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紅い彼岸の戦い〜長い夜〜
By 親方
2007-02-05 00:39:04
また長編になりました……すみませんm(__)m
N902i
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By 親方
2007-02-05 00:41:07
パチュリー『亡霊勢に動く様子が見えないわね…』

亡霊勢の退路を塞いでから二日ばかりたったが、依然少しの動きも見せなかった。
レミリア『あの亡霊は大食い以外にも戦い方も卓越してるようね…』

レミリアは家臣には見せないうんざり顔を協力者であり、理解者でもありパチュリーに見せて言った。
レミリアのもっとも忠臣で漏り役(?)でもある十六夜咲夜が、

咲夜『敵も考えてます。あの場所はなかなか攻めにくく一つ工夫が必要です。』と、とりなすような言い方をした。

亡霊勢の陣がある場所は、彼岸花がもっとも多く高く育っている場所で、敵からは攻めにくく、自らは姿を隠しやすい場所だった。

それからしばらく色々な発言があり、相手の狙いどおり動くのは嫌だが、動かず包囲されるのも困る。と言うところへ来た。すると、

美鈴『それなら、その事を逆に使えばいいのです。動かないところを夜襲してやればいいのです。』
と、相手にされていない美鈴が言ったが、

小悪魔『向こうが動かないなら、狙いを定めて討てば良いと思います。』

美鈴はともかくパチュの側近がいうならば……と作戦の結論を出した。

兵を二つに分け一万二千を西へ向わせ、本陣に8千を残す。と言う形を成した。西に向う兵は作戦の案を出した美鈴を大将にした。
いわゆる『啄木鳥の戦法』である。

しかし小悪魔がこの作戦を支援したのはパチュの体が心配で早くこの戦いを終わらせたかったからである。

そして攻撃隊に、咲夜・小悪魔・パチュを隊長としてそろえた。
レミリア『出陣は明日の夜半』と全員に告げた。
――酒盛りでもしてくれれば……

N902i
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