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アルバ・マグノリア
By 蓮華
アルバの裏設定などなど。

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By 蓮華
【聖女になるまで】

教会に置き去りにされたアルバはマグノリアの木の下にいた。
そのため、神父から“マグノリア”の名を貰う。
5歳の頃まで、自らの容姿故にあまり外に出ず、夜になるとこっそりと礼拝堂で祈りを捧げていた。
そんなある日、まばゆい光とともに女神の声が聞こえた。“戦争を止めろ”と。
幻覚だとも思ったが、それは毎日続く。
何度目かの夜を迎えた日、女神は光の中から精霊を遣わした。
それが現ルフトシュピーゲルング太守・ミラである。
人間界では犬のような姿と人の姿の両方を使用して、常にアルバを助けていた。
ミラを通して神の言葉を代弁すると、それが現実になっていく。

手応えを感じたアルバは、自らの家とも言える教会を拠点とし、戦争を止めるための反乱軍を作るため、人を募った。
そして5年後、突如としてその能力は開花する。
戦争を止めるための反乱軍を作り上げたものの、負傷者が絶えなかった。
自らに戦う能力なく、代弁するしかないことに打ちひしがれ、早く良くなるようにと必死に祈ると、周りのもののあらゆる傷が癒えた。
これにより、反乱軍の負傷者は格段に減ることとなった。

更に5年後、15歳になったアルバは聖女と崇められ女神より「アルバ」という聖名を頂く。
この時より、アルバ・マグノリアを名乗るようになった。

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By 蓮華
【戦争の終わりと裏切り】

女神の加護とミラの助けにより、反乱軍は次第に勢力を増し、市民からの信頼も熱くなっていく。
神託は現実となり、奇跡のように反乱軍は強くなった。やがて反乱軍こそが正規軍とまで呼ぶものが現れ、アルバは夜明けを齎す「黎明の聖女」の二つ名をもつけられる。
アルバが17歳の年、遂に反乱軍は戦争を止め、一つの国へとまとめることに成功した。
それと同時にミラはアルバの元を去り、女神の声をアルバが聞くことはなくなった。
アルバ自身も、これによって戦争の終わりを実感した。

…平和になると思ったのだが、アルバを待っていたのは仲間の裏切りであった。

もとより人ならざる髪の色と瞳の色。
そして人ならざる力を、脅威と呼ぶものが現れ始めた。

その首謀者は、反乱軍の実働部隊のリーダー。
建国時、新たな王に名が上がっていたのが実働部隊のリーダーと、アルバだった。
そのため、一国の王となるためには、先導者であったアルバの存在が邪魔だと感じ吹聴したのである。
アルバは王になるつもりなどなく、教会に戻って静かに暮らすつもりだった。
そんな噂などいつか消え、日常が戻るとアルバは信じて教会に戻る旅支度にとりかかる。

だが、無情にも「アルバ・マグノリアは私欲を持ったために神に見捨てられた。故に神の言葉が聞こえなくなった。悪魔に身を売った裏切り者だ。」という噂は瞬く間に広がっていった。
教会に戻る前日、聖女はかつての仲間に取り押さえられ、魔女として裁判にかけられた。
どれだけ違うと告げても、誰も助けてはくれない。向けられる視線は冷たいもの。
「魔女」「悪魔」「裏切者」のレッテルを貼られ、言い渡されたのは死刑であった。

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By 蓮華
【死刑前日の奇跡】

牢屋に入れられてから一週間後が死刑の日と決まった。
なんの為にここまでやってきたのか、誰も助けてはくれない現状に絶望し、何もかもを憎んだ。
そんな時、アルバを導き続けた女神の声とともに、初めて姿を現した。
女神の名はシャンディア。
ヴァルキリーであり、未来を司る運命の女神。
平和と自由のために青春時代を捧げた仕打ちがこれでは、あまりには不憫。どこにたどり着くかは分からないが、ここでは無い違う世界へ行く気はないか。そう問われた。
どこでも良い、自由になりたいと告げたアルバにシャンディアは告げる。
ならば行くが良い。と。
次の瞬間、シャンディアは見知らぬ土地にいた。
人の姿をしたものもいれば、背に翼を持つもの。獣の耳や尾を持つ者…。
そして、最後の声が聞こえた。
“ミラ・レグルス・アウランティウムを探せ。かの獣が、この世界のどこかにいる”と。

これがアルバの処刑前日で、帝国に来た全て。

ちなみに、女神シャンディアは未来の女神ではあるが、時空を動かす力はない。
たまたま見つけた時空の歪に、アルバを投げ込んだだけである。
この時空の歪がなければ、アルバは処刑されていただろう。

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By 蓮華
【帝国に来てから】

帝国には迷い込んできた、という扱いになり一旦は帝都で保護された。
その時に虱潰しに女神に言われた名前の男を訪ねて回ったものの、どうにも帝都にはいないようだった。
半ば諦めていた時、たまたまルフトから来ていた商人に出会い、太守の名前が“レグルス・アウランティウム”であることを聞く。
ただし“ミラ”という名前はつかないと言われたものの、商人に頼み込んで一緒にルフトへと移動。
太守に会えるようにするにはどうしたらいいかを聞く。
ルフトは要塞都市とも言われるため必要なのは技術と言われる。
ある程度の手ほどきを受け。機械を自分でいじり始めると意外な才能が開花。
若さもあってか凄まじい勢いで自作の発明が行われた。
それが要塞都市で瞬く間に噂になり、高値で売買されると共に太守からの謁見の許可が降りる。

出会った太守の表情が、大きく変わる。そしてその姿をみてアルバも目を見開いた。
常に己の側にいた女神の使者。その人こそが太守だったのだから。

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By 蓮華
■ステータス
Character Q&Aのステータスより。
ランク詳細はそちらを参照して下さい。

クラス:メカニック
筋力:E
耐久:E
敏捷:D
知性:A
直感:A+
天運:S
総合:D

〇能力・体質
治癒:S― 祈りを捧げることにより、ありとあらゆる傷だけでなく状態異常まで解除できる。ただし、無限には使用できない。

機械技術:S 要塞都市随一の繊細な技術者。他の追随を許さない。武器は勿論、飛空艇や戦車、軍艦だって作れてしまう。当然運転できる。

狙撃能力:A― 作るだけでなく、試しに使ってみたりもするためにいつの間にか命中率が高くなった。ただし接近戦と長期戦には不向き。

政治力:B+ 財務管理から要塞都市の技術を帝都への売り込み交渉など。他者の助けがあって成り立つため、あと一歩と言ったところ。

身体能力:E 常人よりも低い。体力がないため、戦闘では完全なる後衛で回復役ポジション。銃の命中率は高いが、長期戦はやはり無理。

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By 蓮華
【一人暮らし】

要塞都市では現在1LDKで一人暮らし中。
猫などペットが飼いたいと思いつつ、部屋に機械の備品がおいてあるため断念している。
必要最低限の家具しかおいておらず、リビングにはテーブルとソファ。そして一角を作業スペースに1室を寝室として使用しているため、女性おは思えないほどシンプル。というか雑風景。

衣装棚の私服も楽ちんだからという理由でワンピースがあるが、基本シンプル。

自炊はできるため、キッチンだけはスパイスや調理道具が充実しており要塞都市ならではの調味料や食材は確実にストックしている。

※画像は部屋の間取り
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