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二形小説書物庫

≫ 淫魔との戦記番外・ミミック偏
By 『CH』

04-19 01:33
本編には登場したためしのないミミック。
人族でもなく魔族でもなく、淫魔でもない。
そのくせどこにでも現れ時には商談、時には不意打ち、時には冒険者に襲われる…
複雑な生態系と逞しい商魂を持つ彼女らの不幸とその他のお話。

※優兎氏のきゃっとしっとわんにもミミック編は存在します。
タイトルは誤変換ではありません。

≫ By 『CH』

05-28 10:08

～新人はスライム8～

コレはどういうことなのか…
スライムが冒険者の体を奪ったか、はたまたスライムが何を考えてか混ざってきたか…暗闇の中では解らない。
なんにせよ、早く射精がしたい…
中途半端な責めはもういらない。二本もある分体が疼く。片方だけの射精ではもどかしいかもしれないが、それでも射精欲求は高まる。

「じゃあ…あげるね♪」

スライムの体は俗に言うスライム質だ。それは触ってみるとよく解る。
筋肉という概念がないため、全身に自由に力が入る。
ミミックのモノの一つがその柔らかい花弁へとへと挿入されていく。

挿入するときは只にゅるんとするだけなのだが、一度奥へと挿入されてしまえば…
急にミミックのモノの形に添って締め付けてくる。
そこで急に明かりが戻る。

[プルップルッ♪]

冒険者ではなくミミックの姿のままだ。ミミックの上でスライムが動く度にそのスライム質の肉体が揺れる。
一応スライム質を圧縮して硬さを得ているが、柔らかくあるべき胸などは完全にスライム質のままなので無い胸が揺れる形になる。

「んんっ♪すごくしまって…♪」

万力のように締め付けるのですぐに射精を迎えてしまいそうになる。
だが、それを我慢したくなる変化がスライムに現れてきた。圧縮部位が段々と変わっている。
より裏筋やカリに力が入るようにと構造が変わっていく…

「ふぁあああ♪だしたいっ…でもぉ…もっといれてたいよぉ♪こんなの…こんなのぉ…!」

ミミックが情けなく騒ぐ頃には、ミミックの上のスライムの方に変化が現れる。
よだれをたらし、ゼリー状の体液がこぼれる。

「これ…初めて学習しました♪皆がエッチ大好きになるのが理解できまひたぁぁぁぁ!!!」

[バシュッ!!!!]

勢いよくゼリー状の精液が飛ぶ。質量があるためにミミックの顔の上辺りに全て落ちるが…
どんどん射精は続く。スライムのその姿にミミックも我慢に限界が来る…

≫ By 『CH』

05-28 10:08
～新人はスライム9～

「はあ…はあ…♪」

「恋愛情報ゲットだよぉ?」
「こっちも気持ちいい情報もらったぁ♪」

どうやら冒険者は肉体をスライムに乗っ取られ、脳から情報を引き出されていたらしい。
スライム質の男根が発生し、そこから情報を伝えるための精液を溢している。
ミミックを踏みつぶさないよう気をつけつつ、彼女はスライムの前へと来る。
そしてお互いのモノを擦りつけ、溢れだす精液を塗り合う。それはモノを伝って秘所まで垂れる頃には体に吸収されている。

「…これが…恋愛感情?ああ…胸が…♪何も考えられない…♪」

「射精したい…♪大好きな人に思いっきりぶっかけるのは最高なんだね?」

2人の視線がミミックへと向き直る。

「大好きだから…射精も沢山させてあげますよ?勿論…」
「お嫁さんになってもらいたいから、スライムにもなってもらいますけどね?」

「それは…や…!?」

ミミックが精液をぬぐいながら言うが、精液が脱ぐ腕にひっついて離れない。腕は床に固定された。

「ぷるっぷるにしてあげるね～♪」

精液はスライムの体液…スライムは体液を使って増殖する…
いつのまにか精液はスライムになっていた。そして己のモノをミミックの口に無理矢理挿入する…

「もが～～!?」

「私はぺろぺろして射精させたげるね?」
「この体も射精初体験したいだろうから…私は気持ち良くなる～♪」

フェラチオを強要され、射精した方を舐められ、そうでないほうにはスライムに体を奪われた冒険者がまたがる。

≫ By 『CH』

05-28 10:11
～新人はスライム・終～

「あはあっ♪ぷるっぷるにされちゃったよぉ…」

ミミックの体はスライム質の物になっていた。これは全身がいい具合にスライムと同化してどっちがどっちだかわからない。
結局スライムは10人にも分裂し、その精を一身に浴びてこれ以上なく満足した。
だが…一つだけ問題がある。

スライムの精液で…脳にこんな情報が叩き込まれた。

お嫁さんを作るのはとっても気持ちいい。
できるなら二人がかりでやるとすぐにお嫁さんを作れる。

これ以降各ダンジョンにスライムミミックが発生するようになる。
宝箱が二つ並んでいる場合、稀にスライム化したミミックが現れ…彼女の好みだった場合理性を失って襲ってくる。
普通のミミックと区別することは極めて難しい。
元々執着心の強いミミックに性の亡者の属性が追加されてはるが、おかねへの執着も消えてはいないのでお金で見逃してもらえる場合がある。

トラップミミックの一種に分類される場合があるが、厳密にはミミックではない。
近年その被害は甚大で、淫魔の再来とも呼ばれる。

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