れる。信じられない事に俺は消しゴムと、リンクしている用だ。このまま消しゴムを使い続けたらと思うとゾッとする。俺は、文房具店に返しに行くことにした。傘をさして、店に向かう。店は閉まっていた。そして気がついた、少し書いた汗が、消しカスだった。持っていた消しゴムが汗をかいた様に、シットリとしている。
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