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書きはしないですが、最近考えた小説。話の根本設定だけめだかボックス風。 ある私立高校の入学式、新入生代表の挨拶を、主人公が物思いに耽りながら見ているシーンから始まる。 写真撮影などが一通り終わり、帰ろうとしたところで主人公はクラスメイトのある男に話しかけられる。 この私立高校は分野を問わず優秀性を持った生徒を特待生として学費免除、必要な場合は生活費などまで賄う制度があった。 主人公もある理由から特待生であったが、その男も同様、彼は指揮者としての優秀性を買われ特待生として入学した。 (指揮者の男が、その手の専門学校ではなくわざわざこんな特殊な学校に入学した理由に関してはまた後で出てくる) その特待生の中から、さらに二十人程度が選ばれ、学園問題特別対策委員会、通称『学特会』という組織が形成される。 特待生制度に関してはもちろん公表されているが、学特会の存在に関しては噂半分、という形で学園内に広がっている。 主人公と指揮者の男は、二人とも学特会に選出されていた。 指揮者の男の話というのは、入学式後の学特会の招集があるから一緒に行こうぜ、ということだった。 集められた学特会のメンバー、曲者揃いという風で、中には新入生代表を挨拶した者もいた。 招集の場には校長と理事長、学特会に関する責務を負っている教職員全員が揃っていた。 初めにガイダンス的なことが行われ、学特会の仕事、日常的には特に決まった仕事は無いが有事の際に駆り出される、ということだった。 そして早速、入学生1200名(公表数)の中に8名、サイコパスが紛れていることが判明した、ということを伝えられる。 学特会の初仕事としてその8名を発見し、問題を解決する、という任務が課される。 状況が何とも整っていることなどからして、恐らく学特会のメンバーの実力調査、として人為的に仕組まれたものだということは予想できた。 しかしだからといってそれを糾弾するのも無意味であり、学特会のメンバーは独自に動き出す。 指揮者の男は、俺はこういうのは無理だな、といい、主人公に、お前はどうする? と言う。 主人公はただ、まぁ、頑張ってみるよ、と答える。 ※間の話をちょっと省きます。 最終的に主人公はクラスメイトにサイコパスの男を見つける。 表面上彼にほとんどその兆候は見られず、被害も出ていない故に周囲の人間も全く気づかなかった。 主人公にそのことを言い当てられた末に、サイコパスの男は主人公を殺そうとするが、主人公はそれに対応する。 サイコパスの男は更生しようという意志があって、そして無条件に入学を受け入れてくれるというこの私立高校の話を知り入学した。 それが、学特会の調査のための捨て駒だったと知り、自暴自棄になりかけるが、主人公がそれを止める。 俺はお前を糾弾するつもりも、何も無い。お前にやり直したいという意志があるなら充分だろ! と言い説得する。 以後サイコパスの男と主人公は和解し、学特会の教員側も曲りなりに問題解決と認定する。 他のサイコパス7名も同様に他の学特会の者が解決したが、それはいずれも学園から強制排除したりなど、主人公と同様な更生させるというケースは存在しなかった。 主人公が特待生である理由。 彼は平常時は何の取り柄も無い普通の青年だが、本人曰く"発作"時には驚異的な身体能力と思考能力が覚醒する、というものだった。 その能力は、生まれついてのものではなく、彼が10歳までの間、優秀な科学者であった実の母親から人体実験を受けていた結果、のものであった。 母親に愛が無かったわけではなく、むしろその逆で父親を生まれる前に失った彼を優秀に育てようとするあまりにその愛情が歪んでしまったのだった。 その実、彼が受けた人体実験の多くがある程度確信をもって行われたもので、彼自身常人離れした多くの能力をそれにより獲得した。 10歳の時、母親の父、つまり主人公の祖父が娘の異常な行為に気付き、親権を剥奪、それ以後主人公は祖父に育てられる。祖父は早くに妻を亡くし、一人暮らしだった。 しかしその祖父も彼が中3の時に病で亡くなり、高校進学を諦めていたところに、その私立高校の存在を知る。 彼の祖父も母も、形は違えど彼が普通に学校を出て、幸せな人生を送ることを望んでいた、彼らの思いに少しでも報いることになるなら、と入学する。 主人公は、実験により多大な能力は得たが、同様に副作用も存在した。 まず一つ、その多くが使用することによって体に過負荷がかかり、激痛などを伴う点。これにより主人公は能力を使わないようにした。 能力自体は元々常に発動しているも同然のものだったので、それを特殊能力、として元々の能力と切り離して考え、"発作"という動作で覚醒するような仕組みを作る。 "発作"とは端的に言えばトラウマであり、人体実験の記憶、母親の記憶を思い出すことによって発生するようになっている。 "発作"を必要な際に人為的に起こすため、主人公はその記憶を呼び起こす臭い、味、などをビンや丸薬にして持ち歩いている。 そして副作用のもう一つ。主人公の人格が根本的なところにおいて欠落しているという点。 主人公には感情が無い。とは言ってもあからさまに感情が無いように見えるわけではなく、むしろ外見上は感情豊かなほうである。 正しく言えば、主人公は感情を理解はできるが自分が持ち合わせているわけではない、ということ。感情を心ではなく頭で行なっている。 時々、自分が空っぽの器のように思えて仕方がない。と主人公は言う。 そんな主人公が、サイコパスの男など、多くの仲間を得て自分に無いものを補っていく話。 めだかボックスとは途中から全然ちゃいましたw
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