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青の季節〜プロローグ〜その2…始まりの音……
By 親方
2006-12-23 01:19:25
すみませんm(__)m
長くて……m(__)m
N902i
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By 親方
2006-12-23 01:23:00
家を飛び出したリリカは宛てもなくウロウロしていた…
り『(何よ!姉さんったら!私の才能に嫉妬してるだけじゃない!?本当は自分が目立たないから目立つようにソロ活動したいだけじゃないの?)』
リリカはまだ昨日の事に腹を立てていた。
り『(こうなったら幻想郷中でライブしまくって私の名前を世に広めてやるんだから!後で泣き付いても知らないわよ!』
1人特に目的もなく飛び回っていたが湖の上で足を止めた。
(よし…ここでライブを…)
り『は〜い幽霊楽団のリリカ・プリズムりバーで〜す♪今日は1人ですけどライブをやりま〜す☆』
ざわ…ざわ…と妖精達が萃まって来る。夏を迎えようとしていた時期だったのであの寒い妖精はいないようだった…。
り『(よ〜し☆いいぞ♪)』
この時、私は何も気付いてなかった……………
その頃ルナサは…
ル『今日はこの変で練習しようか……』
ルナサがやって来たのは風が気持ちいい森だった…
気圧もちょうどよく練習するには最適だった。
ル『(この曲を自分で弾いて見たい…)』
自分でバイオリンを弾く事は珍しく、それ程気合いが入っている様子だった…
ル『♪〜♪〜〜♪♪〜』
?『………………』
ル『♪♪〜♪〜♪〜♪』
?『〜…………♪〜』
ル『♪〜♪♪〜♪〜…ん?』
?『♪〜♪〜♪♪〜』
ル『……何だ?…』
?『♪〜…え?』
ル『何をしているのだ?』
?『散歩をしていたら綺麗なメロディーが聞こえて来たからちょっと見学させてもらってたの♪』
ル『……好きにするがいい……』
?『好きにするね〜♪』
最後に飛び出したメルランは……
(私の音はハッピーな音…幸せにする音……
改めて言われて気が付いたわ…幸せにする意味が…)
メルランがやって来たのは彼岸花が咲き乱れる三途の川の近くだった…
小町『あら?あんたは?……』
メ『は〜い♪こんにちは〜♪』
小『こ、こんちわ…(誰だ?)』
?『あなたはこんな所に来る人じゃないでしょ?』
小『ゲッ!!』
メ『あ、ヤマダダドゥ様。こんにちは〜♪』
山田『ヤマザナドゥです。あなたは何故こんな場所に来たのですか?今はそれどころではないはずですが?』
メ『はい。ソロ活動をする事になりました。そして私の音は幸せの音。そこで私がこの場所で演奏する事で、少しでも幸せな気持ちで三途の川を渡れるようにやってきました♪』
四季『……そう…それでは許可します。小町の仕事もはかどると思いますのでよろしくお願いしますね。』
メ『はい♪ありがとうございます♪ヤマダナドゥ様♪』
山田『ヤマザナドゥです!!……さて小町…判ってますね?』
小『ひいぃぃ〜〜…』
リリカちゃん。姉さん。私は…自分の為に演奏してるよ……
夕暮れ時……
日も暮れかけた頃森で練習を続けていた長女ルナサは…
ル『…よし…今日はこのくらいでいいだろう。』
?『あれ?もう終わっちゃうの?』
ル『ああ……また明日来るよ…』
?『ホント!?』
ル『ああ…この森は気圧も風も心地いい…気持ちが落ち着く…』
?『それじゃあ明日も聞いていていい?』
ル『好きにすればいいさ…』
?『やった☆それじゃあね〜』
ル『…何だったのだ…あの子は…』
何をするわけでもなくじっと私の演奏を聞いていたあの子……
この時はただの変な子にしか思わなかったが後に忘れられない人物になって行く…
N902i
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