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新詩投稿板・批評有り

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[001] 香
By 響 『評価希望!』
11-07 11:51
君がよく口にしてた
一人でも歩けるように
もっと大人になれなんて
背伸びをしてたから
素直になれなかった

君に近づきたくて
君の好きな歌覚えた
今はもう唄えない
涙止まらなくて…

この香りが空に溶けて
君のもとへ飛んでいく
微かにでも届いたなら
少しだけ僕を思い出して…

君によく言われてた
離れても泣かないように
もっと強くなれなんて
辛くても笑って
気持ち誤魔化していた

君を好きになって
人を愛すること覚えた
今はまだ笑えない
君を忘れられなくて…

この想いが風にのって
君のもとへ飛んでいく
微かにでも届いたら
少しだけ僕を思い出して…


二人で見上げた空に
消えたあの日の香り…


[002] By 故郷
11-08 01:34
切ない詩ですね、
「君」がとても好きだったんだなと分かり、綺麗な詩だと思います。
微かにでも届いたなら、の所が好きです。
質問なのですが
もっと大人になれなんて、と、もっと強くなれなんて、
の所は君に言われた言葉なのですか?君に言った言葉なのですか?
大人に、の後に背伸びをしてたから、と続いているし
でもその前には君によく口にしていた、とあるのでよくわかりませんでした。(汗

以上です。
これからも素敵な詩を書いてくださいね。

[003] By 響 『評価希望!』
11-08 09:48
故郷さん、評価ありがとうございます。
「君がよく口にしてた」「君によく言われてた」という文からわかるように、君に私が言われた言葉です。
この詩は私が年上の人と付き合っていた時の実話です。一緒にいる時間を大切にしたくて<君>の好きな歌も覚えました。私が泣き虫だった為よく強くならなきゃね―…なんて言われたりして。
最後にタイトルにもなっている「香」の解説ですが、これは別れ際にX'masPresentとしてもらった香水のことです。しばらくつけることさえできませんでしたが、今は毎日つけています。<君>が私の事を忘れないように…と、私が<君>を愛したことを忘れないように…です。

本当に評価ありがとうございました。

HP

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