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二形小説書物庫

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≫ メタ系魔法少女リンネ Vol.1
By イセリア
04-26 21:52
改訂版。
W52S
≫ By イセリア
05-17 20:49
【48改】

 女の子の方は互いにノータッチだし、触手プレイもなし。前戯だけの第1話。それでも実に濃密な時間を送っている。
 俄然、第2話以降が楽しみになってきたし、ここは視聴者の心を掴むためにも気合いをいれないとね。

「ほらほらっ、私のと擦れて気持ちいいでしょっ♪ もっと激しくしてもいいのよ」
「やめてっ……んあああぁっ♪」

 『やめて』と言いながらも、ハルノは強く腰を押し付けてくる。言行不一致な可愛らしさと、何より熱く硬いおちんちんが擦れ合う刺激に、私にも限界が訪れた。

「私もイクッ、く、うあぁぁっ!」

 いったん身体を離して、私はハルノに精液をぶちまける。さっきは私に思い切り浴びせてくれたんだもの、お返ししないと。
 ふあぁ、凄く出る。ハルノほどじゃないにせよ、自分でも驚くくらい射精してる。

 胸元からお腹を、太腿まで伝い落ちる私の精液。その熱に冒されて、ハルノはうっとりとした表情を浮かべていた。

「えぁ……熱いミルクがいっぱい……」

 ……エロい。何と言うエロさかしら。もう少し淫語を紡いで貰えば、視聴者のハートは鷲掴み間違いなし。現に私はもうかなり、魅了されてしまっている。
 どうやって更なる淫語を引き出すかは、私の腕の見せどころね。

 という訳で、兜合わせはひとまず中断。おちんちんがギリギリ触れるか触れないかの距離で、ハルノを誘惑してみる。
 初めて味わう快楽に夢中のはずだから、この餌に喰い付かない魚はいない。

「んあ、んっ、んんっ」
「どうしたの? そんなに腰をカクカクさせちゃって。欲しいものがあるなら、はっきり言わないと分からないわよ」
「うぅ……こ、擦ってぇ……もっと、もっとごしごししてぇっ!」

 良い感じ良い感じ。
 でもまだ足りない。光の魔法少女が堕ちた感を出すには、恥じも外聞も捨てて本能で叫んで貰わなきゃ。

「だから何を擦って欲しいの?」

W52S
≫ By イセリア
05-18 02:22
【49改】

 どうあがいても届かない快楽を求めて、ハルノは僅かに動かせる腰を必死で前に突き出し続ける。それでも私のおちんちんに触れるには足りない。
 そんな猫と猫じゃらしの関係にされた彼女が、微笑ましくも哀しくも見えた。

「いやぁっ、届かない、おちんぽが欲しいのに届かないのぉっ! おちんぽごしごししてミルクいっぱい出したいのにぃっ!」

 おちんぽとかミルクとか……私の言語感覚には存在しない語彙で喋るハルノさん。普段が普段なだけに、激しすぎるギャップが淫猥さを倍増させる。
 想定以上の淫語を吐いてくれたから、ご褒美を。私は再び身体を寄せた。

「これいいのっ♪ おちんぽスリスリするの気持ちいいよぉっ♪ 止まらない、腰が勝手に動いちゃうぅぅっ!」

 ぐいぐい裏筋を押し付けてくる。ああほら乱雑にするから、剥けてたおちんちんの皮が戻っちゃってるじゃない。

「ふふ、皮が剥けてた方が気持ちいいでしょう? ほら、剥いてあげるから」
「ひああぁ♪ もういいのっ、おちんぽが気持ちよければ何でもいいのぉぉっ♪」
「やっと素直になってくれて嬉しいわ。じゃあ一緒におちんちんでイキましょう?」

 激しい兜合わせにもう限界。私もおちんちんを突き出してハルノに擦り付けて、一緒に強烈な快感を貪り合う。裏筋から亀頭に身悶えるほどの滾りが駆け巡り――

 ――私たちに歓喜が訪れた。

「もうイクのっ♪ おちんぽミルクいっぱい射精するのっ♪ わたしのおちんぽで、おちんぽで――んきゅうぅぅっ♪」
「くっ……私もイクぅっ♪」

 何の合図もなかったけれど、私とハルノは見事に同時に精液を噴き上げていた。
 射精の最中もハルノは擦り付けるのを止めてくれなくて、これまた凄まじい量の精液が二人の身体に降り注ぐ。この瞬間ばかりは撮影も演技も全て忘れて、そこにあるのはただ純粋な恍惚。

 白濁にまみれ快楽に飲まれ、光と闇の魔法少女の饗宴はここに――決着した。

「あへぇ♪ いっぱいみるく……きもちいいわたしのちんぽみるくぅ……」

 勝者は妖しくほくそ笑み、敗者もまた堕落した笑みを浮かべて幕は下りる――

W52S
≫ By イセリア
05-18 02:23
【50改】

「はぁっ、はぁっ……」

 弱々しい息遣いのハルノが、壁に背を預けたままゆるゆると崩れ落ちる。足元には水溜まりと呼べそうなほどの精液。その大半は彼女が射精したものだから、疲弊消耗するのも当然。
 あ、磔から解放されたのは私が変身を解いたからね。

 ボウガンは消えて手には魔導書。そしてこっぱずかしいスクール水着から、まだ許容範囲の漆黒の衣装へ。
 対するハルノは引き裂かれた衣装のままで、全身精液漬けなのが可哀想。

「名残惜しいけれど、今日はここまでね」
「……っ! 逃が……さない……」

 軽やかな跳躍ひとつでフェンスの縁に着地した私に、ハルノは視線を向けた。
 快楽に蕩けてふにゃふにゃになった瞳ではなく、理力の戻った力強い眼差しで。

 ……さすがに腰は砕けたままで、立ち上がることもできないみたいだけれどね。

「欲張らなくてもすぐに逢えるわ。続きはその時にね――ハ・ル・ノちゃん♪」
「くっ、フォルブランニルっ!」

 天然系破壊魔法、渦巻く業火がコンクリートを舐めながら私に襲い来る。ゲームのようにこれが精神力に依存するなら、彼女は凄い大魔導師なのかもしれない。
 エロアニメなのが実に悔やまれます。

 私はエルダーサインを翳して炎の猛攻を防いだ。それでも熱風は髪を強く揺らし、私を飲み込もうと吹き荒れている。
 月光に浮かぶ陽炎の向こうには、今にも気絶しそうなハルノ。強い意思を秘めたその顔は、やっぱり凛々しく美しかった。

 それじゃあ最期に別れの挨拶を。

「私はリンネ。迷える貴女を素晴らしい世界に誘い導く、黒き鈴の音色。では次の出逢いまで、ご機嫌よう……」

 恭しくお辞儀をしたら、あとは熱風に身を委ねる。私の身体は風に煽られるまま、屋上から闇の虚空へと消えた――




 To be continued...




 ――ちなみにこの後、歩いて寮まで帰るのが一番恥ずかしかったのはオフレコ。

W52S
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