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二形小説書物庫

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≫ 淫魔との旅行記B
By 『CH』
02-22 10:46


@Aはきゃっと・しっと・わんにて。

チリンチリンと優しいべるの音がする。
それとともに、女性の声が響く。ガタンゴトンガタンゴトンと音がしだす。

「客はみんな乗り終えたよ〜〜!!出発だぁ!!」

心地よい揺れが多くの女性が乗り込むそこで…
その中でいつの間にか座っていた女性が、ガックンと体を揺らし目を覚ます。

「…あれ、此処は?」

巫女装束姿の彼女はあたりを見回す。
その中で沢山の女性が乗り込んでいて、とりあえず風景と揺れから電車ということだけは解った。
なんで自分がこんなところにいるのかはさっぱりわからない。

そしてこの電車がどこ行きなのか?財布も持たずにどうやって乗車したのか?
そんな事を考えるうちに車掌と思われる人物が客をかき分けていく。

「次で終点だよ〜!!終点だから…それまでせいいっぱい楽しみなよ?」

どこの田舎の電車だろうか?車掌が終点を告げる。
車掌も…やったらと短いしへそも出す制服で…

「すみません、この電車一体どこに…」
「…天国、かな?」

車掌はニヤリと笑って客の一方に指をさした。

pc
≫ By 『CH』
03-20 23:15
〜脱出5〜

茜は意を決して前を向く。
それは他の淫魔二人にも性器を見せることに他ならない。
二人の淫魔が動くのは早かった。

「ああ…そう。なら俺も覚悟を決めなきゃね?」

フローヴェルは茜の中にすっとはいっていく。痛くも痒くもない。
勇みほかの淫魔をイカせようと思ったのだが、それを許さない魔性の一撃が放たれる。

膣が…子宮側から犯されている。

「キャアッ!!」

初めての感覚に、彼女は顔を赤らめて…下唇をかんで耐えようとする。
ズチュズチュと…子宮に音が響いていく。激しく内側から犯されていって…自分の膣が勝手にしまっていくのが解る。

「ハアッ…ハァ…で…も…」

みるくが危ないと言い聞かせて快楽に抵抗しようとする。
しかしそれでも腰が浮く…胸と股間の高鳴りはやまない。

「楽しむより…早くイカセテ妹にした方がいいんじゃない?」

「私はこのまま楽しみたいなぁ?」

お尻にさっきまで擦りつけてきていた淫魔はお互いのモノを擦り合わせて、
そして秘所へと指が我先にと入ろうとする。
まけた方はお尻の方をむにむにといじる。

「…むぅ。負けたけど。さっさとイカせるのは…私だから♪」
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≫ By 『CH』
03-24 23:24
〜脱出6〜

みるくは淫魔の群れの中…その中は茜には見えない。
フミもそれどころではない。まさかみるくが淫魔を蹴散らして現れることはないだろう。

「お姉ちゃん…助けて…」

みるくの声が聞こえた。茜は自分を取り囲む淫魔に抵抗しようとするが、体内のフローヴェルはどうしようもない。
妹を助けられないことを悔いながら、目をつむる。

「助けてよ…お姉ちゃん…体が…」

眼をつむると余計に妹の声が頭に響く。
茜にしてみればそれは拷問。体は快楽に溶けそうなのに…

「体がね…疼くの…」

茜はその言葉に目を見開かずにいられなかった。
その言葉は耳元でささやかれていた。耳がゾクリとする。

「お姉ちゃんじゃなきゃ…駄目なのかな?ぜんっぜん…小さくならないの…」

「みるく…」

妖艶な笑みをするみるく。茜のお尻をそっとなでて…
あの痴漢だった淫魔のように…
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≫ By 『CH』
03-26 09:52
〜脱出7〜

それからは急だった。
みるくの淫魔化で茜は心をおられたようだ…
今まで茜でお楽しみを行っていた淫魔は気がつけば居なくなっている。
茜とみるくの一対一の淫闘だ。

「お姉ちゃんもこんなに苦しそうだし…すぐに楽にしてあげるね?」

「みるくっ…みりゅくっ!!」



淫魔にならないフミ…楽になることはできなかった。
濡れたスーツが気持ち悪い中、胸にモノを擦りつけられ口も犯され…

ひたすらにのどが渇く。やたらと精液が出る。数名の淫魔の能力の餌食になっているのだろう。
しかしそれを考えることはできなかった。
現実感を失ってきたとでも言うのだろうか?体がやたらと軽くふわふわする。
射精するたびに頭の中がからっぽになっていくようだ。

「だれかっ…ちんちん挿入してくださいっ♪」

「はいはい、嫌らしい赤ちゃんですねぇ。こっちからも飲みたいんですかぁ?」

淫魔の一人がフミの膣へと自分のモノを挿入せんとしている。よく今まで誰も挿入せずに残っていたものだ。
ぬるぬっるになっているそこは熱く淫魔のモノを飲み込んでいく。
淫魔もそれに恍惚とした表情をうかべている。

「そんなにどろどろなら、当然沢山…一杯精液飲まなきゃやってられないよねぇ。」

淫魔達の空間の一部となったフミは、彼女たちと変わらぬ行為を懸命に続けていく。



〜脱出・終了〜

「お姉ちゃんのおっぱい気持ちい…」

みるくは姉の胸に心地良さそうに顔を埋めていく。
そして彼女の体に優しく手を這わせていくのだ…

重なりあうモノはお互いの興奮を届け会う。

「お姉ちゃん…ずっと一緒にこうして…ようね?」

妹の甘い誘惑。
折れた心はそれを受け入れる以外の選択肢を知らない。
妹の鼓動とともになにかが入ってくる。そんな感じがする。

「おねえちゃんの…熱くて…ぬるぬるで…」

「ハアッ…♪あぁ♪きもちい…」

茜の力のない声が聞こえる…
視界が暗転する…

〜GAME OVER〜

「…はい、三人でおちんちんスリスリしてみせてください♪いい表情ですね〜♪」

三人にカメラが向いている。
淫魔スーツを着せたり、病魔スーツ、ナース服と様々な服を着せて写真を撮っていく。
一瞬フミのモノがピクリと動いたのに反応し、その動きから射精を逃さずカメラに収めていく。

「牛さん達の出したミルクは人気がありますし…」

あの旅館の裏で三人は飼われていた。
客に風呂上がりの一杯のミルクサービスを行うこととした。
淫魔化しないフミの精液、乳牛の搾りたての精液は相当人気がある。

そして写真集も作って売り出せば売り上げはばっちりだ。

「ククリ〜、フミ達貸して?」
「あら?なんでですか?」
「新社会人を狙ったふたなり化計画に使うって。」

また三人は電車に乗ることとなった。
今度は仲間を増やすために、縁者も見染めた人物も快楽に落とすために…
そう思うと股間の疼きが止まらない。

自分たちのように、わけもわからずに電車に乗ってきたらしい女性がいる。
淫魔達の猛攻に耐えたが、降りることを許されなかったらしい。

フミの隣の席に、みるくと茜の間に…


そんな中…電車と同じ速さで飛ぶ何者かが…攻撃を仕掛けてきた。
壁が壊れて何人かの淫魔がどこかへと落ちていく。

「あれはっ…!!大量殺人鬼セイントルナっ!!」

「…みんな淫魔になっちゃうなんて…悲しいよ。こんなの、ダメだよ!!だから…!!」

夢と現の狭間で全てを打ち消すピンクの光が放たれて…
夢は夢…現を現へとあるべきものをあるべき姿で元の場所へと…
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