二形小説書物庫
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ヴァンパイアハンタ-
By 鴉
01-17 03:41
――…今宵も古城は静に佇み,紅き月は口角を上げた夜空の笑みを模しているようでございます.
はじめまして.アタクシは噂好きのお喋り鴉でござんす.刻が許す限り…,アタクシの命が続く限り‥‥語りましょう……….
ヴァンパイアハンタ-
登場人物
椿 ツバキ
西洋風の古城に眠る漆黒の髪に象牙の如く美しき肌を持つ和服の美女.両性器を持つ不老不死のヴァンパイア.
リオン
幼き頃に両親をヴァンパイアの手によって殺された少女.ハニ-ブロンドの長い髪をハンチング帽の中に収め,少年の様な装い.ブル-アイズ.
あらすじ
近頃村が騒がしい.数年振りにヴァンパイアがあの古城に住み着いたという噂で持ちきりになった為だ.一方,村外れに住むリオンは静な殺気に満ち満ちていた.月が紅く染まる夜,小さな足は噂の古城に向けられていた.シルバ-のロザリオとシルバ-の銃弾を携え…いざ,ヴァンパイア狩りへ….
お喋りな鴉が語るオカルトチック・フタナリ小説.処女喪失,流血,グロ,SMがお嫌いな方はバック願います.
SO704i
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By 鴉
01-19 01:58
女の舌先は乳輪をなぞり舌の愛撫を受けていない胸は鋭い爪が生えた手が揉みしだいていた.
「…ぅ…死にたくない…」
大粒の涙が止めどなく伝い,媚声とは程遠いすすり泣きのみがリオンの口から漏れていた.
その様子を上目使いで見ていた女は
「つまらない…つまらない,つまらない!つまらない!!」
苛立ちを募らせ乱暴にリオンの小さな胸を掴んだ.勢いで爪が白い肌に食い込み血が滲む.
「っあ!痛い!痛いよ…!」
涙が更に溢れ出し首筋を伝う.しかし目はトロンと虚ろになり頬は紅潮している.何より処女の愛液の香りがほんのりするのだ.
その様子を見た女は喉を鳴らして笑い胸に爪を突き刺したまま乳首を口に含んだ.
「…ひ‥っ!な‥何!?これ…っあ!?」
傷をえぐる様に爪を動かし乳首を舌で舐め転がされる.痛みと感じた事のない快感にリオンは目を見開き唇をわななかせた.
「…ふぁ‥ん.っん!」
声に艶が出る.女は美しい顔を歪ませ微笑むとリオンの乳首を口から離し,
「貴女…マゾヒストの様ね…?」
面白い玩具を得た.と言わんばかりに満足気に言った.
SO704i
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By 鴉
01-19 02:15
「マゾ!?そんな筈ない‥!」
「あら….ならば試してみる‥?」
「試…す?」
そう言ってリオンの顎を掴み顔を背かせると女は耳元で囁いた.
「ええ,試すの…」
リオンが次の言葉を発しようとしたが,其よりも先に女が行動に出ていた.
「…っあぁぁあああ-…――!?!?」
女はリオンの白い首筋に噛みついていた.そしてリオンは激しい痛みと強い快感から失禁していた.
「あっ!ああっ‥駄目‥っひぃ!!」
女が何度も噛みつく為にリオンの首筋が小さな穴でズタズタになる.しかし口からはだらしなく涎を垂らし目を細めうっとりするリオンは目の前が真っ白になるのをぼんやりと感じていた.
SO704i
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By 鴉
01-23 02:57
寒さと違和感をボンヤリと霞む意識の中でリオンは感じていた.
クチュ‥クチャ……
水音を意識の片隅で感じる.そして意識がはっきりとするに従って下半身のうずきと迫り上がる快感に吐息が強く荒くなるのを止められなくなっていった.
「っ…ん‥,はぁ‥あぁ.あぅ」
狭くなった視界に捉えられたのは自らの足.
「あっ‥ぁ…んんっ!な‥に‥?なんで…こんな恰好…ふぁ」
「お目覚めかしら?ご覧の通りよ. 貴女の下のお口が良く見える様に出来る特別な椅子に座って貰ったの‥」
M字開脚を強制的にさせる椅子にリオンは乗せられベルトによって固定させられていた.
「いやぁ!」
自分の恰好を想像するなりリオンは頭を振って暴れようとする.しかし暴れ様にも固定された四肢はベルトで擦れるだけでびくともしない.
SO704i
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