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実際に書いてもらったのを読みたいな…… 超高速でタイムスリップする、っていうのは前々から結構言われてるよね。まぁそれで400年後って相当な速度が必要そうだけど……w 新作「オーバーパラレル」のあらすじ、この前チャットで話したのをそのままコピペするだけですが。 ジャンル的にはSF、にあたるのかな? 現実は2027年の世界だけど、話はスパコンの中で展開される仮想世界「オーバーパラレル」の中が舞台となる。 主人公、木原陽(きはら よう)は2012年に生きる無気力な高校生、という風に始まるが1話にていきなり彼は交通事故に遭って死ぬ。 目が覚めると陽は何も無い真っ暗な世界にいた。自分は死んだのか、と思った最中、目の前にある少女が現れる。 ラウと名乗るその少女は陽が今まで生きていた世界は仮想世界で、陽は自分の記憶を一時的に消してその世界に溶け込んでいた、と語る。 陽の肉体は現実世界にあり、そちらは寝たきり状態で機械につながれ、意識をこのオーバーパラレルに置いている、ということ。 オーバーパラレルというのは本来、現実を模して作った仮想世界の集まり、いくつもパラレルワールドのような世界が存在し、それぞれの世界が別の問題を抱えている。 その世界が抱える問題を解決することでクリアとなり、次の世界へと移る、一種のシミュレーションゲームのようなものだった。 オーバーパラレルは日本政府によって造られたもので、現実の社会問題をいかに解決するか、そのデータ収集のために造られたもので、陽はその収集のためのプレイヤーの1人だった。 ラウはオーバーパラレルの中で各プレイヤーに一体ずつつくOPAと呼ばれる仮想世界内でのアシストをするAIで、OPAは各プレイヤーごとに意志が反映された姿になる、という。 仮想世界の中の時間は現実の世界の100倍に引き伸ばされる、現実世界では陽がオーバーパラレルに入ってから4年が経過し、彼自身はその中で400年過ごしてきたことになる。 30個あるオーバーパラレルの中の仮想世界を、陽はかつて1つを残し残り全てをクリアした。しかしその1つだけが何度リトライしてもクリアできなかった。 その世界が2012年の日本をそのまま映したものだった、そしてその世界をクリアすることがオーバーパラレルの最終目標でもあった。 クリアの糸口を得るため、陽は自分の記憶を一時的に封じ、NPCに溶け込んでその仮想世界を一度生きてみる、という大胆な作戦をとった。 そしてその糸口探しから死ぬことで解放されたのが今の陽、という風にラウは説明する。しかし一時的い封じたはずの記憶が陽にはまるで思い出せなかった。 記憶を失っていることにより他の29の世界のクリアも帳消しとなってしまう。何はともあれ一からやり直してクリアしていけ、と言うラウ。 半ば強引に陽は第一の世界へと赴くことになる。 で、このあとはネタバレの話になる。 オーバーパラレルプロジェクトが発案されたのは1990年代前半、最初にテストプレイが行われたのは2023年の秋だった。 国として衰退の一途を辿る日本の打開策を見つけるため、という名目でオーバーパラレルには密かに多大な資金が投じられていた。 一方その頃、主人公の木原陽は19歳、大学生だった。彼には幼馴染で婚約者の唄恵(うたえ)がいた。 高校も卒業してずっと前々から言ってきたことだからそろそろ結婚してもいいんじゃないか、という頃に突然唄恵が病に倒れる。 世界にも2,3件ほどしか症例が無い、身体の機能が徐々に失われていき衰弱死してしまう、という奇病。治療法は不明。 治療法を見つけるには相応の研究費がかかる一方、症例が少ないだけに治療法を見つけても大した功績にはならない、そう物好きな医者がいるはずもなく、唄恵はただ衰弱していくばかりだった。 唄恵はこれも人生だから仕方ない、残った時間をいかに過ごすか、ということを言うがそれに対して陽は反発し何としてでも病を治す方法を探ろうとする。 その時、彼はネット上でオーバーパラレル、テストプレイヤーの募集を発見する。参加するだけで相当額の報酬が与えられる。 藁にもすがる思いで彼はそれに応募する。応募者から選出される10人のテストプレイヤーにより3ヶ月のテストプレイが行われる。 陽はそれに見事選ばれ、3ヶ月のテストプレイで10人のテストプレイヤー中、最高成績をおさめ大金を手にする。 しかし、元の世界に戻ってきた時、唄恵は3ヶ月の間に衰弱し、死んでしまっていた。 唄恵は余命を陽と一緒に過ごすことを望んでいたが、それを反故にして金を稼ぎ、結局その間に唄恵は死んでしまった。 生きる気力も失った陽の元に、オーバーパラレルの正式版、今回は100人のプレイヤーによる本番の通知が届く。 ストプレイ経験者として優先的に参加権利が与えられる、というものだった。 現実世界に生きる希望を失った陽はなし崩し的に参加を承諾する。 その本番、テストプレイ時には無く、本プレイとして新たに追加された機能が一つあった。 プレイヤーを仮想世界の中で現実とをつなぐ唯一の架け橋、OPA機能である。 OPAはプレイヤーの意志が反映された姿になる。陽のOPAの姿は唄恵の姿をそのまま映したものであった。 OPAは基本的に人の姿をしていて仮想世界の中でプレイヤーのすぐそばにいつもいる で、OPAは原則仮想世界には不干渉(干渉できたら現実離れした行動が可能になってしまうからデータ収集の意味が無いので)で、 NPCからは見えなかったり、見えたとしても違和感の無い形で、というふうになる 唄恵の姿をしたOPAと一緒にいて嬉しい反面、陽の中では罪の意識がずっと増幅していった。 そんな中でも陽は持ち前の頭脳や能力を生かし、テストプレイから同様、他プレイヤーより圧倒的に早く29個の世界をクリアする。 しかしどうしても30個目の世界だけは何度リトライしてもクリアできなかった 何度目かのリトライ時にその世界、30個目の世界で陽は、NPCとして存在する陽と唄恵の姿を目撃する。 仮想世界は現実をモデルにして作られてはいるが(特に30個目の世界は)、実際に同じ人物が同じ様にいる、ということは基本的に無い、 つまりそれは陽のことを知っている誰かがプログラムを改変させて組み込んだものであることには違いない それは何を意図してかは分からないが、その事実を知っていた上で、陽はかつての姿をそのまま写したNPCの自分自身、オーバーパラレルのテストプレイに参加しようとする自分に殴りかかってしまう NPCである向こうからみればその行動は意味不明で、結局陽の行動は独りよがりだった そのあとすぐに、陽は唄恵の姿をしたOPA、ラウに自分の記憶を一時的に消してNPCに混ざりクリアの糸口を探る作戦を話す それは、作戦としての一方、陽自身は今の記憶を一度消してやり直したい、という思いがあった それがただの仮想世界だとしても しかし彼が記憶を封じた人生において、唄恵は存在しなかった、誰かが書き換えたプログラムを元に戻したのか、そして本来の人生とは違い、陽は交通事故にあって高校生の段階で死ぬ そして記憶を失ったままプレイヤーとして戻ってくる それが、この話の冒頭につながる。 今は一気にネタバレしちゃったけど、小説の展開としては 29の世界を再クリアしていく中で陽は少しずつ消した記憶を取り戻していき、30番目の世界を攻略中に全てを思い出す 陽は、仮に偽物でも、人ではなくAIでも、同じ姿をした唄恵のいる世界、オーバーパラレルにいたい、と思って クリアすれば解放されてしまう、そういう気持ちが心のどこかにあって30番目の世界がクリアできなかった、と悟る ラウ自身もそのことを知っていた、が、あえてそうしなかった、 普通に考えれば有り得ないことだが、AIであるはずのラウにも、陽の強い思念から自我が芽生えていた ラウの方も陽とは離れたくない、そういう思いがあってクリアできないようにさりげなく仕向けていた面があった しかし陽自身が記憶を取り戻し、ラウはAIである自分が陽をこの世界に引き止めてはいけない、と決心し、 30番目の世界のでクリアの手筈を整え、そして陽の決心が鈍らないように彼の前から姿を消す その思いを汲み、陽は自分自身も迷いを断ち切って30番目の世界をクリアし、オーバーパラレルから解放される 計6年間、オーバーパラレルの中にいた彼は、本人が拒否したものの半ば無理やり政府から支給された多額の報酬を得、孤独の生活を送る 迷いは断ち切ったものの、それこそ本当に生きる意味が無くなってしまった陽は、ただ意味もなく、大量の金額をオーバーパラレル内で培った経験でさらに増やす、そんな生活をしていた 二部もある程度考えているけど、とりあえず一部まで。一部のプロローグのシーンは、まぁ二部に通じてるから意味不になると思うけどw 主人公陽の心情を掘り下げて描いていければ……いいな……近いうちに実際に書いたのをうpします。今はプロローグ書き終わって、一話目書き途中。
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