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対立にそういう具体的な理由があるのかもしれないけど、 それとは別にもっと抽象的な、どうしても旧人類と新人類が共存できない理由として、人類は自分たちに近い種族を脅威とし、その相手を滅ぼすことで生き延びようとする、という説がある。 今の人類が歴史に残らないだけで、そうやって自分たちに近い種族を滅ぼすことで生きながらえてきた、人間と他の動物の間に深い格差があるように感じるのは、その間に存在していた種族が全て人間に滅ぼされたから、という話になる。 それはぞっとするようで、しかし真っ当な考え方じゃないか、って気が僕はする。 それは多分意識的な行いではなく、遺伝子に刻まれた競争本能の結果であるものだと思うけど、だとしたらいかに体裁を整えようがその流れに人間は逆らえないんじゃないか、なんて思う。 古い哲学者達は人間を、英知人だとか工作人とか遊戯人とか、色々定義しようとしたけれど、もしこういったことが事実だとしたら、人間は動物の延長上に存在するものということになる。 動物と違う存在に見えるのは、競争相手達を蹴落とし、あるいは突然変異で現れた自分の同族にあって上位にあるものに滅ぼされることで、その同族が同じ立場に成り代わって進化を遂げてきたか。 まぁそうだとして、さらにマヤの予言が当たっているとするなら、今の人類はやっぱりほぼ間違いなく滅びる危機的な話な気がするね。可能性に可能性を重ねたような話だけど。
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