二形小説書物庫
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By 優兎
2012-02-22 01:42:59
Hello“ムーバブル”1-1
「おはよう、ゆか」
朝のHR前。
既に席に着いていたゆかは、ジョニーの挨拶で我に返った。
「……あっ」
「どうしたの? 呆けちゃって?」
なんと言うべきか、やはりるなとのセックスの次の日は厳しい。
昔からの彼女のコンプレックスのギャップからなのだろうが、一旦たがが外れてしまうと際限がない。今朝方るなが最後の射精の後、失神し、解放されるまで、ずっと彼女のおちんちんに激しく貫かれていた。
「おーい。ゆかぁ?」
「あ……ごめん…、ぼーってしてた…」
凄まじい疲労感と、それを凌ぐ快感の余韻に直ぐに集中力が途切れそぞろとなってしまう。
「ほんとに……ゆか、大丈夫なの? どっか、具合悪いんじゃない?」
コツン……。
「あ……」
おでことおでこが触れる。
ゆかの視界がジョニーでいっぱいになり、同時におでこからひやりと心地良い感触が伝わった。
「気持ちいぃ……」
「私。ちょっと体温低めだからね」
自然と漏れたゆかの吐息に、ジョニーは少し照れたようだった。
やがてHR開始の鐘が鳴り、ジョニーは軽く手を振り、一言無理するなと言って席へと戻って言った。
教師が入って来て、教壇に立つ。
もう少し、おでこを冷やして貰いたかったなと、ゆかは思う。
しかし、今の光景を見たら、るなはうるさいだろうなとも思った。
まぁ、その心配はないのだけれど、何故ならるなは今頃部屋で爆睡中で、絶賛無断欠席中なのだから。
CA002
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By 優兎
2012-02-24 02:38:15
Hello“ムーバブル”1-2
るなのおちんちんはコンプレックスの塊だった。
彼女は女の子が好きな訳でもなく、特別に性欲が強い訳でもなかった……。
普通の娘。
そんなるなのおちんちんは、今。ゆかの前に固く反り返り、その先端に先走りの雫を湛える。
その先端……。
その雫を……。
ずっ……。
吸い…。
ちゅっ……。
割れ目に口付けする。
その口付けを合図に、ゆかは一気に愛しいるなのおちんちんに下を這わせ始める。
亀頭を棹を、舐め上げ、喰わえ、口に含み……喉の奥まで飲み込む。
見上げると、彼女の顔は切なげに上気した顔があった。
その顔が喉の刺激で自然と滲んだ涙で歪む。
「ちょっ、ゆか! ゆかぁっ!?」
どこからともなく響く、自分を呼ぶ声。
その声が響く度、るなの顔が歪み、代わりにジョニーの顔へと入れ替わって行く。
「……あ…れ?」
完全にるなの顔はジョニーとなり、その背後には真っ青な空が広がっている。
「もう、昼終わるよ?」
何時もの屋上。
ジョニーの呆れた顔。
手の中で半ば潰れたパン。
やはり、るなとのセックスの次の日は休まないと駄目だなと、ゆかは嘆息するのだった。
CA002
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By 優兎
2012-02-27 01:53:55
Hello“ジョニ子”3-1
バレーで汗をかいた後。シャワーだけで終えてから暫く。
ジョニ子はTシャツにショーツだけである。
「……ったく」
校内の敷地に併設された寮。
その自室の机に向かうジョニ子は毒づく。
外は暗く、時計の針は深夜と言われる時間を指していた。
ギッ……。
椅子が軋む音が、やたらと大きく聞こえた。
机の上には、シャープペンシルがほぼ白紙のルーズリーフの上に転がされていた。
宿題に集中出来ない。
ジョニ子は、また右手を……その指を見つめる。
今日の昼以来、ジョニ子は何度も指を気にしていた……。
一日中眠そうなゆか。
自分に背を向け、部活にも出ずに帰り路に着いたゆか。
そして……。
「もうっ……」
寝ぼけ、ジョニ子の指を一心不乱に舌を這わせ舐めるゆかの姿が、脳裏から離れないでいた。
「なんて舌使いなんだよ……」
ジョニ子は机に崩れる様にうつ伏せた。
ギッ……。
ゆかのしゃぶった指を眺める目は胡乱……。
気付けば、頬が熱くなり、吐く息も熱い。
ゆかの舌の感触は未だに鮮明。
ジョニ子の背筋を一気に寒気が走り抜け、下腹部が熱く熱を持つ。
ギシッ……。
椅子が軋む。
知らず知らずの内、長い脚は開き、床を踏みしめている。
ギシッ……ギッ………ギッ……。
脚が開かれたため、深く椅子に押し付けられた股間の……その熱を帯びた割れ目が、椅子の軋む音を生んだ。
「ゆか……」
呟く名に、更に熱が隠り……ゆかが舌を這わせしゃぶられた指を口へと運ぶ……。
「私……オナニー……しちゃう…」
CA002
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