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『補足設定』 「オメガ・アーリー」 オメガがまだ普通の魔族だった頃の存在。 名前未設定。思いつくまではとりあえずこれで。 魔王軍の一般兵の一人。特に強い訳ではなく、どこにでもいるような雑兵。 研究所への献体は志願。報酬目当て。友人か恋人かなんかが病で不治の病だけど研究所なら治せるとかで、その治療を対価に自分の身を売った感じ。 当時は割といいヤツだったんだ、自己犠牲も辞さない熱血漢。そんな彼も今では立派なガチクズ兵器です。 「project Ω」 オメガ長期強化計画。プロジェクト主導の5人もその他研究者も大体が小学生男子みたいな精神構造のまま大人になったような連中。作るのは兵器じゃない、ロマンだ。 火力こそ正義!力こそパワー!あと速さもジャスティス!そんな大艦巨砲主義のマヂキチ計画。 最悪なことにそんな精神男子小学生達でも技術力は無駄にあったのか開発成功。悪ノリの結晶たるオメガくん誕生。完成後も長いこと「コントロール性?破壊力に関係ないだろ。そんなことより火力だ!速さだ!」といった具合で糞アプデを繰り返してきた。 ただ後になって流石にこのままじゃやべーわと頭小学生達も気付いたのかマスターに技術支援要請。オメガ本人の希望より星薙様を派遣してもらいバージョンアップの際にスターゲイザー実装。 「KODOQUE」 projectΩの前段プロジェクト。計画を主導する5人の科学者が一般兵や囚人から無作為に選んだ5人をそれぞれ兵器へと改造し、その“5機”を殺し合わせ最終的に生き残った1人に「オメガ」の名を与え、それを素体に長期に渡りアップデートを繰り返し究極の兵器を造り上げる「projectΩ」へと移行すること本計画はで完了した。 …まぁどこから見たって非道で外道なプロジェクト。 だがしかし頭小学生サイエンティストがやってるもんだからノリはもう完全に競技玩具の大会のそれ。言うならばどこかの異世界にあるという某ベイゴマとか某四駆とか。「行っけぇぇーっ!マグナムシューート!!」とか叫んじゃう系プロジェクト。 そんなもんだからクソ非道のクセにやたら爽やか、やたら和気藹々、無駄に楽しげ。ゴールデンタイムに放送出来そうなレベル。やってること蠱毒の儀なのにね。 余談だがこの大会…もとい蠱毒儀のルールはあくまで一般人の範疇の素体を使うこと…最初から強い人使っても楽しくないもんね。勝者となった“機体”の製作を手掛けた科学者が「projectΩ」のリーダーとなること。
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