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そもそも、ていうのは何か自分を肯定してしまうと、自分のやることを肯定してしまうと、人に対してしてしまった悪いことを知らず知らずに見逃してしまうというか、自分の行動の負の面に鈍くなってしまう気がするんだよね。 もちろん悪いことは悪い、と目に見えて分かることならまだいいんだけど、気付けなかったらどうしようもないでしょ? そんな気付けないことまで気にする必要は無いんじゃないか、と思うかもしれないけどそうやって少しでも妥協してしまうとそれが大きくなってしまいそうで怖いというか。 だから自分の行動も肯定することで結果少なからず悪影響があるなら自分のことに関してだけは否定的でないといけない、と思う。 まぁ変なところで完璧主義というか、意固地に近いところもあるんだけど、自己嫌悪で嫌な思いをするのは自分だけ、だから、人に迷惑をかけるわけじゃないんだからいいじゃないか、と思うからやめない。 それに、もっと単純な話で言えば、 道理はともあれ、あくまで自分に対しては肯定的ではない、まぁそれは表には出さないけどさ、自分に対しては常に批判的、自己嫌悪があるというか。 自分を肯定してしまえば、色んなものがそれまでというか完結しちゃう、というかそもそも自己嫌悪があるから自己を肯定した自分というのが嫌なんだよね。 ネット上には何でも叩いちゃうアンチ星人がいるように、自分に対しては何でもかんでも批判的というか。 それでいいんだと思う。 気分は塞ぐけど。 そんな深く考える必要の無いことだとは思うんだけど、こういう考え方をしてる人は案外結構いるんじゃないかと思うよ。 自己嫌悪、偽善者、別に凄い大きな取り返しのつかない失敗をしたわけでなくても自分を悪者にしたがるというか。 まぁそういう独白をするキャラクターが、そういう面倒臭いキャラクターが案外色んなところにいるな、と思って。 ああ、一応言うけど別に表には出さないよ? そりゃあ、というかそれこそそもそもに反するよね。とんでもなく面倒臭い奴だろうから。
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