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最近考えた小説をまた紹介。題名は「リアルセンス」 グループものっていう意味で影響を受けた最近のアニメでは「PSYCHO-PASS」「ヨルムンガンド」とかかな? どちらとも雰囲気は違うけど。 2022年の日本では、ある一大テロ組織に誘発された日本政府解体を目的とするテロ活動が増加傾向にあった。 犠牲者も決して少なくはなく、そのことに反発する者はもちろん過半数ではあったが、テロ活動に対し有効的な解決策を出さない、はっきりしない政府に対し、改革を主張する者も少なくはなく、国民は両者の間で揺れていた。 そんな中、テロに対してその前線で活動する警察官、自衛隊などからは殉職者が多く出ていた。そのため、それらの組織への志願者は激減した。それに対し採用基準を下げたり、過度な優遇をしたため警察官や自衛隊の質が下がり、またそうした政策も政府の批判の題材となっていた。 こうしたテロ対策の問題に対して新しい解決策として提示されたのが、懲役中の犯罪者からテロ対策チームを作ることであった。人格的に問題が無い、更正の様子が見られる者の中から本人の意志確認を取り、減刑などを報酬としてそういった者たちをテロの前線で活動させる、ということだった。 初めは不安の声も多く、半ば反対を押し切る形で実行された策ではあったが、最初の試験チーム「SPT-T」が出動したテロ事件で人命救助、犯人確保などに多大な貢献をする。その後編成された第二部隊「SPT-U」はテロを未然に防ぐなどの大きな貢献を同様にする。そうした功績から、やがてその対策チームの存在は世間に認められていく。 主人公は中学3年生の少年で、6年前、一連の中では最初の大規模テロと呼ばれるデパート爆破事件で彼は家族を亡くす。 現場に居合わせながら自分だけ生き残った彼は、その後伯父夫婦に引き取られたものの心の奥には深い傷を抱えていた。 ある日、伯父夫婦の家族で遊園地に出かけることがなるが、皮肉にもその遊園地がテロ組織に占拠され、彼らはその場の大勢の客とともに人質となる。 主人公はその瞬間6年前の記憶が鮮明に蘇り、当時何もできなかったことから今回も自分が何かしなければみんな死んでしまう、という強迫観念に襲われる。 一瞬の隙をついて彼はテロリストの一人から銃を奪い取り、ゲーム仕込みの腕なのかあっという間に形勢を逆転させ、警察官達の侵入を容易にするとともにその場を収めてしまう。しかし、実は彼がテロリスト達に向けて撃った流れ弾の一発が一般人の女性に当たり、その相手は亡くなってしまう。 その後彼は事情聴収を受け、警察側は正当防衛による事故として彼には同情的な判断を下した。しかし、彼は食い下がり、自分を裁いてほしい、と主張する。 結局、自分が余計なことをしなければ誰も死なずに済んだかもしれない、そういった自責の念にとらわれ、彼はどうしようもなかった。 しばらくして、一行に帰ろうとしない主人公にしばらく警察官達は手をこまねいていたが、やがて事情聴収の場に白衣の女性が現れる。彼女は主人公に対し、何のために銃を撃ったのか、と問い掛ける。主人公は、自分を守るためだった、と応える。結局自分が守ったのは、自分自身で誰のためにもならなかった、彼はそう思ったのだ。 それに対し女性は彼に、連れていきたい場所がある、と言う。半ば投げやりに彼は彼女についていく。そして彼らがたどり着いたのは数ヶ月前、新しく設立された「SPT-Y」だった。 自分のことが赦せないのなら、ここで戦うことを罰、償いとすればいい、女性はそう言う。主人公は、今のところこれ以上の結論は無いのかもしれない、そう思うことで納得した。 「SPT-Y」の仲間と共に、そこでテロと戦うことで彼は自分の意味、そして家族の死んだテロ、そして一連の発端であるテロ組織の正体を知っていくことになる。 というのが第一部まで。 第二部以降は、一部最後のシーンでテロが連鎖的に広がり戦争を引き起こす、っていう終わりで混乱した日本を舞台に主人公が奔走する、的な? 文章の調子は欝っぽく、けど、会話文は気楽な雰囲気を出しつつ、みたいな感じで……書くとしたらね。
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