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紅い彼岸の戦い〜激突〜
By 親方
2007-02-05 00:46:42
長くてゴメンナサイ…
N902i
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By 親方
2007-02-05 00:48:06
｢お、おじょうさまあっ！｣と叫びながら物見が近づいてくる。――物見がうろたえてどうするのよ……
この動揺から作戦が失敗した事がすぐ分かった。

『敵が、てきが！』と引きつった声で告げた瞬間、右翼方面で法螺貝のが吹き鳴らされ、同時に敵の声が響き渡った。

ﾚﾐﾘｱは足元を崩れ落ちるような衝撃を受けた。しかし総大将は決して動揺を見せてはならない。

再び椅子に座り直し『始まったわね』とおだやかに呟いた。

『先鋒のﾒﾙﾗﾝ隊が、小悪魔隊と当たってます。』
それはﾚﾐﾘｱが置いた全線隊の最右翼に位置する隊だった。

空は晴れた。霧も薄れていた。
幽々子はそれまで巻かせていた、＠の旗を高々とかかげさせ、法螺貝を激しく吹かせた。

幽々『みんな！かかりなさい!!』

と言う幽々子の声を受けて怒号入り乱れた。
先鋒のﾒﾙﾗﾝは、｢めるぽ★｣の旗印をかかげつつ先頭をきって飛び出した。

今まで我慢を強いられていたﾒﾙﾗﾝは、うっぷんを晴らすようなすさまじい勢いで馬を進め敵陣に踏み込ませた。
小悪魔隊は必死に抵抗したが支えきれず、あっと言う間に粉砕されてしまった。

続いてﾒﾙﾗﾝは中央の十六夜咲夜の方に突き進んだ。

ﾒﾙﾗﾝ『行けぇ！ガンガン行きなさい！ナニもかもブッ壊しなさい!!』

群がる雑兵をなぎ払い、返り血を浴び阿修羅のような形相になっていた。
N902i
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