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プロフィール ● DMATをご存じでしょうか (独立行政法人国立病院機構災害医療センター院長 辺見弘) Disaster Medical Assistance Teamの略です。発災と同時に活動できる機 能性を備え、専門的なトレーニングを受け、安全のための装備を備えた自己 完結型をめざす災害派遣医療チームのことです。 阪神淡路大震災の教訓「避けられた災害死」を回避するために政府が企画 し、平成17年3月から厚生労働省は全国の救命救急センターを併設する災害 拠点病院等を対象に、派遣医療資器材の補助及びDMATに参加する医師、看護 師、調整員等の研修を国立病院機構災害医療センターと兵庫県災害医療セン ターで行い、現在では320チーム(約1600名)が整備されています。 今般の新潟県中越沖地震では、11名の死者と多くの負傷者が発生し、一時 は10000人を超える被災者が避難所生活を送りました。災害拠点病院には、 多くの負傷者が救急車などにより来院し、病院職員だけでは対応困難となり ました。 DMATは地震発生直後から30を超える全国のチームが厳しい道路状況を緊急 車両で走破し可能な限り早く災害拠点病院である刈羽郡総合病院に参集しま した。 今回の活動では、1)多数参集したDMATチームが被災地で効率よく機能す るための医療調整と統括、2)災害拠点病院での診療支援を行うとともに、 3)医療機能が低下した被災地内の病院では治療できないショックや血圧の 低下した腹腔内出血、重症骨盤骨折、頭部外傷、多発骨折、急性心筋梗塞な ど重症者20数名をヘリコプターなどで新潟市及び長岡市の救命救急センター へ治療しながら搬送できました。また、4)倒壊した建物から救出・救助す るレスキューチームと合同して医療を開始(がれきの下の医療)、5)90箇 所を超す避難所の被災者の健康管理など日赤の派遣医療チームをサポートし た巡回診療、を行いました。 とくに3)は願望であった「避けられた災害死の回避」を一部ですが実現 出来たものと思います。政府の目指す「人の命にやさしい国−美しい日本」 を担うべくDMATも今回の経験を活かしさらにレベルアップを目指していきた いと思います。 ※ DMATを紹介した「広域医療搬送とは」を政府インターネットでご覧 いただけます。 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg640.html
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