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二形小説書物庫
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ふたなり高校性活
By ベア
2011-09-12 20:41:28
皆さんはじめまして。

ちょっと気が向いて一筆書いてみました。素人のチラ裏のような殴り書きですが、お楽しみいただければ嬉しいです。

軽く人物紹介

高遠美奈子
可愛い物好きのふたなり娘。征服欲、支配欲が強めで、普段はそっけなく振る舞うことがほとんど。
四方田春人
美奈子の隣のクラスに属する男子生徒。可愛いともてはやされる人気者だが、本人はそれをあまり良く思っていない。
F06B
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By ベア
2011-09-12 20:47:05
堕ちてゆけよ男の娘

七月のある日のこと。終業式を終えて皆がこれから始まる夏休みを前に浮き足立つ中、私は一通の手紙を手に学校の屋上へと向かっていた。受け取ったのは今朝のこと、下駄箱の中にそれはあった。「放課後屋上で待っています」という文面はもはやお約束と言えるだろう。まるみのある小さめの文字がとても可愛らしい。
「女の子がいたらどうしようかしらね」
まだ見ぬ相手に思いをはせる。むしろ私はそこに男が待っていることを望んでいなかった。私の抱える秘密が、お互いを傷つけるだろうから…。
思案しているうちに屋上へとたどり着いた。期待と不安に心を波たたせながら、ゆっくりと扉を押し開けた。飛び込んでくる光に目を細めながら外に出た。きょろきょろと見回すとすぐに先客の姿を見つけた。男子のようだが後ろ姿がとても華奢に見えた。他に人影が見えないから彼が手紙の主で間違いないだろう。
「貴方が私を呼んだの?」
歩み寄りながら声をかけると、びくんと肩をはねあげながら彼は振り返った。中性的な顔が驚いたふうにこちらを見る。
「び、びっくりした…ああよかった、来てくれないかと思っちゃったよ」
隣のクラスの四方田春人…女子からの人気が高く、性別こそ男だが、見た目は私の好みではあった。別にそこまで待たせた覚えはないのだが、これから彼がとりうる行動を考えるとこの反応はごく自然に思えた。
「驚かせてごめんなさい。そんなつもりはなかったんだけれど…それで、私に何か用?」
そう言って彼を気遣いつつ用件を言うよう促す。回りくどいのは苦手だし、そうした方がかえって話しやすいだろう。
「あ、あの…高遠さん」
変声期を迎えたとは思えぬ柔らかな声が私を呼んだ。まるで女子と話しているような錯覚に陥りそうになる。
「高遠さん…僕、貴女が好きです。付き合ってください!」
予想していたのと寸分違わぬ言葉が返ってきた。彼の特徴は私の好みに限りなく近く、それでもその好意を拒むべき理由があった。
「悪いけど、貴方の気持ちには答えられないわ」
「そんな…どうして?」
私が拒絶の意思を示すと、途端に悲痛の叫びが返ってきた。辛くなる心を押さえ込み、さらに続ける。
「私ね、可愛いものが好きなの。可愛い女の子も好き…そうね、貴方も私の好みではあるわ。でも…貴方は男のひと。可愛いなんて言われるのは嫌でしょう?」
事実、前に彼が女の子たちから可愛いと言われ怒っていたのを見たことがある。そんな彼が、私と一緒にいて幸せなわけはない。
「そ、それくらい別に…」
「なら、貴方は女の子のかっこうして私の隣を歩ける?」
食い下がる彼にさらに衝撃的な発言をしてやると、凍りついたような顔をして黙ってしまう。当然だろう。「可愛い」が半ばコンプレックスになってるのだ、女物の服を着るなんて傷口に自分で塩を塗るようなものだろう。
「悪いことは言わないわ、私のことなんて忘れた方が身のためよ…それじゃあね」
そういいながらきびすを返す。これ以上ここにいる必要はないだろう…。
「…できるさっ!」
耳を疑った。嘘だ、そうに決まってる。
「生半可な気持ちでいってるなら怒るわよ?」
再び振り返り、彼を睨み付けた。が、かたく決意したのか彼は怯まない。
「服だけじゃないわ…下着も女物、化粧だって…」
「君が望むのなら平気だよ」思いの外動じない彼に少し苛立った。彼はまだ私の秘密を知らない…知れば、その場しのぎの虚勢なんてたちまち壊れるに違いない。私は彼を諦めさせるため、切り札を使う覚悟を固めた。他の生徒は誰も知らない私の秘密…私の平穏を壊しかねない、「諸刃の剣」。
「見せてあげるわ…貴女を拒絶する本当の理由を!」
F06B
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By ベア
2011-09-12 20:48:52
堕ちてゆけよ男の娘・2

私は四方田君の手を引っ張り歩き出した。
「どこへいくの?…秘密って?」
「いけばわかるわ」
校内に戻りしばらく歩いた後立ち止まった。たどり着いた先は…女子トイレ。
「入るわよ」
「ちょ、ちょっと高遠さん!?」
あわてふためく彼を無視して引っ張り込む。一番奥の個室に入り鍵をかけると、蓋を下ろした便座の上に彼を座らせた。
「まずいよ高遠さん、誰か来たら大変だよ…」
「終業式も終わってこれから帰ろうってときに、わざわざこんな離れ小島みたいなところに来る物好きなんていないわよ」
自分がその物好きであることはまだ明かさない。そこまでの仲になれるかどうかまだわからないからだ。
「よく見てなさい、これが本当の私よ…」
そう言ってからその場にかがむとショーツに手をかけ、ゆっくりと脱いだ。そしてまた立ち上がるとそっとスカートをたくしあげた。彼の目に本来なら秘められているべき恥部があらわになっていく。
「た…たかとお、さん…?」
目の前の光景に信じられないといった顔でかろうじて声をもらす彼。その様子を見つめながら自嘲気味に自分のことを語り始めた。
「私のからだね、おちんちんが生えてるの。おかしいでしょ、これでも…女の子なんだよ?」
「わっ!お…おっきくなってきた…」
見られていることへの恥ずかしさ故か、急速にそそり立つ私の剛直。いつになく固いその竿を優しく撫でさすりながら続けた。
「私の本当の望みはね…この太くて固いおちんちんで大好きな女の子をメチャクチャに犯し尽くしてやること…中も外も白濁でベチャベチャにしてあげるのが私の夢…幻滅しちゃったかしら?無理もないわよね、好きになった人が、チンポしごくのがたまらなく好きな文字通りの変態女だったんだもの!」
自虐的な言葉が次々発露していく。身体中が火照って熱い。今すぐこの肉棒を激しくしごきたてたいという欲望が際限なく膨らんでいくのをひたすら耐えながらとどめとばかりにまくしたてた。
「私なんかと付き合ったら、貴方もドロドロのグチャグチャになっちゃうわよ?悪いことは言わないわ…私のことなんか忘れた方が身のためよ…ね?」
そこまで言い終えると不意に彼がうつむいた。これで私への思いは粉々に砕け散っただろう。終わったと思った。今すぐにでも私を押し退け走り去るだろう彼を想像する。目に涙をため駆ける、頭の中の彼。しかし現実の彼がとった行動は、私の予想と真逆にあった。
F06B
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